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映画「3月のライオン」はこうやって撮られていた!

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映画「3月のライオン」はこうやって撮られていた!
J-WAVEで放送中の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。4月15日(土)のオンエアでは、映画監督の大友啓史さんにお話を伺いました。

大友さんは「るろうに剣心」シリーズ、「ハゲタカ」「ミュージアム」などの作品で知られています。フリーになる前は、NHKの「ちゅらさん」「龍馬伝」などの演出をされていましたが、今回は人気漫画「3月のライオン」の実写化作品のメガホンを取ることに。その映画「3月のライオン」は前編が公開中、後編の公開も控えています。「将棋」の世界を描いた作品を手がけるにあたり、殺陣に定評があっただけに、周りからは「動きもないし大丈夫?」と心配されたそう。

しかし、この作品を作ると決めてから将棋を見始め、名人戦などを見ていると大友さんはあることに気付いたそうです。「自分の感情を必死に隠そうとしているんだけど、じっと見ているとそれぞれの心の向きが見えてくるんですよ。目の奥底とかに」とのこと。さらに「るろうに剣心」などのアクション作品と違い、体の動きが少ない分、感情の動きが際立って見えることに気付き、「その感情を丁寧に捕まえていくのがドラマとしておもしろいぞ」と思ったそうです。しかし、これをテレビドラマとして見ても、モニターが小さいと伝わりづら、大きなスクリーンで見ると伝わりやすい「映画向きの題材」と大友さんは話します。

ルールがわからない人でも感情移入できるように、対局の様子は丁寧に描こうと意識したそうですが、そんな大友さんがこの映画の撮影法を教えてくれました。

「たとえば将棋の対局が8時間があるとしたら、8時間の棋譜を全部ちゃんと作って。その棋譜を俳優たちにどういう勝負だったかを理解してもらって、そのうちの起承転結…ある勝負のターニングポイントになった4カ所くらいの“手”を覚えてもらって、4ブロックをそれぞれ15分から20分長回しするんですよ」(大友さん)

そうして15分から20分カメラを回しっぱなしにするそうですが、そこで俳優の方は自分が不利になったときに「まずい」などと感情が動くのだとか。その様子を「昆虫を観察するように」撮っていくそう。さらにカメラのポジションを変えて、違うアングルで撮り、何度も繰り返すのだとか! すると撮影が終わったとき、俳優の方々は「るろうに剣心」のアクション以上にクタクタになるそうで、出演している佐々木蔵之介さんはタクシー乗り込む際に「ガクッと腰が落ちそうなくらい」疲れていたとか。

「そのくらいの集中力で棋士たちは勝負している。その“リアル”をちゃんと起こしていかないと、この映画の肝心の対局シーンのすごさ、緊張感は伝わらないなと思って、そういう演出方針でやっていますね」(大友さん)

さらに番組後半ではこだわりの“家族”の撮影方法へのこだわりも明かされました。映画「3月のライオン」は現在公開中! 大友さんによる演出方法を知ってから観ると感じ方が違ってくるかもしれません。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「RADIO DONUTS」
放送日時:毎週土曜 8時−12時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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