ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

ショップでデッキを無料配布!? 9月発売のホビージャパン初の完全オリジナルTCG『ラストクロニクル』発表会

DATE: BY:
  • ガジェット通信を≫


5月16日、京王プラザホテルにて、株式会社ホビージャパンが初となるオリジナルトレーディングカードゲーム『ラストクロニクル』の発表会が行われた。ホビージャパンといえば、世界初のトレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』を1995年に日本でいち早く発売し、『ゲームぎゃざ』や『デュエリストジャパン』と言った専門誌を発売するなど日本のトレーディングカードゲーム黎明期を支えた企業。現在ではカードゲーム専門誌『カードゲーマー』を発刊するなど、日本のトレーディングカードゲームを語る上で欠かせない存在である。長年カードゲームを翻訳、販売、開発してきたホビージャパンが送る完全オリジナルトレーディングカードゲームが『ラストクロニクル』だ。


発表会ではまずはじめに、ホビージャパン代表取締役社長松下大介氏より『ラストクロニクル』について3点のPRが行われた。1点目はゲーム性やゲームの質。20年近くTCGを扱ってきて、トレーディングカードを遊び尽くしている社員や、ビジネスで携わっていた社員が勢力を結集して作ったのがこのカードゲーム。先行するあらゆるTCGの長所・短所を研究して、設計したゲームシステムには自信がある。2点目は、長年カードゲーム携わってきた経験を活かした小売店や流通に対するフォローやバックアップ、また、ユーザーに対してはイベントの提供など、飽きずに長く遊べるプロモーションの蓄積だ。3点目は、出版やネットも展開しており、また、キャラクタービジネスも手がけている企業であることから、それらのあらゆるリソースを動員してメディアミックス展開も出来るという、以上の3点が語られた。

美麗でハイクオリティなイラストにコレクター魂燃える


続いて、開発課課長の一戸健史氏より、『ラストクロニクル』は高校生以上をターゲット層としており、ターゲット層が求めているものを3点挙げていた。1点目は高いゲーム性とスパイスとしての運要素。2点目は萌えだけではない高品質なイラスト。3点目は敷居の低い遊ぶきっかけと継続方法。これらの要求をクリアするため『ラストクロニクル』では3点に対してそれぞれ、「実績のメンバーによるブレない自社開発およびプロモーション、シールド戦やブースタードラフト戦といった遊び方」、「雑誌社としてのノウハウを最大限に生かしたイラストのクオリティコントロール」、「実物のカードでスターターデッキを配布」という3点が発表がされた。

確かなゲーム性と複雑すぎず刺激的なゲームシステム


トレーディングカードゲームでは、各プレイヤーがお互いにデッキと呼ばれる自分で用意したカードの束を持ち寄って対戦する。『ラストクロニクル』では、その場で開封したパックを使用してデッキを制作するシールド戦や、開封したパックをプレイヤー間で回しながら1枚ずつ選択していくことで好みのデッキを作るというドラフト戦など、いわゆるリミテッド形式でも遊ぶことが可能だという。また、プレイするために必要なデッキをショップで無料配布するという大胆な手法をとるという戦略は注目に値する。また、イラストについても「カードゲームでイラストが綺麗なのは当たり前」とし、本格的かつ萌えだけにとどまらない魅力にあふれたイラストを提供。イラストレーターのファンや、綺麗なイラストのコレクターにとっても目が離せないのTCGとなりそうだ。カードの発売と同時期にオンライン版ゲームもリリースし、リアルプレイヤーの少ない地域のカバーや24時間いつでも対戦相手を求めるプレイヤーへの訴求も欠かさない。


気になるゲームシステムは、黎明期から活躍していたMTGプレイヤー“フジケン”こと開発課の藤田憲一氏より紹介された。カードの種類は大きく分けて“ユニット”“ヒストリー”“スペル”の3種類がある。簡単に説明すると、ユニットは戦場に配置されて戦闘を行うカード、ヒストリーは戦場に配置されて様々な効果をもたらすカード、スペルは1回だけ使いきりで効果を発動するカードといった感じだ。それぞれのカードが同時に『マジック:ザ・ギャザリング』で言うところの土地の役割を果たし、それをワイプする(横にする)ことで生み出したソウルを使用してカードをプレイする。細かいルールについての説明は省くが、各ターンに山札から1枚めくって手札とは違う場所にカードをストックしておく“CAチェック”というシステムがこのゲームの最大の特徴である。カードの右上にある丸い印がクロノアチーブメント(CA)というポイントをチェックし、このCAポイントが7以上になると時代を一つ発展させることができる。この時代発展をすることで攻撃や防御が可能になるユニットや、新たな能力を発動できるスペルなどが多数存在する。

『ラストクロニクル』ストーリー

「ラスト クロニクル」の舞台となるのは、現実世界の上位にある魂の宇宙「ヴァルハラ」。かつて、このヴァルハラには、「万物の始祖、始まりと終わりのザイン」が作り上げた創世の書「クロノグリフ」が存在していました。そこには過去から未来にいたるまで、この世界のあらゆる事柄が書き記されていたのです。ですが、この書にはただひとつ、欠けているものがありました。それは最終章の最後のページをはじめ、世界の歴史内のいくつかのページが空白となっていたことです。

そのことはクロノグリフの力を不安定にさせました。そしてどういう気まぐれかザインがこの宇宙を去ったとき、世界の時の流れを分裂させ、その力を受け継ぐもの……「ザインの使徒」が、複数現れることになってしまいました。プレイヤーは「ザインの使徒」たる亜神たちの一人として、これも時の分岐によって現れた平行世界の一つ「アトランティカ」に降り立ちます。

そこに勃興している勢力は、グランドール、ガイラント、ゼフィロン、バストリア、イースラの5つ。彼らはみな、クロノグリフの中でも空白の部分が多く、結末も記されていない「アトランティカの章」に存在を記されているものたちで、己の存亡を賭け、互いに覇を競っています。

プレイヤーは彼らの力を結集し、ザインの作ったクロノグリフの力をめぐる争いに勝利しなければなりません。そして、己とその眷属が紡ぐ歴史を、「アトランティカの章」の空白のページに書き記すのです。

『ラストクロニクル』リリース情報


ラストクロニクル第1弾ブースター
2013年9月14日(土)
1パック   9枚入り(税込294円)
1ボックス  15パック入り(税込4410円)
カード種類  160枚
レアリティ  コモン、アンコモン、レア、スーパーレア
(すべてのカードにフォイル版あり)

ラストクロニクル公式サイト
http://www.last-chronicle.jp/

カテゴリー : ガジェ通 タグ :
srbnの記事一覧をみる ▶

記者:

ネットで流行っているものを追いかけていたら、いつの間にかアニメ好きになっていました。 http://com.nicovideo.jp/community/co621

TwitterID: srbn

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP