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今明かされるメディアミックスの闇!ライトノベルがアニメになるまで

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今回は渡航さんのブログ『渡航日誌』からご寄稿いただきました。
※この記事は2012年12月24日に書かれたものです。
※すべての画像が表示されない場合は、http://getnews.jp/archives/281515をごらんください。

今明かされるメディアミックスの闇!ライトノベルがアニメになるまで

とこうばんわ、渡航です。

メリークリスマス!

渡航日誌も本年最後の更新となりました(決定事項)
なもので、これまでものっそい量の情報が出てたんですが、あらためてこちらのブログでも詳細をお伝えしようと思います。
というわけで、最近の俺ガイルの情報をさらっとまとめとこう。渡航だけに。
まぁ、ただまとめてもあれなのでなんかいい纏め方ないかなーと思いつつ、こんな感じでお知らせしたいと思います。

【今明かされるメディアミックスの闇!ライトノベルがアニメになるまで】

もう近頃はライトノベルのメディアミックスが増えに増えてさほど珍しい感じもなくなってきましたね。毎クールごとにアニメ化が発表され、「まーたこういうタイトル。こういうのもういいから」とか「まーたイラストだけで売れてしまったラノベがアニメになってしまったのか」とか「渡航?誰?」とか「作者のブログきもい」「タイトルで切ったわ」と言われるようになってまいりました。

ですが、結構知られていないのが、そのアニメ化に至るまでのお話。

今回はそのあたりのことを大事な部分や言ってはいけないことを省き、うまいことぼかしながら暴露してみたいと思います。もうだいたい言えないことばっか!

~ラノベがアニメになるまで~

■STEP 0

デビュー作が死ぬほど売れない

「あやかしがたり (ガガガ文庫 わ 3-1)」渡 航(著), 夏目 義徳(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4094511334/

「あやかしがたり 2 (ガガガ文庫) [文庫]」 渡 航(著), 夏目 義徳(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4094511695/

「あやかしがたり 3 (ガガガ文庫) [文庫]」 渡 航(著), 夏目 義徳(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4094511989/

「あやかしがたり 4 (ガガガ文庫) [文庫]」 渡 航(著), 夏目 義徳(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4094512381/

デビュー作が売れるわけねぇだろ!
これは別にアニメ化関係ないですね。
でも、中には売れてなくてもアニメになる作品だってあるんですよ。なんか政治的なあれで。おっとこれ以上言うとやべえ(※結構シャレにならないレベルでやばい)

■STEP 1

ライトノベルを書く。
これについては今までさんざん書いてきましたね。
基本的には編集者と間接的、婉曲的に「死ねっ!」って言い合いながら企画を立てて、企画会議を通ったらぼちぼち書いていきます。
書いている途中も三日に一回くらいのペースで、要約すると「ぶっ殺すぞてめぇ!」みたいなメールを送り合います。

編集(以下、編)「だからラブコメ向いてないってば! 大人しく時代劇書いてましょう? ね? ほら、わがままいわないで」
渡航(以下、渡)「ええいうるさい! 書くと言ったら書くんじゃ!」
みたいな心温まる微笑ましいやり取りも。
そうして、まずは第1巻が世に生まれ出ます。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫) [文庫]」 渡 航(著), ぽんかん(8)(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4094512624/

■STEP 2

順調に巻数を重ねる。重版がかかるなどする。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 (ガガガ文庫) [文庫]」 渡 航(著), ぽんかん(8)(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4094512861/

続刊が出たり、重版がかかったりします。
読者の皆様のご支持、ご声援のおかげで多くの方に読んでいただけるようになると、品薄になってくるので重版がかかります。
この時ばかりはいい感じのメールや電話が来ます。

編「渡航さんのおかげです!ありがとうございます!」
渡「何をおっしゃいます。担当編集さんのおかげです。何よりぽんかん⑧さんのイラストが非常に良かった思います」
編「ですねー」
渡「^^」

■STEP 3

急に作家が調子に乗り始める。

「あやかしがたり」がさっぱり売れなかった反動なのか、作者が調子に乗り始めます。

渡「星野ちゃんさー。アレ、アレやろーよ」
編「? アレってどれですか?」
渡「っかー、聞く? 聞いちゃう? それ聞いちゃうかー。っかー。もう決まってるでしょー。ドで始まるアレよアレ」
編「ドラえもん……」
渡「骨の髄まで小学館……。ほら、アレよ、ドラマ……」
編「ドラマ……化?ということは月9か……。じゃあ、ヒロイン役は決まったようなものですね。髪短いですけど、別にいいですよね」
渡「おいやめろ、絶対やめろ。原作の雪乃のイメージを覆されちゃ困るんだよ」
編「じゃあなんですか」
渡「ドラマCDです」
編「マジか……。いや、実はそういうオファーも来てまして……」
渡「マジか……」
編「マジだぜ。とりあえずシャバドゥビ一度話お伺いしましょう」
そんな感じで作って下さるところとお打合せします。

■STEP 4

ドラマCD化

オファー頂いたら打ち合わせとかします。実際は原作者がその場にはいないことのほうが多いです。っていうか、打ち合わせ系に作者いない

プロデューサー(以下、P)「先生の書き下ろしとかできるといいかなーと(チラッ」

編「でも、この人シナリオ書いたことないですよwwww」
渡「そうそう本文も苦しみながら書いてるのにシナリオとかwwwww」
編「地の文ばっかりだしwwww」
渡「ねー?wwwww」
編「ねー?wwwww」
渡「まぁ書かせていただきますけどね」
編「え」
P「書いていただけるんですか!?(ガタッ」
編「書けるんですか!?(ガタッ」
渡「後者ちょっとニュアンスちげぇだろ……。いやまぁセールスポイントは多いに越したことないし」
編「セールスポイントwえ? 渡航書き下ろしが?」
渡「ちょっと!イラストと帯コメントで売れてしまったことを気にしている作家だっているんですよ!もっと気を遣ってください!」
渡「でも、あれじゃないですか。マジレスするとドラマCDって単体で売ってもセールスつかないじゃないですか。最近だと4ケタ行けば売れてるレベルって聞きましたけど……」
P「御安心ください。そこで書籍同梱特装版です」
渡「えー同梱だってー!? これなら一定数数字が見込めるからパッケージ原価も抑えられるうえに読者にダイレクトにターゲッテイングされ、かつ書店流通で安定した販路が確保できるじゃないかー」
編「調整して通しておきます(キリッ」

といった感じで打ち合わせが済むと、実際に作り始めます。

編「とりあえず先方に出すプロット的なのを……」
渡「……ま、まだ三巻書いてない」
編「あ?」
渡「ま、まだ三巻書いてない、です……」
編「ぞ?」
渡「ひぎぃ」
編「……一応言っておきますね。特装版は同梱したり別カバー作ったりパッケージする都合で普段より締切早いですからね?あと、ドラマCDは収録のスケジュール決まってるんでシナリオの締め切りは延びないですからね?」
渡「そ、そうなのか……、じゃあ同梱やめ」
編「お?」
渡「ひぃ!」

そんなわけで特装版は普段より締切が早い上にこれは延びません。印刷所は小学館パワーでなんとかなったりしますが(※なりません)、スタジオとプレス工場は無理です。

編「キャストさんの希望何かありますか?」
渡「ほい。これリスト。オーディションはこの方たち中心に声かけていただいて……あ、テープオーディションの方がいいな。決め撃ちというより多く聞いて考えたいから。あ、あとスタッフも希望出していいかな、いいよね」
編「はえぇよ……。ていうか指示細けぇ……。原稿もこれくらい早いといいのにね^^」
渡「……」

キャスティングについてはいくつかやり方があります。

最初からもう決め撃ちでお願いしてしまうパターン。これは結構普通のドラマCDなんかはそうです。特に、そのドラマCD単体で収益上げようとすると、必然ファンの多い方、購買力あるファンの付いてる方ではめてしまってリクープ狙いに行く形ですね。個人的な感覚ではレコード会社主体で作るとこの傾向は強いように思います。もちろん、アニメでも明確なイメージがある場合にはもう決めてしまってお声掛けすることもあります。

次にオーディション、実際にスタジオに来ていただいてその場で聞く、一般的に想像されやすいオーディションの形式ですね。監督や音響監督、製作Pや制作P、原作などが立ち会ってスタジオなどでやります。これの利点はその場で細かい指示指定ができることですが、キャストさんのスケジュールやスタッフ、スタジオのスケジュールも抑える必要があります。聞く側も結構体力使いますし時間的制約もあるのであまり多くの方を聞くのは難しいので、ある程度まで絞って行う場合が多いと思います。

テープオーディションは事務所さんに「出してんか~」とお声がけして、先方が「おるかー?」と出してきてくださるものです。たくさんの中から選びたいとき、時間かけて熟慮したいときはこっちのほうがやりやすいかもしれません。

俺ガイルのときは1キャラにつき50名近く聞いたような覚えがあります。「おおう、こんな方まで……」と恐縮するやら恐怖するやらいたしました。

渡「きめたー」
編「はいよ。じゃあ、向こうにお伝えしときます」
渡「よろり~☆」
編「ってことらしいんですけど」
P「……よっしゃ、おいちゃんにまかしとき」
編「決まったわ」
渡「きゃー! Pおっとこまえー!!」
そんな感じでキャストさんやスタッフさんは決まっていきます。

普通、ライトノベルだと原作者はそこまで介入しないというか編集部の方で介入させなかったりします。あるいは製作側(アニメとかドラマCD作る偉い人たち)のほうから「ぜひこれで!」という提案が来て「いいと思います!」と編集、原作が返して決まることも多いかと。

俺ガイルの場合は製作側が原作のイメージを大事に思って聞いてくださったのと編集部がそれに対して柔軟に対応してくれたことが大きいと思います。

原作者のみんなは「どうせ俺の意見なんか…」と思わずに「これがいいったらいいの!ふえええん!」とわがまま放題言ってみるといいかもしれません。

で、そうやって制作周りを固めつつ、原作側は

編「もーいーかい」
渡「まーだだよ^^」
編「もーいーかい」
渡「まーだだよ^^」
編「もーいーかい」
渡「まーだだよ^^」
編「週明けあがんないと発延ですね」
渡「まーだだえ?……がいじゃやずむんでがいぎじつづがわぜてぐだざい;;」

みたいな感じで死にそうになりながら、原稿をあげます。
ドラマCDと並行して新刊もやらねばなりません。

こうしてこれができる。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫) [文庫]」 渡 航(著), ぽんかん8(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4094513043/

編「すいません! シナリオ遅くなりましてこの度は大変申し訳もなく…」
P「いえいえ大丈夫です。ちょっと確認させていただいたんですが、この『歌』っていうのは……」
編「……へ? 歌、だと?」
渡「いや、その、歌とか入るといいなーって思って……」
編「最初から言いなさいよ!」
渡「だ、だって……、思いついちゃったし……」
編「だってじゃありません!」
渡「だって……ふえええん><」
編「まったくこの子は……」
P「ま、まぁまぁ。な、なんとかしてみますんで(ニコッ」
渡「パパだーいすきっ!」
P「はははっ、次やったら殺すぞ?」

そんな感じで結構無茶言っても大丈夫! で、歌詞のイメージとか送りつつ、いざ収録です。

収録中はアフレコブースとコントロールルームに分かれていて、ガラスの向こう側にキャストさんがいらっしゃいます。

和気あいあいとした雰囲気をガラス越しに見つつ、ニュアンスの違いとか聞き取りづらかった部分とか指摘したり、キャラやお話の質問があったらそれにお答えしたりします。

基本的にはガラスの向こう側と自分の立ち位置の違いに気づかされて、「ああ、やっぱり違う世界の人たちだな…。俺なに調子乗ってたんだろ……」と痛感する時間です。

キャストさんやスタッフの皆さん優しい方たちなので原作者は勘違いしやすいです。

が、ラノベ作家なんて大した生き物じゃないという自覚を持って生きないと客観視した際、非常に恥ずかしい思いをすることになるのでちょくちょく現実を見つめ直さないといけません。

アフレコの後はダビングという作業があります。

これは音張ったりSEいれたり、タイミング調整したりする作業だと思えばたぶんそんなに間違ってない。

ドラマCDだけでなく、普通のアニメでもやる作業です。

アフレコをAR、ダビングをDBと略すと業界っぽくてクール!

