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「富士登山は富士吉田口から」 おもてな市の富士吉田市が動画でアピール

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世界文化遺産に登録された富士山は、この夏一番の注目スポット。『富士山:登山者35%増、7.9万人』(毎日.jp、http://mainichi.jp/feature/news/20130801dde041040076000c.html)と報じられているように、登山者数も増えているようです。山梨側の登山道を持つ富士吉田市は富士山世界遺産登録記念ムービーを公開し、「富士登山は富士吉田口から」と呼びかけています。なぜ富士吉田口から登るのがいいのか? その理由をひもといてみましょう。

富士山信仰と富士講

噴火を繰り返し、古くから「神が宿る山」としておそれられてきた富士山。平安時代後期には日本古来の山岳信仰と密教などが習合して富士山が“修験道”の場に。修行僧や修験者が修行のひとつとして富士山に登るようになりました。鎌倉時代になると長谷川角行が富士山信仰を教義としてまとめ、これが江戸時代には宗教行事の“富士講”として庶民に流行します。

富士登山の拠点だった吉田口

修験者だけでなく、一般の庶民にも広がった富士山の信仰登山。江戸をはじめとする関東から訪れた人々の富士登山の拠点となった吉田には、宿舎を提供したり教義の指導や祈祷など富士山信仰の全般にわたって登山者の世話をする“御師(おし)”と呼ばれる人たちが軒を連ねるようになります。

最盛期には86件あった御師ですが、現在でも活動しているのはわずか2件。今でも古の教えを継承し、祭典ではお焚(た)き上げや塩加持などの神事、夏の登拝行事に参加しています。

現在の吉田口

現在の吉田と富士山信仰とかかわりは、富士山の世界遺産登録を記念して公開された動画でもその一端をうかがうことができます。

富士山世界遺産登録記念ムービー 富士吉田おもてな市プロジェクト【公式】(YouTube)
http://youtu.be/59QxsAM_LXA

富士講の登山者に宿や食事を提供してきた「おもてなし」の文化が根付く富士吉田。現在は富士山の世界遺産登録を記念して、参加店舗からおもてなしサービスを受けられる記念リストバンドや『富士山世界遺産記念サイダー』をプレゼントする『おもてなしキャンペーン』を9月30日まで実施しています。

富士山世界遺産登録記念『おもてなしキャンペーン』
http://www.fujiyoshida.net/forms/info/info.aspx?info_id=30651

8月中旬までは吉田口の7合目と8合目に救護所を設け、体調を崩しても回復を待つことができるとのこと。5合目までは比較的空いているそうなので、初めての富士登山に挑戦する人は富士吉田口からのルートを検討してみてもよいかもしれません。

画像:『YouTube』より引用

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