スマホのカメラをかざして検索できる「Blippar」、世界の有名建築物2000件に対応

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スマホのカメラを使ってビジュアルに検索できるアプリ「Blippar」を愛用している人もいるのではないだろうか。

Blipparは拡張現実(AR)と画面認識テクノロジーを活用し、カメラをかざして被写体についての情報を収集できるというもの。

これまで、花や車などを対象としてきたが、今回新たにエッフェル塔やタージマハール、ゴールデンゲートブリッジといった世界の有名な建築物2000件に対応するようになった。

・GPSは不使用

これまで同様、カメラを向け、スクリーン越しに被写体に指をあてると、ディープラーニングを使ったアルゴリズムで被写体を認識する。

その際、GPSなどによる居場所情報は使っておらず、あくまでもコンピュータービジョンによる技術なのだという。その証拠に、例えば建築物の写真や雑誌の表紙などにカメラを向けても機能する。

・誤認識率0.01%以下

現在、世界の有名な建築物や橋、遺跡など2164ものランドマークに対応していて、今後この数はさらに増える見込み。

しかし、かなり固有のデザインのものならまだしも、橋など似ている外観のものは正確に認識できるのか?と思うだろう。この点、開発元によると誤認識率は0.01%以下という。

ランドマークに限らず、全ジャンルでの誤認識率も0.36%となかなかの精度。今後、ジャンルがさらに広がればウィキペディア並みに多くの人が頼ることになるのかもしれない。

アプリはiOSとAndroidで利用でき、ダウンロードは無料となっている。

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