カミラ・カベロ、5Hの【MTV VMA】パフォーマンスに言及「傷ついたのは確か」

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カミラ・カベロ、5Hの【MTV VMA】パフォーマンスに言及「傷ついたのは確か」

 フィフス・ハーモニー(5H)が2017年8月に開催された【MTVビデオ・ミュージック・アワード】でパフォーマンスを披露した際、登場時に5人目のメンバーがステージから引きずり下ろされる演出を行ったことについて、2016年に脱退した元メンバーのカミラ・カベロがようやく口を開いた。

 ニューヨーク・タイムズ紙とのインタビューに応じた彼女は、「傷ついたのは確か」と認め、「予想してなかったし、(心の)準備ができてなかった。その時点で私の中では終わったことだったから尚更だった。“え、何で?”って思った」と当時の心境を告白している。

 ネットや世間が騒然としたパフォーマンスから2日後、『グッド・モーニング・アメリカ』に登場した5Hのメンバー4人は、カミラを揶揄するつもりはなく、「私たち4人が5Hであるということを芸術的な方法で世界に示したかった」と説明したが、元メンバーへの当て付けだったことは明白だ。

 カミラはインタビューで、2015年にショーン・メンデスと全米TOP20シングル「アイ・ノウ・ホワット・ユー・ディッド・ラスト・サマー」をリリースした頃からメンバーとの関係がぎくしゃくし始めたと語っている。「ただ興味があっただけで、学びたくて……自分の周りにいる人たちが音楽を制作し、曲を書き、とても自由でいるのを目の当たりにしていたのよ。私もそうしたかっただけなのに、うまくいかなかった」と彼女は説明している。

 ソロ活動に挑戦し始めた頃、自身の作品の為にプロデューサーたちと曲作りセッションに参加することを決断した彼女は、5Hにとどまるか、抜けて一人で活動するか選択しなければならないと悟った。2016年12月にグループから脱退した彼女のその後の活躍は目覚しく、「ハヴァナfeat.ヤング・サグ」は現在も米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で2位をキープしている。同曲はまた、ポップ・ソングス・チャートで7週連続で1位に君臨しており、これは女性ソロ・アーティストとしては2013年のテイラー・スウィフト以来5年ぶりの快挙だ。

 大きな成功には多くの否定的な感情も付き物だが、カミラはそれらに構っている暇はないと語っている。「自分の人生にいいことが起こる為のスペースを作っておかなきゃ」と言う彼女は、「過去にしがみつくのは嫌いよ。これは私見だけど、それがすごく狭量なことなら特にね」とタフな一面を見せている。

 カミラ・カベロのニュー・アルバム『カミラ』は2018年1月12日(日本盤は1月24日)にリリースされる。

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