“交通ICカード”の替わりに!身につけられる“指輪型デバイス”「Sesame Ring」が開発中

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公共交通のICカードは、Suica、ICOCAなど、日本でも普及し、市民に身近な存在となっている。ただ、薄いカードであるため、電車に乗ろうとしたときにカードが見つからず慌てたり、乗り過ごしてしまったりした経験もあるかもしれない。アメリカのマサチューセッツでも、“Charlie Card”というICカードが存在しているが、カードが見当たらずに電車を乗り過ごした経験から、マサチューセッツ工科大学の学生たちが、“Charlie Card”に替わるツールの開発に取り組んでいるという。

3Dプリントの技術を使った「Sesame Ring」というもので、身につけられるコンパクトな“指輪型”になっているのが特徴。ウォータープルーフ仕様になっており、RFID(Radio Frequency IDentification「電波による個体識別」)の機能が搭載されている。この「Sesame Ring」には、金をチャージすることができ、改札を通過するときに、スキャナーに指輪を読み取らせて、料金の支払いを完了させるという仕組み。

学生のチームは、“Massachusetts Bay Transportation Authority”の承認を受け、「Sesame Ring」の開発を進めている。現在、資金調達プラットフォーム「Kickstarter」で、開発資金を募るキャンペーンを展開中だ。今のところ、指輪の色は、黒色、白色、赤色、青色、オレンジ色、黄色が用意されており、印字する文字の色は金、または銀を選べる。指輪のサイズを測り、追加オプションで、印字したい4文字を選んだり、好きなデザインで発注することもできるという。

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