AR,DBの後はマスタリングです。

これはそのままマスターを作る作業ってことでだいたいあってる。最終的な調整をしたら完成!

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 ドラマCD付限定特装版 (ガガガ文庫)[文庫]」 渡 航(著), ぽんかん8(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4094513078/

■STEP 5

さらにはイラスト集付特装版とか出し始める。

編「この間のドラマCD、好評でしたね」
渡「市場在庫、余ってるけどね……、ねぇ、やっぱり僕って生まれないほうがよかったのかな……」
編「バカッ!」ばちーん
渡「ぐふっ」
編「弱気になってどうする! まぁ、確かにちょっと多く作りすぎちゃった感はあるが、俺たちにはまだ希望があるじゃないか。まだ出してない本気があるだろう!」
渡「出してない本気……そ、それって俺の秘められ」
編「そう、ぽんかん(8)神だ」
渡「だよね」

「ぽんかん(8)力」を合言葉に作り始めちゃいます。
これが予想以上にご好評をいただきまして、今やなかなか手に入らない逸品となりました。
ぽんかん(8)神に頼りきりと思われがちですが、そういうわけではありません。

他にもたくさんのイラストレーターさんの御力もお借りしてるよ!
ぼくはなんか、キャラ紹介テキストとか書き下してます。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4 イラスト集付き限定特装版 (ガガガ文庫) [文庫] 」渡 航(著), ぽんかん8(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4094513337/

そして、通常版も同時並行で刊行します。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4 (ガガガ文庫) [文庫]」 渡 航(著), ぽんかん8(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4094513329/

■STEP 6

編集者も調子に乗り始め、コミケとか出始める。

編「せんせー、どーよ、せんせー」
渡「きてるわー。これきてるわー」
編「でしょー? なもんで、コミケ出ちゃうわー。これ来ちゃうわー」
渡「ぽんかん(8)神、描き下ろし抱き枕カバーマダー?」
編「まぁ、落ち着け。今回のコミケはこれだ」

■コミックマーケット83

・ マーベラスAQLブース


(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/t021.jpg

【内容】
1. イベント限定スペシャルドラマCD 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 比企谷小町の計略 His sister’s tactics」
2. B3サイズタペストリー
3. オリジナルショッパー

編「ドラマCDやるんですわ」
渡「ほう、なかなかやる」
編「で、書き下しの依頼がだな……」
渡「どんとこい」
編「いや、お前6巻終わったばっかで7巻の影も形も見えんのに書けるんかいな……。他にもあれとかこれとかやらなきゃいけないことたくさんあるんですよ?」
渡「……な、7巻が一か月ずれれば」
編「は?」
渡「あ、あの……、前の続きからなら、書けるんじゃ、ない、かな……たぶん」
編「……ちょっと調整してみます」

そんなわけで、渡航、書き下しました。ぶっちゃけ無理にぼくがやらんでもアニメの脚本家さんにやってもろたらよろしいがなという話もありやなしやですが、

どうしてもやりたかったんや(血涙)

だってドラマCD作るの楽しいんですもの。

そんなわけで今回も、やっちゃいけないネタや千葉ネタもりだくさんで書きました。
イベント限定販売ですが、ぜひぜひ手に入れてくださると嬉しいです。
ジャケットはぽんかん(8)神、描き下ろしだよ!
タペストリーとショッパーもついてくるぜ!

さらに、それだけじゃないです。

「冬コミ出展情報」 『小学館コミック』
http://gagaga-lululu.jp/gagaga/information/index.html


(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/t031.jpg

プリマグラフィ 定価25,000円(税込)

ぽんかん(8)先生描き下ろし! 1巻のカバーを意識したイラストに直筆サインとシリアルナンバーが入った貴重品! 数が少ないので早い者勝ち!


