「ギャル語流行語」なみに意味不明な言葉“キモサベ”ってなんだ?
「アベノミクス」「今でしょ」「じぇじぇじぇ!」今年は早くも流行語大賞の協力な候補が揃いぶみ。どれも聞かない日は無いというほど、私の身の回りにあふれている言葉です。一方で、毎年「意味が全然分からない!」と話題になるのが「ギャル語流行語大賞」。
例えば、2012年の「ギャル語流行語大賞」では1位が“○○たん”、2位が“テンアゲ”、3位“ばくわら”というラインナップ。今年は“激おこぷんぷん丸”“ガチしょんぼり沈殿丸”などが有力候補と言われています。
自分が聞き覚えのある、意味の分かる言葉より、まったく意味が分からない言葉に惹かれてしまうのが人間の性……。そんな知識好奇心の高いあなたには、最近にわかに話題となっている言葉「キモサベ」をご紹介します。
Twitterで「キモサベ」と検索してみると……?
キモサベと聞くと、日本人の私たちは“キモい○○”と連想してしまいがちですが、意味は全く異なる「信頼できる友人」というもの。
由来は、南西部のテワ族の先住民ヤヴァパイ族の言葉で「kema」と「sabe」からきているという説や、海外のラテン音楽によく登場する「ke -mo sahmo sah mo sah mo sah-bee」というフレーズからきている説など諸説ありますが、どれが正しい物かは分かっていないのだとか。
そもそも、キモサベという言葉は。米国で1949年から1957年までの8年間に渡って放映された全211話のテレビドラマ『ローン・レンジャー』の中で先住民の「トント」が使用し、ブームとなった言葉。8月2日から公開となる映画『ローン・レンジャー』では、50年以上の時を越えて“キモサベ”の世界が蘇ります!
本作でトントを演じるジョニー・デップをはじめ、キャスト・スタッフ陣が登場したワールド・プレミア(6月22日アメリカ)では、主演のアーミー・ハマーが「日本のキモサベたち!また日本にいけることを楽しみにしているよ!」とコメントしており、映画公開が近づくと共に“キモサベ”が盛り上がる日も近そうです。
『ローン・レンジャー』ストーリー
少年時代の忌まわしい事件のせいで、復讐に燃える悪霊ハンターのトント。彼は自らの悲願のために、聖なる力によって瀕死の男ジョンを甦らせる。ジョンは法に基づく正義の執行を求め、復讐のために手段を選ばないトントと対立。だが、愛する者を奪われた時、彼は不思議な力を持つ白馬シルバーを従え、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として、トントと共に巨悪に立ち向かう。最後に世界を救うのは正義か?復讐か?
『ローン・レンジャー』は8月2日(金)より全国にて公開。
http://www.disney.co.jp/loneranger/
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