今年の『フジロック』のグリーンステージで絶対聴きたい洋楽5曲!

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7月28日(金)、29日(土)、30日(日)に新潟県湯沢町苗場スキー場にて開催される『FUJI ROCK FESTIVAL ’17』開催まで、あと1カ月になりました。昨年20周年を迎え、フェスティバルブームの火付け役でもあるフェスの王様、フジロック。今年の出演者発表にも多くのフジロッカーたちが喜びの声をあげたことでしょう。今回は、ヘッドライナー3組を含む「今年の『フジロック』のグリーン・ステージで絶対聴きたい洋楽5曲!」をご紹介します。
「Green Light」収録アルバム『Melodrama』(Lorde) (okmusic UP's)
1.「Green Light」(’17)/Lorde

ニュージーランドに彗星の如く現れたロード。若干20歳でありながら、この最新シングル曲「Green Light」も収録した2枚目となるスタジオアルバム『Melodrama』を今月リリースした。3日前に出演したイギリスの『グラストンベリー・フェスティバル』では、メインステージではない小さなステージへの出演だったにもかかわらず、アルバム同様、コンセプトを表現するため、レーザーなどのものすごい舞台セットを持ち込み、『グラスト』初出演の舞台をしっかりと彼女の世界を表現して話題になっている。その日のライヴでは、「Green Light」のオーケストラバージョンで始まり、グリーンの光が降り注ぐ演出で締めの曲としてフルバージョンで演奏されたようなので、『フジロック』のステージもグリーンに染まる可能性は高い!? 出演は3日目。

https://www.youtube.com/watch?v=dMK_npDG12Q2.「Summer Crane」(’00)/The Avalanches

2016年の『フジロック』最終日、本当ならばレッドマーキーのステージに立ち、大いに会場を盛り上げてくれるはずだったのだが、他の海外フェスティバルと同様に、メンバーの健康上の問題により『フジロック』への出演も本番直前にキャンセルとなってしまったアヴァランチーズ。リベンジ出演となる彼らは、昨年16年振りとなる新作アルバムを発表した。今回ピックアップしたのは、2000年発表の傑作アルバム『Since I Left You』に収録されている美しい曲、「Summer Crane」。この曲が自然が豊かに広がるグリーン・ステージで奏でられ、会場中を多幸感で満たして欲しい! レッドマーキーでも観たかったけれど、今年の出演は2日目。

https://www.youtube.com/watch?v=v1yzY-9I9GI3.「Pluto」(’97)/BJÖRK

『フジロック』に過去出演してきたミュージシャンの中でも、そのフェスティバルを何度も華麗に彩ってきた象徴的な存在感を持つBJÖRK。2003年の『フジロック』で観たBJÖRKのステージで、とても印象的だったのが「Pluto」だった。彼女はこのタイトルが自分の星でもある蠍座を支配する惑星が冥王星という占星術的な構想に由来していると明かしているが、そうした彼女の持つ唯一無二の世界観が苗場の自然と溶け合い、彼女の内側から生まれ出るエネルギーが一気に放出され、キラキラと煌めきながらオーディエンスの頭上に降り注いでいるような幻想を観たのが忘れられないので、この1997年にリリースされた神秘の曲を20年後の今、改めて苗場で聴いてみたい。出演は3日目、ヘッドライナー。

https://www.youtube.com/watch?v=GmwZdlUSerU4.「Saturnz Barz」(’17)/Gorillaz feat. Popcaan

1stアルバム『GORILLAZ』が700万枚以上売れたことで、「最も成功した架空のバンド」としてギネスブックに認定されたバーチャルバンド、ゴリラズ。この覆面プロジェクトの正体は、ブリットポップの代表格であるブラーのデーモン・アルバーンと、大人気コミックシリーズ『タンク・ガール』の作者のジェイミー・ヒューレットのふたりで、世界の名だたるフェスにてヘッドライナー出演をしている彼らがいよいよ今年『フジロック』へやってくる。Popcaanが参加した新曲「Saturnz Barz」をフィーチャーしたアニメーションショートフィルムの360度パノラマ版を公開、そしてドイツのケルン公演を360度カメラで撮影した映像がYouTubeでライヴストリーミングされるなど、『フジロック』へ期待が高まるばかりだ。出演は1日目、ヘッドライナー。

https://www.youtube.com/watch?v=5qJp6xlKEug5.「Windowlicker」(’99)/Aphex Twin

衝撃的なビジュアルと時代の何世代も先に行ってしまっている音楽センスの塊、エイフェックス・ツイン。その実は、リチャード・D・ジェームズによるプロジェクトのひとつだ。現代テクノ界の最高峰に君臨する彼が、20年振りに『フジロック』に再降臨するのだから見逃すわけにはいかないだろう。なぜ今回「Windowlicker」を聴きたい曲として選んだかというと、ただ聴きたい気持ち以外に深い理由はない。現在、自身のサイトで謎のカウントダウンを行なっているが、意図はさっぱり分からない。奇想天外なエイフェックス・ツインなだけに、第1回目『フジロック』のように、小屋にこもったままのパフォーマンスを再現するという伝説のステージも観られるのかも!? 出演は2日目、ヘッドライナー。

https://www.youtube.com/watch?v=UBS4Gi1y_ncTEXT :早乙女’dorami’ゆうこ
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