【実食】これぞ未来のカレー!お湯を注いで30秒で完成する『カレーポット』
『カレーポット』は2月21日から関東地方で発売中の新世代カレー。なんと、お湯を注いで30秒かき混ぜるだけでできあがってしまうという驚きのカレーなのだ。今回は江崎グリコさんの協力を得て、実際にこの『カレーポット』を試してみました。
現在発売されている『カレーポット』は「カレーポット ビーフカレー(中辛)」と「カレーポット インド風チキンカレー(中辛)」の合計2種類。
『ビーフカレー(中辛)』は薄切りビーフ、玉ねぎ、トマトやにんにくをじっくり煮込んで濃厚に仕上げたカレー。
『カレーポット インド風チキンカレー(中辛)』は、ほぐし鶏肉と玉ねぎ、トマト、乳製品がベースとなっています。
登山家の栗城史多さんがエベレスト挑戦の際にベースキャンプで食べたカレーでもあるそうです。
作ってみる!
袋を開けると、中には凍結乾燥されたルーが入っています。この中に、玉ねぎ、トマト、スパイスや乳製品などの本来のおいしさや香りが閉じ込められているそう。開封した瞬間、カレーのいい匂いが漂います。
カップの内側には、湯量の目安となる線が入っています。手早く熱湯を注いだら、30秒かきまぜましょう。
サッと溶けるのかと思いきや、実際には周りから少しずつ溶けていく感じでした。スプーンで崩しながら塊がなくなるようにかき混ぜて完成です。確かに30秒かからなかったですね。
食べてみる!
見た目、いずれも家で作るカレー特有のねっとりした“粘り”は少なく感じました。どちらかというと、本格的なインド料理店で出てきそうなジューシーなカレーです。
「ビーフカレー」の薄切りビーフは(あまりに早く出来たということも手伝って)「お肉の感じは難しいかな」と思っていたのですが、なかなかどうして食感がしっかりしていました。ルーの味もかなり満足です。最初に来るほのかな甘味と辛さ、カレースパイスの風味、とバランスが良い感じでした。
「インド風チキンカレー」も、ココナッツミルクを思わせる甘味と輪郭のしっかりした辛さ、ほぐし鶏肉とスパイスが良くかみ合っています。この“速さ”でこの味はありえないかも。
ちょっとお湯の量が多いとシャバシャバしがちだと思うので、濃いめが好きな方は湯量の調節をしてみるのがいいかもしれません。いやはや、おいしくいただきました!
『カレーポット』はかなり手軽にできるけれどもチープさは全くないのが好印象でした。「手をかけずにちゃんとしたカレーを食べたいよー」というわがままな要求にも答えてくれる『カレーポット』、いずれも希望小売価格は263円。関東地方で発売中です。
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