【GANG PARADE インタビュー】7人の強烈な個性がきらめく最新アルバム

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現メンバー体制による初のアルバムが完成! 精力的な活動を経て、パワーアップしたGANG PARADEの姿がストレートに伝わる同作品の手応えを語ってもらった。
写真左より時計回り、ココ・パーティン・ココ、ヤママチミキ、ユイ・ガ・ドクソン、テラシマユウカ、ユメノユア、キャン・マイカ、アヤ・エイトプリンス (okmusic UP's)
──この7人のメンバーとして初のアルバムですね。
アヤ
「はい。すごくいいアルバムになったと思っています。メンバー全員がレベルアップしていますから。」
ココ
「メンバーの個性を感じながら聴いていただきたいです。」
ドクソン
「さらにいろんな世界が増えた感じです。変な声とかコンプレックスも個性として曲に活きています。」
ミキ
「この7人の声は個性的なんです。歌の中でぶつかり合ってもいるんですけど、きれいにまとめてくれています。」
マイカ
「いろんなジャンルの曲が入っているので、幅広い層の人に聴いていただけたらいいなと思っています。」
──GANG PARADEは子供にも人気がありそうですね。
ユウカ
「小っちゃい子もライヴに来てくれます。」
ユア
「お父さんとかと一緒に来てくれている子供たちが結構いるんですよね。」
──僕の勝手な印象ですけど、ギャンパレって特撮ヒーローショー的なところがあるんですよね。アグレッシブだけど、どこかほのぼの感があるというか。
ココ
「プリキュアとかみたいな?」
ドクソン
「めっちゃ国民的じゃないですか(笑)。」
ユア
「プリキュア好きだから嬉しい! いつか声優とかやりたいくらいなんです(笑)。」
ドクソン
「私たち、プリキュアなんです!」
ミキ
「ええっ!?」
ユウカ
「考えたことなかったけど(笑)。」
ココ
「今回のアルバム、プリキュア感はないですけどね。どっちかと言うと、プリキュアの敵に近い感じかも(笑)。」
──(笑)。メンバーが作詞や作曲した曲も収録されていますけど、逆境を乗り越えて突き進む気持ちが伝わってきます。
マイカ
「メンバーが歌詞を書く時はテーマに沿って書くんです。例えば「GANG PARADE」は“ギャンパレが嵐を巻き起こす”というテーマで、みんなで書くことになりました。」
ユア
「歌詞を書くのは好きです。ファンのみなさんに“あの歌詞良かったよ”って言われると嬉しいんですよね。「GANG PARADE」はお客さんと一緒に歌いたいですね。」
──ギャンパレのテーマソングとしてライヴ会場に熱く響き渡るんじゃないでしょうか。
ココ
「ぜひ歌ってほしいです。お客さんは私たちの歴史も踏まえて好きでいてくれる人が多いんですよ。“ギャンパレの成功を心から願ってる”っていう想いを感じます。」
ドクソン
「私が映画のトークショーにひとりで出させていただいた時も、他のメンバーを推してるファンの人が“ギャンパレのために!”って来てくれました。みなさんの団結力を感じます。」
──温かい現場ですね。
マイカ
「そうなんです。ギャンパレはどん底の時期も多かったので、ファンの方も幸せを願ってくれている気がします(笑)。」
ドクソン
「メンバー同士も仲良いですし。」
ミキ
「ライヴでもそういう部分を感じていただきたいです。“多幸感を伝えたい”っていうことをよく話していますから。」
──例えば、ユウカさんが作詞した「Are you kidding?」と「I need you I love you I want you」は温かい雰囲気ですね。
ユウカ
「この約1年間の想いを詰め込みました。自分の気持ちをそのまま描くのが、聴いてくださる人に一番伝わるのかなと思って。」
──「I need you I love you I want you」の《次の扉開くまでと 君は飴をくれた》というフレーズが印象的です。
ユウカ
「そこは曲を聴いてパッと思い付いたんです。」
ドクソン
「大阪出身だから?」
ユア
「そうかもしれない。大阪のおばちゃんはすぐに飴をくれますからね(笑)。」
──(笑)。ドクソンさんは「TIE」の作詞をしましたね。
ドクソン
「はい。初めて採用されました。レコーディングの時に“悪魔が近くにいる感じの笑い声を入れたいです”と言って録っていただいたんですけど、ラスサビのミキちゃんの《踏み外したら死》のところにこっそり入っています(笑)。そこもぜひチェックして聴いていただきたいです。」
──「普通の日常」はユアさんが作曲をしたんですね。
ユア
「初めて作曲しました。SCRAMBLES(音楽プロデューサー・松隈ケンタのチーム)から何十曲か送ってくださって、“この中から好きなのを選んでメロディーを付けてください”ってことになったんですよ。他のメンバーやスタッフさんも挑戦したんですけど、その中から選ばれて嬉しかったです。」
──このアルバムでいい曲がさらに増えましたね。
マイカ
「そうなんです。このアルバムの曲がカラオケに入ったらいいなぁって思っているんですけど。」
ココ
「この前、プロデューサーの渡辺淳之介さんの誕生会があったんですけど、カラオケで歌ってめっちゃ楽しかったんですよね。」
ユア
「カラオケに入っているウチの事務所の曲を全部入れて、私たちがBiSを歌ったり、BiSHがギャンパレを歌ったり、自分たちの曲も歌ったんです。」
マイカ
「渡辺さんに“お前ら、自分たちの曲をカラオケで歌って楽しいか?”って言われましたけど(笑)。」
ドクソン
「“ギャンパレっていい曲ばっかだなぁ〜”って自分たちで思っていました。」
──カラオケに入るとファンも喜びますよ。みんな飛び跳ねながら熱唱するんじゃないでしょうか。
ユア
「私たちのライヴはジャンプが多いですからね。」
ミキ
「空中にいる時間が多いグループなんです。」
ココ
「確かに(笑)。私たちは“みんなの遊び場”になりたいんです。もっとたくさんのみなさんに楽しんでいただけるように、ここからさらに広げていきたいです。」
取材:田中 大
アルバム『GANG PARADE takes themselves higher!!』
2017年11月21日発売

T-Palette Records

TPRC-0187

¥3,000(税抜)
WACK企画アルバム『WACK & SCRAMBLES WORKS』
2017年12月6日発売

avex trax

【AL+DVD】

AVCD-93764/B  ¥4,500(税抜)

※初回仕様:デジパック

※初回特典:WACKグループ総出演写真集付属(50P予定)

【AL】

AVCD-93765  ¥3,000(税抜)
ライヴ情報
『WACKのフェス。』

12/08(金)ZEPP DIVER CITY

出演:BiS、BiSH、GANG PARADE、EMPiRE and more

『GANG PARADE takes themselves higher!!』

11/20(月) 東京・恵比寿LIQUID ROOM
GANG PARADE
ギャングパレード:2014年に結成された“プラニメ”を前身ユニットに、2015年に“POP”に改名しメンバーを追加。16年6月に“GANG PARADE”に再び改名し、同年10月にキャン・マイカと元SiSメンバー(ココ・パーティン・ココ、テラシマユウカ、ユイ・ガ・ドクソン)が加入し現体制に。17年5月から9月までの期限付きでカミヤサキがBiSに、BiSからはアヤ・エイトプリンスがGANG PARADEに移籍していたが、トレード期間の無期限延長が発表された。
「GANG PARADE」MV

https://youtu.be/100K-pSVWZM「イミナイウタ」MV

https://youtu.be/NQxb88zX2FA

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