新カスタムROM「LineageOS」を早速使ってみた。CyanogenModとの大きな違いを紹介

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本日付けで公式版がリリースされた「LineageOS」を Nexus 5X に導入してみたので、現状の中身がどうなっているのかを紹介します。そもそも LineageOS は CyanogenMod をリブランドする形で開発されているカスタム ROM なので、全体的には CyanogenMod を引き継いでいます。権利関係の懸念により「Cyanogen」の名前やロゴが完全に排除され、LineageOS 独自の内容に変わっています。現時点で大きな違いはブランド面なのですが、今後、独自の路線を進んだ場合、大きな変化が見られるかもしれません。LineageOS の UI 周りは CyanogenMod と大体同じです。しかし、Cyanogen 固有の名前が付いたものは別の名前に変わっています。ホームアプリは Pixel ランチャーと Gogole Now ランチャーを搭載しており、いつでも切り替えられますが、Google アシスタントは有効ではありません。日本語化は既に 98% ほどの達成率でした。LineageOS になって導入された一部の機能が日本語化されていないという状況です。root は ADB 経由のみをサポートしており、デフォルト無効化されています。「アプリの root」を利用するには別途 SuperSU を導入しなければなりません。プリインストールアプリは Android 基本アプリのほか、「音楽」「AudioFX」「ファイル」「音声レコーダー」「画面の録画」が独自に導入されています。内容はかなりシンプルです。現状の機能については CyanogenMod とほぼ同じと考えて良いでしょう。「LiveDisplay」「拡張デスクトップ」「超省電力」「自動省電力」「スマートフォンを持ち上げて通知を表示」「指紋リーダーによるアプリロック」「プライバシーガード」「システムプロファイル」、ステータスバーとナビゲーションボタンのカスタマイズ機能などが残っています。他にも細々とした CM 機能が見られます。LineageOS のアップデートは CyanogenMod のように ROM 内の「端末情報」から実行できます。

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