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憧れの離島移住……実際どうなの? 日本最南端の有人島・波照間島で聞いてみた

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編集部のKです。人であふれる東京のど真ん中で毎日働いていると、思い切ってどこか遠くの南の島に移住しちゃいたいな~! なんて考えたり。でも実際暮らすとなると島はコミュニティが狭そうだし、買い物もできなくて不便そうだし……。リアルに考えるとどうなのかな? と思ってしまいます。そこで島暮らしのリアルを、沖縄県にある日本最南端の有人島・波照間島に移住したお二人に聞きました。

きっかけは美しい海と星空。島で仕事を見つけたことで憧れの移住が現実に

波照間島は人口約500人、面積12.73km2(島をぐるっと一周するのに自転車で2時間かかりません)。東京から波照間島までは、まず石垣島まで飛行機で行き、その後高速船で約1時間。船は1日に3便、天候による欠航も多いため、まさに「離島」です。

お話を伺ったのは、その波照間島にある『ペンション最南端』に住み込みで働くチヒロさん(31歳・男性)とカナさん(40代・女性)。チヒロさんは島に移住して4年、カナさんは3年になります。

――まずは、移住したきっかけについて教えてください。

チヒロさん「前職は地元埼玉で製造と営業の仕事をしていたのですが、ふと『このまま仕事帰りに死んでしまったら後悔するな……』という風に考えるようになりました。それで、思い切って仕事を辞めて、興味があった放浪の旅をしようと思ったんです。そこで偶然たどり着いたのが波照間島でした。もともと海があるところに住みたかったのと、貯蓄を削りながら旅をしていたのでしばらくここに滞在しようと、波照間島の居酒屋で働き始めたのがきっかけです。その後、こちらのペンションにお世話になることになりました。

ちなみに、居酒屋で働いていたときもオーナーが借りていた家に住み込みで働いていました。波照間島では住まいを用意した上で人を雇うということが多いようです」

カナさん「私は一人旅で波照間島に来たのがきっかけです。8年ほどいま働いているペンションに通っていました。もともと海が好きだったのですが、ペンションの目の前にあるニシ浜の美しさにすっかり魅了され、『いつかここに住みたい』という気持ちが芽生えていました。地元の兵庫で販売の仕事をしていましたが自分にとってちょうどいいタイミングで退職し、波照間島にやってきました。移住当初からこのペンションで働いています」【画像1】カナさんが愛してやまない「ニシ浜ビーチ」(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

【画像1】カナさんが愛してやまない「ニシ浜ビーチ」(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

――島ではどのように生活していますか?

カナさん「ペンションの仕事がある日は朝8時に出勤して、朝食の提供、部屋の掃除、ペンションと港間の送迎などで14時くらいまで仕事をします。その後2~3時間ほど休憩をはさんで、16時半~21時ころまで夕食の提供や片付けをして1日の仕事が終わります。夜中にペンションのみんなで食材の魚などを釣りに行ったりもします。

休憩時間は、私は昼寝をするか、晴れていれば海で遊びます。遊ぶといってもマリンスポーツをするわけではなく、海をぼーっとながめたり、海岸を散歩したり、ちょっと泳いでみたりという感じです。休みの日もあまり過ごし方は変わらないですね。島の友達と飲みに行ったりするくらいです」

チヒロさん「休憩時間はほぼ毎日サップ(ボードの上に立ち、オールを使って海の上を進んでいくマリンスポーツ)を楽しんでいます。仕事の後は割と毎晩友達と飲みに行っていますね(笑)。僕も休日の過ごし方はあまり変わらないかもしれません。毎日きれいな海と、満点の星空を見ながら暮らせて幸せなだと思います。波照間は海だけじゃなくて星も本当にきれいなんですよ」【画像2】チヒロさんの好きな景色のひとつ、満天の星空。波照間島は南十字星が見られることでも知られている(画像提供/チヒロさん)
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