(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/t04.jpg

デスクマット 定価2,000円(税込)

『俺ガイル』6巻のイラストをA3サイズのデスクマットに。
雪乃と結衣があなたを見守ります。

・ TBSブース、小学館(ガガガ文庫)ブース


(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/t051.jpg

大体A3サイズのクリアファイル手提げ
こちらは無料配布です!なお、切り取るとクリアファイルになる仕様。
片面がささみさんで、片面が俺ガイルです!

・ ジェネオンブース

こちらでも無料配布がございますよ。
缶バッジと、最終日には年賀状だ!
そんなわけで、コミックマーケット83も、俺ガイルがサービス♪サービス♪

■STEP 7

コミカライズ

編「そんなわけでコミカライズのお話がきました」
渡「マジですか」
編「マジです。いろいろとメディアミックスのお話頂くようになりましたし、これからはより一層ツイッターやブログの発言には気をつけてくださいね。関係各所の皆さんの頑張りに水を差すような真似は…」
渡「はいはい。これからはガガガ文庫だけdisってればいいんでしょ?」
編「ちょっと違うがまあいいか…」
編「というわけでコミカライズしていただく雑誌さんと、そちらから上げていただいた候補の漫画家さんの資料です」
渡「おお、すげぇ……、マジでやるんだ……」

と言った感じで候補に挙げていただいた方の中から選びつつ、キャララフとか見せていただいたりします。

私の場合、立ち上げから関わらせていただきました(≒わがままいいまくった)が、とある作家さんたちのお話を伺うと「決まりましたー、この方です、これ、ネーム!(ドーン!)」「お、おう…」みたいなケースもなくはなく、関わり方はその編集部の体勢によりけりだと思います。

ネームのチェックをしたり、作画のチェックしたりします。

で、俺ガイルは今、2誌でコミカライズが連載中ですよ!

毎月25日発売月刊ビッグガンガン

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 作品紹介」 『ビッグガンガン』
http://www.jp.square-enix.com/magazine/biggangan/introduction/oregairu/index.shtml

漫画は佳月玲茅先生です。

毎月19日発売月刊サンデーGX

「小学館コミック -サンデーGENE-X 最新号紹介」 『小学館』
http://sundaygx.com/kongetu/index.html

漫画は伊緒直道先生です。
どちらも試し読みができますので、こちらもぜひぜひ。そして、本誌のほうもぜしぜし。

■STEP 8

編集部全体が調子に乗り始める。9割試し読みとか始めだす。

編「よっ先生!」
渡「よっ敏腕編集!」
編集長(以下、長)「どーよ、ガガガ文庫どーよ」
渡「きてるわー。祭りがきてるわー」
編「わーっしょい!」
渡「わーっしょい!」
長「わーっしょい!」
渡「きてるわー。ガガガ文庫きてるわー」
編「だしょー? だもんで、こんなん始めました」

「GAGAGAキャンペーン!9割読んでもらっても構わない。それでも買ってもらえる自信がある。」 『niconico』
http://info.nicovideo.jp/seiga/gagaga/

長「9割読んでもらっても構わない。それでも買ってもらえる自信がある(キリッ」
渡「ぼ、僕はそんな自信ありませんよ……」
編「大丈夫ですよ、9割ってことはイラストも9割見せるってことですから」
渡「なるほど。なかなかやるじゃん」
長「まぁ、イラストはないんだけど。でも、表紙あるからいけるいける!」
渡「いや、それはいけな」
編「いけるいける!」
渡「い、いけ」
長「いけるいける! わーっしょい!」
編「わーっしょい!」
渡「わ、わーっしょい!」
長「わーっしょい!それはそうと、正式にアニメ化のオファーいただきました」
渡「え?なんだって?」

■STEP 9

アニメ化

新刊の帯でアニメ化の告知、

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5 (ガガガ文庫) [文庫]」渡 航(著), ぽんかん8(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4094513566/

また、続報も出していきます。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6 (ガガガ文庫) [文庫]」 渡 航(著) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/4094513809/

そんなわけで、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」TVアニメ化が決定いたしました。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」 『TBS番組表』
http://www.tbs.co.jp/anime/oregairu/

