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お得な買い物? 事故物件専門の不動産仲介サイト

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新春をひかえ、引越の準備を始めている方も多いのではないだろうか。家は生活のオアシス。誰もが立地のいい、住み心地のいい物件を探しているが、希望を追求すればするほど予算が苦しくなってしまうもの。今回はそんな悩みを解決してくれるかもしれない不動産仲介サイトを紹介しよう。その名も『事故物件・訳あり物件情報センター』http://www.outletfudousan.com/

会員登録すれば、ほんの簡単な操作で東京首都圏の事故・訳あり物件を検索することができる。

サイトを見てみると、事故物件と言ってもさまざまなケースがあるようだ。これまで半ばタブー視されてきたジャンルだけあって、事故物件についての正確な情報は少ない。サイトを運営する住宅再生支援協会の代表、漆原功和さんにお話をうかがった。

筆者:今回はインタビューお受けいただきありがとうございます。さっそくですがお話をうかがわせてください。住宅再生支援協会を設立されたのはいつのことでしょうか。
漆原:今年の10月になります。
筆者:ごく最近なんですね。もともとの母体になる会社はあったのでしょうか?
漆原:6年前から一般的な不動産会社も経営しております。そちらで任意売却……つまりローンがこげついて競売にかけられる寸前の物件を扱っていたのですが、その中には住人の自殺などで事故物件になってしまったものが多くありました。

筆者:その経験を活かして新規に立ち上げられたのが住宅再生支援協会というわけですね。
漆原:はい。事故物件をかかえて困っておられる家主さんは本当に多いんです。マンションやアパートだと、一部屋のことが建物全体に影響してしまいますしね。

筆者:一般の不動産業者は事故物件の扱いを敬遠するのでしょうか?
漆原:事故の度合いにもよるんです。隣に墓地がある、暴力団事務所があるといったくらいではほとんど影響ないのですが、殺人事件、死亡事件の現場になると嫌がる業者が多いですね。「気持ち悪い」という心理的なものだったり「会社のイメージに関わる」と嫌がったり。どこの不動産業者にも扱いを断られて、事故物件をもて余したまま何年も固定資産税だけ払い続けている方も珍しくありません。ですが「気にしないから欲しい」という声は常に一定数あるんです。それなら人助けとしてのやりがいもあるし、ビジネスとして専門に取り組む価値もあるんじゃかいかと判断しました。

筆者:設立にあたって、身近な不動産業者や従業員の方からはどんな反響がありましたか?
漆原:業者とはまだ特に話をしていないですね。身内に関しては、もともと事故物件を扱うノウハウを持った会社なので特に反対はありませんでした。ただ、一人だけ「わたし霊感あるんでその仕事だけは絶対振らないでください!」ってコはいますよ(笑)。

筆者:うまく関わってくれたら「霊感あるスタッフも保証する安心物件!」みたいなキャッチコピーもうてるのに残念ですね(笑)。で、お客さんからの反響はいかがでしょう?
漆原:売主様、買主様ともに上々ですね。おかげさまで毎日新しい物件情報を更新させていただいております。

筆者:買主からみた事故物件のメリットはどんなものでしょうか?
漆原:やはりお値段だと思います。殺人事件、死亡事件があると価格は相場の2、3割引きになることはざらです。大きく報道された事件になるとそれ以上下がることもあります。入居にあたっては水回りも含めたフルリフォームをする場合が大半ですが、その費用をかけてもまだお釣りが出ます。

筆者:そんなに値が下がるんですか!
漆原:”アウトレット”の感覚で選ばれる方にはうってつけだと思います。物件自体の構造にはなんら問題ないケースが多いので、あとはどこまで気にするかだけですね。

筆者:最近だと尼崎事件で報道された角田容疑者のマンションも有名になりましたが、漆原さんも有名な事件の舞台になった物件を扱うことはあったのでしょうか?
漆原:ありますね。旦那さんが奥さんの遺体を川に捨ててしまった事件で……“死体遺棄”としてしか扱われなかった事件ですが、物件を見ていたら「絶対にここで殺してるよなぁ……」と思いを巡らせてしまったり……。仕事なんでいちいち言ってはおられませんが、暗い気持ちになることもあります。

筆者:不動産業者の方ならではの体験ですね……。今後はどういった事業展開を考えておられますか?
漆原:もっとエリアを拡大していきたいと思っております。地方や都市化されていない地域にこそ事故物件を抱えて困っている家主さんが多いと思うんです。不動産が動けば景気も動くわけですし、日本の景気向上に少しでも貢献していきたいという気持ちでがんばります。

サイト中の説明にもあるが、事故物件・訳あり物件情報センターを通すと非常に段取りよく物件を購入・リフォームできるようだ。


事故物件とは言えフルリフォームすれば新築も同然。本人が気にさえしなければ、これほど賢い買い物はないのかもしれない。

※この記事はガジェ通ウェブライターの「中将タカノリ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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