デヴィッド・ボウイ、英国のグラミー賞『BRIT AWARDS 2017』で2部門を受賞

access_time create folderエンタメ

デヴィッド・ボウイが、『BRIT AWARDS 2017』にて、「最優秀ブリティッシュ・アルバム」(Mastercard British Album Of The Year)、「最優秀ブリティッシュ男性ソロ・アーティスト」(British Male Solo Artist)の2部門を受賞した。
デヴィッド・ボウイ (okmusic UP's)
2月22日、O2アリーナにて開催された、英国のグラミー賞とも呼ばれる『BRIT AWARDS』。

「最優秀ブリティッシュ男性ソロ・アーティスト」の発表では、ボウイが脚本を手がけNYとロンドンで上演された舞台『ラザルス』で主役ニュートンを務めた、マイケル・C・ホールがボウイに代わって受賞した。

マイケル・C・ホールは今回の受賞について、『もしデヴィッド・ボウイが今夜ここにいられる状態だったとしても、彼は恐らくここにはいないでしょう。ですが、彼は今夜ここにいられない状態なので、私が彼やご遺族の代理として、彼が自身の果てしない想像力や大胆さ以外に一切の恩恵を受けることなく、その絶え間なく広がり続けるアーティスティックな生命力で私たちを同時に癒し、印象づけ、驚かせてきたことの証を受け取ります。もしかしたら彼は今夜ここにいるかも知れませんね。ともあれ、みなさんの前に立ち、彼の作品の効力に対して与えられたものに感謝の意を示すことができて光栄です。また、デヴィッドの優しさ、寛大さ、そして熱意が、今後もいつまでも私がよりよい人間になるためのインスピレーションであり続けることも付け加えておきます。彼の代わりに…ありがとうございます。』とコメント。

また、「最優秀ブリティッシュ・アルバム」(Mastercard British Album Of The year)では、ノエル・ギャラガーがプレゼンターを務め、ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズがボウイに代わって受賞した。

『私は昨年父を亡くしましたが、自分が父親にもなりました。息子にはおじいちゃんについてどんなことを知ってもらいたいだろうか。ショックを乗り越えた後はそんなことをずっと考えていました。そしてそれは恐らく、父のファンの大半がこの50年以上にわたって受け継いできたことと同じだと思うのです。父はいつも、人よりちょっと異様で、ちょっと奇妙で、ちょっと変わっていると自分で思っている人々に寄り添い、彼らを支えていました。どんなときも彼らの傍にいたのです。ということで、この賞をすべての変わり者たち、そして変わり者を作るすべての人々に捧げます。ありがとう、ブリット(・アワード)。そして父のファンのみなさん、ありがとう。』とコメントした。

先日開催された、第59回グラミー賞では「最優秀ロック・ソング」(Best Rock Song)を始め5部門を受賞。アデルと並び最多の受賞となった。昨年1月8日ボウイの69回目の誕生日に発売されたアルバム『★』は、アメリカ、イギリスをはじめとした20カ国以上の国で1位を獲得。2016年のNewsweek、MOJO、Q Magazineなどの各メディアで年間アルバムの1位を獲得している。

現在、デヴィッド・ボウイの世界観やキャリアを総括した大回顧展『DAVID BOWIE is』が天王洲、寺田倉庫G1ビルにて4月9日(日)まで開催中。

マイケル・C・ホール コメント
https://youtu.be/cAa5w5Rw8_I

ダンカン・ジョーンズ コメント
https://youtu.be/AcnnEg90bXk

アルバム『★』
発売中

SICP-30918/¥2,500+税

<収録曲>

01.★

02.ティズ・ア・ピティ・シー・ワズ・ア・ホア

03.ラザルス

04.スー(オア・イン・ア・シーズン・オブ・クライム)

05.ガール・ラヴズ・ミー

06.ダラー・デイズ

07.アイ・キャント・ギヴ・エヴリシング・アウェイ

※デジパック仕様

※日本盤のみ通常のCDプレーヤーで再生可能な高品質フォーマット、Blu-spec CD2仕様

※歌詞・対訳・解説付き

アルバム『★』 (okmusic UP's)
  1. HOME
  2. エンタメ
  3. デヴィッド・ボウイ、英国のグラミー賞『BRIT AWARDS 2017』で2部門を受賞
access_time create folderエンタメ
local_offer
OKMusic

OKMusic

ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

ウェブサイト: http://okmusic.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。