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東急東横線・東京メトロ副都心線直通運転で渋谷駅ラッシュはどんな感じ? 実地調査レポート

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2013年3月16日、東急東横線と東京メトロ副都心線の相互乗り入れが開始になり、それまで地上2階だった東横線ホームが地下5階へと移動。人の流れが激変することになりました。従来と比較してJR山手線・埼京線の改札口への乗り換えの距離が長くなり、通路が狭い場所もあることから、ラッシュ時の混乱が懸念されていました。

実際どのような状況なのか、はじめて朝の通勤通学時間帯を迎えた2013年3月18日に東横線から渋谷駅に向かい、乗り換えにかかる時間や人の流れを調査してみました。


東横線はもともと8両編成だったのですが、乗り入れ開始に伴い特急・急行電車に10両編成に増強されました。混雑の体感値としてはそれほど変わらず。普通との接続がある自由が丘駅では乗り換えができないこともあるので、時間に余裕があるならば普通を使う方が体力的にはラクです。


渋谷に到着。乗客の8~9割は降車してしまいました。


東横線・副都心線のホームから地下4階のコンコースには5か所の階段・エスカレーターと中央付近にあるエレベーターで結ばれています。そのいずれもがそれほど広くなく、電車が到着するたびに列ができてしまうことに。降りる車両にもよりますが、コンコースに上がるまで約2~3分かかることを計算に入れておく必要がありそうです。


東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線のホームとは改札を通らずに繋がっています。途中には人員整理のための駅員・スタッフが多数配置されていました。


田園都市線・半蔵門線へのホーム前の階段は7時から9時までが上り専用になっていますが、ここも狭いので人の流れが止まり、やはり2分程度の時間のロスになります。


約5分30秒ほどで、田園都市線・半蔵門線ホームにたどり着きました。ただでさえ混雑が激しい田園都市線・半蔵門線に、表参道で銀座線に乗り換える客までがプラスされることになり、カオス度が増した印象です。


一方、ヒカリエ側改札口からJR線の改札に向かう方面は、通路が広いためもあってかそれほど混んでいません。


エスカレーター正面のヒカリエ側改札口は、朝ラッシュ時は出口専用に。そこから向かって右側に行く通路がJRへの最短経路になります。


ただし、ここがまた狭い! 7時30分から8時30分頃までは、人の流れがゆっくりになることもあります。焦らず進みましょう。


閉鎖された東横線旧改札口を横目に進みます。


JR南改札までは、約6分20秒かかりました。山手線へ乗り換えは10分ほどの時間を見ておくのが無難。埼京線・湘南新宿ラインのホームだと更に8~10分程度プラスというところでしょうか。


ラッシュの模様は関心が高いこともあって、テレビ局のカメラがホーム新宿三丁目側先端に何台もスタンバイ。コンコースや出入口付近でもレポーターが利用者の声を聞き出そうとする光景を多く見かけました。


人の流れが完全に変わったことで、それまで東横線からの乗り換え客があふれていた銀座線の入口は閑散とした様子に。ゆとりがあるならば、表参道で乗り換えるよりは、始発で座って行くという選択肢がおススメです。

全体として、特にJRへの乗り換えは遠くなった印象が強く、実際にこれまで2~3分程度だったものが倍以上かかる結果になりました。物理的に歩く距離の縮まった田園都市線・半蔵門線との乗り換えも、通路が狭いために時間短縮とは行かない模様。井の頭線との接続も長い距離を歩くだけでなく階層が重なっているので、不便さが増しています。

かなり複雑なルートになったこともあり、慣れるまでに少し時間がかかりそう。混雑に閉口して、通勤通学のルートを見直す人も多くなるかもしれません。

とはいえ、心配された混乱は最低限に留まり、多くの利用客は整然と列に並んで乗降していました。このあたり海外からは驚嘆の目で見られることになるのではないでしょうか。

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記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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