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“コミュ障”こそ実践してほしい 好感度が上がる会話術

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 口下手な人にとって、人の会話はまさに恐怖そのもの! 無理をしてしゃべってみても、場が白け、「自分はコミュ障(コミュニケーション障害)だから…」というお決まりの文句の根拠を、さらに揺るぎないものにするだけです。
 しかし、いくらコミュ障だからといって、コミュニケーションを避けていても、人との距離は遠くなるばかり。特に企業で働くという場面においては、残念ながら一人で完結できる業務はほとんどありません。人間関係が大きく成果に影響するため、一般的には、コミュニケーション力なしに成功することは難しいでしょう。では、そんな人はどうすればいいのでしょうか。

 『“内向型”のための雑談術』(大和出版/刊)は、「無口な営業スタイル」を貫き、リクルートで営業達成率全国トップになったこともある渡瀬謙さんによる雑談術が書かれています。ここでは、コミュニケーション力がない人でも、人から好かれるようになる会話術を紹介します。

■分からない話題を出されたら「分からない」とはっきり言おう
 話の流れで、全く興味がなく、なおかつ知識もない話を持ち出されたとします。そのとき、相手が気持ちよく話をしているのに水を差さないよう、知ったかぶりをしてしまったことはないでしょうか。
 渡瀬さんから言えば、これはタブー。全く知らない話を出されたときは「すいません、実は○○についてあまり知らないのですが、教えていただけますか?」とはっきり言いましょう。自分の知っていることについて話すのだから、嫌な気持ちはしないはず。さらに教えるとなると、ひときわテンションが上がります。こちらとしても、ほとんど相手が話してくれるので精神的にもラクになります。素直に「知らないので教えて欲しい」と伝えることで、相手の心の距離がグッと縮まるのです。

■久しぶりに会った人は、以前の会話の内容で心をつかもう
 久々に会う人と話すときは、まず何から切り出せばいいのか迷いませんか。そんなときは、以前話したときの話題を振ってみましょう。例えば、相手が犬を飼っていることを知っていたら「そういえば、お宅のワンちゃんは元気にしていますか?」などと問いかけてみるのです。
 すると、「ああ、元気だよ」と答えてくれますし、自分との会話内容を覚えていてくれたということで、好感度も上がります。以前話をしたときの内容をほとんど忘れていたとしても、一つでも覚えているものがあれば、強烈なインパクトを残すことができます。そして、一瞬で相手の気持ちをつかむことができるはずです。

■相手のペースに合わせるように話を聞こう
 一般的に人というのは自分のことをしゃべるのが好きです。だから、雑談をするときは相手にどれだけ話をさせるかに意識を傾けましょう。逆に、相手の話に乗っかって自分の知っているうんちくなどを話すのはNG。お互い五分五分で会話しようとすると「話の横取り」になってしまい、話の腰を折る結果になります。
 そうならないように、「へえ〜それで?」などとあいづちを打ちながら、相手のペースでしゃべらせましょう。また、「この人は何も話さないのかな」と思われないように、大きくうなずいたり、のけぞって驚くなど、リアクションを豊かにしてください。渡瀬さんはこれを実践した結果、口数が少ないにも関わらず「よくしゃべるよね」と言われたそうです。

 会話、特に雑談は相手との心の距離を縮めるもの。だから、最初に相手に歩み寄ってもらい、心のドアを開けて、ある程度打ち解けてから、自分の情報を出すのです。そこに「笑い」や「会話量」、「豊富な話題」は必要ありません。
 渡瀬さん自身も雑談が大の苦手でしたが、口下手なりにメソッドを蓄積し、全国トップの営業成績を残すことができました。本書はそんな渡瀬さんの具体的な方法が書かれているので、実践的な一冊です。
(新刊JP編集部)



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