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ネットで発表された自主制作アニメ『nothing』が「癒される」と評判

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ニコニコ動画とyoutubeで発表された『nothing』と題する自主制作アニメが評判になっている。4分14秒というたいへん短い作品なので、まずは何も言わずに見ていただきたいのだが、既に視聴したユーザーからは概ね好評のようだ。ニコニコ動画からのコメントを一部抜粋してみよう。

きれい!
すごい!
オリジナルアニメだと?
かわええ
レベル高ぇ
癒し~
癒されるわー
ずっと見ていたくなるな
謎の感動
心がぽかぽかした

内容の説明は簡単である。アンリという少女が、父親の故郷である長崎県の壱岐島にやってくる。彼女は慣れない土地での生活に不安を隠せない。そんなアンリが現地の少年と打ち解け、やがて自然な笑顔を取り戻すまでの様子を描く。

たった4分間のアニメなので詳しい設定は語られないが、情緒的なBGMに乗せて映し出される緻密な風景や、キャラクターの感情表現の巧みさに引き込まれてしまう。これが自主制作アニメであるということを忘れてしまうほどのクオリティだ。台詞や説明は必要最小限。画と音楽で語りかける。そんなタイプのアニメである。「詳しい事はよくからないけど、とにかく癒される」という感想をもつことが出来れば満点だろう。

nothing02アンリと少年の交流を描く一方で、壱岐島の魅力をふんだんに盛り込んだ内容にもなっている。少ない台詞のほとんどは現地の言葉が使われ雰囲気を盛り上げている。原の辻遺跡や猿岩といった観光スポットの他にも、夏の風物詩である勝本花火大会や、壱岐ビーチフェスティバルなどのイベントの様子もアニメに描かれており、たった4分間の中によくこれだけ無理なく詰め込んだと感心してしまう。

繰り返して見ているうちに、それまであまり馴染みのなかった壱岐島への興味がそそられてしまった。聖地巡りというには気が早すぎるが、ちょっとした観光誘致アニメとしても十分に使えそうである。

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自主制作アニメで高い評価を得て、世に出た才能というと『ほしのこえ』『秒速5センチメートル』などの新海誠監督を思い出す。新海誠の監督としてのキャリアも、5分ほどの自主制作アニメ作品から始まっている。この作品も後にエポックとして刻まれる存在になるのだろうか。

『nothing』を制作したのは『スタジオLiNK』というネット集団だ。アニメ、ゲーム、マンガ、音楽など、様々な得意分野をもつ30人以上のメンバーからなる組織であるが、公式サイトの説明によると「オンラインで集まりオンラインで繋がっている仲間」ということだ。現在までにアニメーションやマンガなど、数々の作品を発表している。興味がある方は公式サイトを見てもらいたい。

 

 

【自主制作アニメ】nothing(ニコニコ動画。画像も引用させていただきました。)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21392068
スタジオLiNK公式サイト
http://studio-link.com/

※この記事はガジェ通ウェブライターの「戸田健太郎」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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