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横山緑の珍味料理発見列伝! こんなラーメンが食べられるのは日本でここだけ

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京成本線お花茶屋駅から徒歩5分ほど歩いた所に、昭和の匂いを感じさせる喫茶店がある。日本でここだけにしかないラーメンが食べられるということなので、早速珍味マニアで知られる私は現地に向かった。

店の名前は「喫茶 亜呂摩」。喫茶店なのになぜラーメンなんだろうという疑問が浮かんだが、マスターの菅野さんは暖かく私を迎え入れてくれた。マスターの菅野庄晃さんは1月20日に70歳の誕生日を迎えたばかりで笑顔が素敵な方である。

喫茶 亜呂摩の看板

マスターの菅野さん(70)基本ずっと一人で営業

創業は東京オリンピックが開催された昭和39年。せっかくだから何か新しいことしたいと、今からちょうど10年前のラーメンブームで一大決心してオリジナルのラーメンに挑戦することにしたそうだ。最初は茶つば入りの麺で挑戦したがどうもピンとせず挫折。

何度かの試行錯誤を重ねようやくできあがったのがこのコーヒー麺なのだそうだ。

マスターの菅野さんは一冊のノートを見せてくれた。中身を見せてもらうとお客さんの「美味しかった」という感想や愛情がいっぱい書き残されていた。遠くは地方や海外からわざわざこの店を訪ね、このコーヒーラーメンを注文していくのだという。

お店には数名の常連のお客さんがいてマスターと和気あいあいと喋っている。なにか落ち着くけど独特の雰囲気をたっぷり備えている良い感じのお店だ。ちなみにこの日は夜の7時から貸切で店に備え付けてあるカラオケで大会を行うとのこと。

さっそくお目当てのホットコーヒーラーメンを注文した。厨房に入って慣れた手つきで素早く麺を茹で上げる菅野さん。「おまちど~ですー」と出てきたのはできたてホカホカの特製コーヒー麺である。ラーメンの上にはバナナ、キウィなどフルーティーな食材とチーズ、サラミ、ハム、ゆで卵が具材として乗っている。チーズはスモークでマスターが自家製で作っているのだという。

キウィとバナナの自己主張強いのだがビタミンCも取れるというマスターのありがたい心意気である。見た目も鮮やかで珍味マニアの食指をそそるできばえだ。

まずは基本のスープから様子を見る。一口飲むとコーヒーミルクのような味がした。塩分は薄めで非常にさっぱりしていて健康マニアの私も「これなら食えますよ!」と思わずマスターに最大級の褒め言葉を投げかけた。うん、さっぱりしていてヘルシーなラーメンである。ズビズバと麺を口に頬張る私を見て、ご主人はニッコリとご満悦そうに頬を緩め「粉チーズをかけるともっと濃くなっておいしいよ」と粉チーズもサービスで出してくれるという優しさである。





見た目は、ラーメンの常識からは外れるが、その分ヘルシーで飽きない味で見事に完食してしまった。このコーヒーを麺に練りこんで作ったというラーメンの麺は太麺と細麺の二種類のタイプがあり、お店でも発売されているのでお土産にも最適である(300円)。

味はさっぱりしていてコーヒーの香りが少しする程度なので、女性やお年寄りも安心して食べられるようになっている。こんな黒い覆面を被った男でも心温かく迎え入れてくれたマスターの菅野さんの愛嬌と気配りがあるからこそ常連客も多いのだろう。アットホームな喫茶店であった。

※この記事は、ゴールドラッシュの「横山緑」が執筆しました。[リンク]

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記者:

暗黒放送Pの横山緑(フリージャーナリスト)は言論弾圧を許さず、マスコミどもが目を背けるニュースを記事にする日本執筆倶楽部2位のプロのライターだ。仕事よこせ!

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