2013年4月より、TBS、BS-TBSにて放送開始です。
BSってことはみんな観れるってことでいいのかしら?
さらに、スタッフ、キャストも発表です。

STAFF
原作:渡 航(小学館「ガガガ文庫」刊)
原作イラスト:ぽんかん(8)
監督:吉村 愛
シリーズ構成:菅 正太郎
キャラクターデザイン:進藤 優
アニメーション制作:ブレインズ・ベース

CAST
比企谷八幡:江口拓也
雪ノ下雪乃:早見沙織
由比ヶ浜結衣:東山奈央
戸塚彩加:小松未可子
材木座義輝:檜山修之
比企谷小町:悠木 碧
平塚 静:柚木涼香
(いずれも敬称略)

アニメーション制作は、ブレインズ・ベースさんです!ここでも発動する俺のわがまま!

制作スタジオの希望も聞かれたので、お名前を挙げさせていただきました。

だってお前、「かみちゅ!」とか「バッカーノ」とか「ピングドラム」とか作ってんだぜ?俺の好きなスタジオドストライクなんだぜ?

そして、キャストの皆様もドラマCDから引き続き演じていただきます!

まぁ、むしろ原作者がキャスティングして変えるとかだったら意味わかんないよね。というか他のアニメはなんで変えげふんげふん。

というわけで、スタッフの皆様、キャストの皆様、製作委員会の皆様、原作・編集部。一丸となって頑張ってまいります!

それにしても、委員会の名前がやべぇんじゃねぇの。

1巻刊行から約2年。こんな感じでアニメ化までいたりました。

それもこれも、今まで応援していただいた読者の皆様のおかげです。

本当にありがとうございます。

ネタにするしかしょうがないほど売れなかった前作からお付き合いいただいている方やこの作品から知っていただいた方、いろんな読者の皆様の存在がここにつながっております。

文字媒体という特性から、読者の皆様の数だけ、「俺ガイル」という存在はあり、それ故にすべての方にご満足、ご納得頂けるメディアミックスというのはなかなか難しいのかもしれません。

誰かの期待を裏切ってしまう、誰かの楽しみを奪ってしまう、そんなことももしかしたらあるかもしれません。

思っていたものと違う、原作とここが違う、そういうご意見をいただくこともあるやもしれません。

けれど、私の思うメディアミックスというのは、新たな価値創造です。

原作を越えなければ、メディアミックスをする意味がない。他の媒体を通じて伝えうるものがそこになければならない。

原作にはない魅力を引き出す、新たな付加価値を与えていく、そうしたことに私は期待をいたします。

無論、そうしたチューニング、あるいは再構成や改革が必ずしも成功するわけではありません。一つの連動したプロジェクトである以上、原作側も良かれ悪しかれ影響は受けます。

それがなにがしかの形で影響し、原作を楽しんで頂いている皆様に喜んでいただけるものになるとは限りません。

それでも、ぼくらなりの、ぼくらの最善を尽くした、ぼくらが考えうる最高の、アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」をお届けし
たいと思っております。

頑張ります。

応援していただけると幸いです。

は、ハードル下げ目で楽しみにお待ちください!
だって、4月やべぇんだもん。
わたりん、知ってるよ。他の4月タイトル化け物ぞろいだって。
でも、化け物だったらこっちも負けてないよね!
ほら、簡単だろ?化け物っぽいタイトルの完成だ。

「ガガガ文庫 あやかしがたり(イラスト完全版) [Kindle版]」 渡航(著), 夏目義徳(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00AQBBVJC/

「ガガガ文庫 あやかしがたり2(イラスト完全版) [Kindle版]」 渡航(著), 夏目義徳(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00AQBBVI8/

「ガガガ文庫 あやかしがたり3(イラスト完全版) [Kindle版]」 渡航(著), 夏目義徳(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00AQBBVHE/

「ガガガ文庫 あやかしがたり4(イラスト完全版) [Kindle版] 」 渡航(著), 夏目義徳(イラスト) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00AQBBVHY/

っべー、これあやかしだったー、っべー。

執筆: この記事は渡航さんのブログ『渡航日誌』からご寄稿いただきました。

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記者:

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