政府、Jアラートによるミサイル発射情報の初報で避難までを呼びかけるように内容を変更

4 月に朝鮮半島の情勢が緊迫度を増したことによって緊急情報を即座に国民に伝達する「J アラート(全国瞬時警報システム)」の認知度が一気に高まりましたが、政府は 5 月 9 日、「J アラート」によるミサイル発射の伝達内容を変更すると発表しました。「J アラート」は、弾道ミサイル攻撃、航空攻撃、大規模テロなどの発生が政府から発表されると、その情報を基にした警報を影響を受ける地域に伝達するシステムです。通常は市町村の防災無線や屋外スピーカーからの警報、テレビへの警報表示、携帯電話やスマートフォンへのエリアメール・緊急速報メールなどで伝達されます。今回の変更は、北朝鮮から日本に向けて弾道ミサイルが発射された場合を想定して発射の確認が取れた第一報で避難までを呼びかけるという内容です。北朝鮮から発射されたミサイルが日本に届くまでには 10 分もかからないとされているので初期の段階で避難までを呼びかけるようにしたのだと思います。「J アラート」の情報がエリアメールや緊急速報メールで伝達された場合、これまでの第一報は、「弾道ミサイルが発射された模様です。続報が入り次第、お知らせします」でしたが、今後は「弾道ミサイルが発射された模様です。頑丈な縦基や地下に避難してください」といった内容で伝達されます。Source : 内閣官房国民保護ポータルサイト

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