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カップが違うと、同じコーヒーでも味が変わる!?奥深い『焼き物』の魅力が美味しく味わえる期間限定カフェに行ってみた

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普段何気なく使っている茶碗や湯呑み、小鉢などの食器。どの家庭にもそれなりの数の食器があると思いますが、その器、どこで作られたのかご存知ですか?

今回は日本の磁器の故郷とも言える、佐賀・長崎にまたがる九州北西部の肥前(ひぜん)エリアの伝統的な焼き物に乗せた、海山の幸がいただける期間限定カフェを取材しました。

日本遺産に認定!400年の歴史を持つ磁器のふるさと

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今回、渋谷ロフト2階のShibuya City Loungeで2月5日(日)まで行われているのは、『肥前やきもの圏ミュージアム』。

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日本では古くから各地で陶器が作られてきましたが、磁器は作ることができず、輸入に頼っていました。1616年、豊臣秀吉が朝鮮から連れ帰った陶工が、磁器の材料となる石を肥前(現・佐賀県有田町)で発見。これが日本の磁器のはじまりです。

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以降、肥前では磁器づくりが盛んになり、各々の産地が独自の文様や絵をほどこした磁器が作られるようになります。その精巧な技術と芸術的な美しさは、国内外で大変珍重されました。

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現在でも肥前には多くの窯元が残っており、陶磁器づくりのの伝統が受け継がれています。この歴史が評価され、佐賀・長崎にまたがる8つの市町が『日本磁器のふるさと 肥前』として、ちょうど400年目の2016年に『日本歴史遺産』に登録されました。

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カフェで使われる器は有田焼・伊万里(鍋島)焼・唐津焼・武雄焼・肥前吉田焼・三川内焼・波佐見焼。豪華なものから素朴なもの、可愛いものから洗練されたものまで、いろいろなお皿に載せた肥前の幸がいただけます。

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ランチは小皿をたくさん使った和風ワンプレート。肥前の器を楽しむ 佐賀長崎県産のごちそうです。表情の違うお皿が盛りだくさんでにぎやかです。

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長崎などでは『アゴ』とも呼ばれ、美味しいダシがとれるトビウオのエスカベッシュ。酸味と甘味のある玉ねぎと、身のしまったトビウオのフライがマッチ。

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『ふもと赤鶏』という地鶏を使ったねぎ味噌焼き。ブロイラーと地鶏の両方の良さを兼ね備えた肉質で、弾力があり、噛むほどに味わいが増す鶏肉です。ご飯と一緒に食べると最高!

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大きな海老がのった海老真薯(しんじょ)。しんじょの部分はホロホロっと柔らかく、海老の旨味を引き出すシンプルな味つけ。上品な逸品です。

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佐賀は特に『呼子のイカ』で有名。煮付けにしても美味しいです。ちなみに、地元の人は「イカの刺身は透き通ってないと食べられない」とのこと。

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ご飯は佐賀平野で作られている『さがびより』。新潟のコシヒカリと並び、『米の食味ランキング』で、最高の特Aランクを獲得した美味しいお米です。ランチは11時~16時まで、1200円(税込)。ソフトドリンク付きです。

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ディナーメニューはふもと赤鶏のトマト煮込みマレンゴ風と、長崎県産の茄子と海老のチーズ焼き。好きなお皿を選んでいただけます。この明るいグリーンのお皿は波佐見焼です。ディナーは16時~22時まで、1300円(税込)。

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いろんな食器を集めたい!可愛い食器がたくさん欲しい!と思っても、置き場に困るのが現実ですが、その点、お店でさまざまな器が楽しめるのは嬉しいですね。

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