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オリンピック招致に関するIOCの注意喚起について猪瀬東京都知事がFacebookで声明を発表

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猪瀬直樹東京都知事が2020年のオリンピック招致をPRするために訪問したニューヨークで現地取材に対し、競合都市のイスタンブールに対して激しい“攻撃”を行ったと26日付の『ニューヨーク・タイムズ』で報じられた問題。国際オリンピック委員会(IOC)が立候補した各都市に競合都市に対するネガティブ・キャンペーンや優劣の比較を行うことを禁じた、招致規則第14条の順守を求める注意喚起を行ったことを受け、日本国内の新聞・テレビ各社は29日の夕方から深夜にかけて一斉に報道を開始しました。

こうした情勢を受け、『ニューヨーク・タイムズ』での初報からコメントを控えていた猪瀬知事は29日の夜に『Facebook』で以下の声明を発表しました。

私は、IOCの行動規範第14条を充分理解しており、これまでも遵守してきている。今後も尊重し遵守していく。
記事の焦点が、あたかも東京が他都市を批判したとされていますが、私の真意が正しく伝わっていない。
私は、トルコに行ったこともあり、イスタンブールは個人的にも好きな都市である。私には、他の立候補都市を批判する意図はまったく無く、このようなインタビューの文脈と異なる記事が出たことは非常に残念だ。
私の招致にかける熱い思いは変わらないし、今後もIOCルールの遵守、他都市の招致活動への敬意をもって、招致活動に取り組んでいく。

(出典:https://www.facebook.com/inosenaoki/posts/462653090476000 [リンク]

3月13日に開催された東京都議会の予算委員会で猪瀬知事は以下のように答弁しており、問題のインタビューが行われたとされる4月16日以前から招致規則第14条について認識していたのは間違いありません。

トルコは、イスタンブールは、三十年前にボスポラス海峡に橋をかけたのは日本の会社なんですね。イスタンブールの海底、地下をヨーロッパ側とアジア側を結んでいるトンネルを今やっているのは日本の会社なんですね。それはそれなんです。
今、いいたいこといっぱいあるけれども、イスタンブールとマドリードの悪口はいっちゃいけないんです。ネガティブキャンペーンはしちゃいけないことになっている。だから、東京のいいところをきちんといわなきゃいけない。

(出典:http://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/yotoku/2013/3-10.html [リンク]

そうだとすれば、どうしてニューヨークでこのような“舌禍”と受け取られかねない発言に及んでしまったのかと言う問題が依然として残りますが、『ニューヨーク・タイムズ』側は30日付の朝日新聞記事や読者からの個別の問い合わせにおいて録音が存在し「記事の内容には絶対の自信を持っている」としており、双方の認識はなお大きく隔たっています。

参考:〔報道検証〕五輪誘致:NYタイムズ紙が報じた猪瀬都知事のイスラム誹謗発言は事実なのか [リンク](Togetterまとめ)

お詫び:
29日の記事について、訳の誤りに関する指摘を複数いただきました。読者の皆様と関係各位にご迷惑をおかけしたことをお詫びします。

※この記事はガジェ通ウェブライターの「84oca」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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