うまくいく人といかない人は“イメージの仕方”が違う

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うまくいく人といかない人は“イメージの仕方”が違う
 うまくいく人とうまくいかない人というのはそれぞれいる。例えば、事業に成功する人と失敗する人。試験に受かる人と受からない人。なぜ、両者の結果が大きく分かれるのだろうか。普通の人からしたら、成功者のことを「あの人は不屈の精神の持ち主だ」といった風に見えるのかもしれない。でも、本当にそうなのだろうか。

 『心の壁の壊し方』(永松茂久/著、きずな出版/刊)では、著者である永松氏の実体験をもとに綴った本とDVDで、「心の壁を壊す」のに必要な「影響を受けること」「言葉の環境を変えること」「仲間をつくること」の3つのルールを紹介する。

 成功者だからといって、すべてがうまくいくわけではない。成功者は、それだけ行動を起こしているのだ。行動したことが多い分、当然、普通の人より失敗の体験も多い。
では、なぜ、成功者はめげずにチャレンジし続けることができるのか。

 うまくいく人も、そうでない人も心の構造は一緒だ。それでも両者に差が出てしまうのは、どこに違いがあるのか。仕事を通してたくさんの成功者たちを見てきた永松氏は、それは「どちらの体験を頭の中で選んでリピートしてきたか」にあると言う。
 うまくいく人は、人から褒められて輝いた瞬間など、常に過去の成功体験を思い出すことによって、成功したときの感情をリピートする。一方、うまくいかない人は、つらかったことや恥ずかしかったことなど、常に過去の失敗体験の記憶を思い出して、失敗した時の感情をリピートするという。
 頭の中には時間という概念がないため、繰り返し思い出すことは、まるで現実に起きていることのように錯覚する。これを何度も何度も繰り返し、その感情が記憶として強化されていく。うまくいく人、いかない人の違いは、「どちらの経験を頭の中で拾って強化しているか」なのだ。

 うまくいく人とうまくいかない人。実力や努力の差といったこと意外にも要因はあるようだ。がんばっているのにうまくいかないという人は、常にいいイメージを思い起こすことが必要なのだろう。
(新刊JP編集部)



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