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リアル!『空飛ぶ広報室』を取材 in三沢基地

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三沢基地 広報班へインタビュー

航空幕僚監部の広報室が舞台になった、TBS系『日曜劇場 空飛ぶ広報室』最終回は、15.3%(ビデオリサーチ)で有終の美を飾ったそうです。

ドラマで綾野剛さんが演じる広報班“空井大祐”、リアルで活躍する広報班は、一体どんな方が任務されているのでしょうか?

そこで、今回は航空自衛隊の三沢基地の広報班を取材してきました。

今回取材に協力してくれたのは、航空自衛隊 第3空団司令部 監理部渉外室。

広報班2等空曹 “湯地 康幸さん”に色々とお話を伺ってみました。

湯地さんは、三沢基地に就任して約1年。その前は、北海道にある八雲分屯基地で、平成7年から平成24年までの17年間勤務されていたそうです。八雲分屯基地でも約8年間、広報のお仕事をされていたそうです。

 

-Q 航空自衛隊になるキッカケは?

はい、「災害派遣等で活躍する自衛隊員の姿を見て、自分も人のために・・・」と言う、ご期待に添えるお話をしたかったのですが、私が入隊した平成6年は阪神・淡路大震災が起きる10ヶ月前で、当時は大規模震災等で活躍する自衛隊の活動もあまり目にした事がなく、全く自衛隊の事を知りませんでした。

その頃の私の進路希望は旅行会社のツアーコンダクターでした。その道の学校を受験しましたが失敗してしまいました。そして、父親が警察官だった影響もあり“正義感”のある職業に就きたい、そう思って自衛隊を受験して入隊しました。

 

(三沢基地内の広報誌も担当している、湯地さん。)

 

 

 

 

 

 

 

 

-Q 広報の仕事に就いての色々なエピソードを教えてください。

広報班には、様々な職種の隊員がいます。基本的な仕事は、航空自衛隊の任務や職務について、世間の方々に分かりやすく伝えて理解を得る事が任務だからです。航空自衛隊全体の事を良く知っていなければいけません。

広報の仕事は、操縦士や整備士の仕事の様に“マニュアル”がありません。その時々に話題や感心の変化によって、それぞれのニーズに合わせて対応するからです。臨機応変さが必要ですし、毎日が勉強する事が多くて苦労しますね。

 

私は、広報関係の仕事に就いて約8年になりますが、広報の仕事は学生の頃なりたかった“ツアーコンダクター”の仕事と重なる部分も多いと最近感じています。

例えば、基地見学の業務を行う時、旅行会社がツアーの企画を作る様に、見学日程の計画を作成、見学先部隊への調整、そして見学者の案内・・・今では、なりたかった職業に近い仕事する毎日が、難しい仕事である一方、やりがいがある仕事だと感じています。

 

三沢基地での『空飛ぶ広報室』の主な業務。

-三沢基地内での主な業務は何をされていますか?

はい、第3航空団司令部監理渉外室広報班で業務を行っています。業務内容は、三沢基地に対する理解と感心を深める為、様々な活動を行っています。具体的には、メディアへの対応やHPの運営、テレビの撮影協力、出版物の企画協力、航空祭、航空機の体験搭乗、基地見学など各種イベントの広報活動などが主な業務です。ドラマ『空飛ぶ広報室』の航空幕僚監部広報室から依頼で来る取材撮影等の業務も行っています。

 

 

(小学校の社会見学で“階級章”の説明をする、湯地さん。小学生は、制服に付いている勲章に興味深々・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(広報班の皆さん。小学生の社会見学終了後、敬礼をして見送っています。)

 

 

 

 

 

(三沢基地の食堂で提供されているカレーを忠実に再現されたレトルトカレー。こちらは、パッケージデザインとレシピを三沢基地が提供。販売は三沢観光協会。630円です♪)

 

 

 

 

 

三沢基地と他の基地との大きな違い。

(F-2Aのパイロットが、見学者に着陸の説明をしている様子)

 

航空自衛隊の基地は、全国に多数ありますが実は三沢基地は、ちょっと他とは違う特徴がある様です。湯地さんに、違いを伺ってみました。

-Q 三沢基地と他の基地の大きな違いを教えてください。

三沢基地は、航空自衛隊の中でも唯一、米軍と互いに航空機を運用し、基地を共同で使用しています。また、基地内には米軍の兵士だけが居るわけではなくて、その家族も沢山住んでいます。その為、住宅や学校や病院、ショッピングモール、ファストフード、娯楽施設等があり、街一つがそのまま基地内にあります。尚、基地は米軍が建設しただけにあって、全国の航空自衛隊の基地(横田基地を除く)では見られない、アメリカンな風景が見られます。

 

自衛官だって、普通の人間なんです。

“自衛官”と言うと、どんなイメージがありますか?毎日、厳しい訓練を受けて、走るイメージ? 著者は、そんなイメージがありました。そこで、湯地さんに“航空自衛官だけの話”を伺ってみました。

 

- 何だか、キツイ訓練ばかりしてるイメージなんですけど・・・?

実際そんな事は、毎日続いてる事はないです(笑) 確かに、学校を卒業したばかりの学生さんにとっては、見るものや生活環境すべてが別世界であり、親元を離れて暮らす毎日は不安だと思います。しかし、それは一般の新社会人も同じ事ですよね。自衛官だけが特別な何かをしてる訳ではありません。 自衛官も新社会人と一緒で、普通に苦難を乗り越えて成長して行きますよ。

私が結婚する時、奥さんには何かあった時は、家族より仕事が優先であることを理解してもらいました。その辺は『空飛ぶ広報室』の一場面でもあったと思いますが、そういう所が少し違う事だと感じます。

 

リアルな『空飛ぶ広報室』の広報班、担当の湯地さん。ドラマの“空井大祐”の様にとてもアツく、航空自衛隊の事を分かりやすくお話していただきました。

 

また、今年の9月15日(日)に『三沢基地航空祭』が開催されます。ドラマに登場した“ブルーインパルス”が2年ぶりにやってきます!詳しくは三沢基地HPへ!

 

取材後、すっかり航空自衛隊マニアになってしまい、F-2Aの模型を買ったRenkaでした・・・

(文/撮影:Renka)

 

※この記事はガジェ通ウェブライターの「Renka」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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