子供は怒られるのが仕事

子供は怒られるのが仕事

今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

子供は怒られるのが仕事

教育というものを分かってない人が多い。というかネット時代になって分かってない人が教育を語ることが増えたと思う。冷蔵庫に入るコンビニ店員問題も、なにやら「そういうことがないようにきちんと教育しろ」みたいな意見が多い。

でもそれは間違ってるんだよね。「しちゃいけません」と最初からやらないように言うのは教育ではない。あえてやらせて怒るのが教育。よくいうよね、失敗させないとわからない、と。

これはあらゆることに言えること。最近はやたら「危険だ」と子供の周りから、危ないものを遠ざける傾向がある。遊具とかもね。でも子供は体験してみなければどうなるかはわからない。やって痛い思いをするから「わかる」わけで。

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だからいろいろなことを未然に防止するのはよくない。教育にならない。そういうことをするとどういう結果になるか?が理解できておらず、単に「してはいけません」と言われたから一時的にしないだけ。

コンビニの件だって、むかしなら近所のうるさいおばさんの目に止まって、店長か親にこっぴどく叱られる程度だと思う。万引きとかも昨今はやたら警察に連絡する風潮のようだが、これもむかしは1回や2回では警察沙汰にはならなかっただろう。

悪いことは「させて」みて、それで叱ることが必要。基本的に子供の思考というのは「どうなるかわからないから、やってみよう」というものだ。本能的にチャレンジ精神をもってる。だから馬鹿をやる(笑)。

大人はついつい「どうなるかわからないことはやるな」と考えてしまう。そういう無難な思考は年をとってからやればいいのであって、子供の精神を老化させてはいけない。子供の馬鹿な行為に社会は耐えなければならない。それが子供を育てるということ。

執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2013年08月10日時点のものです。

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