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仕事が遅い人の共通項

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今回はMasamori Onoさんのブログ『Decent Point』からご寄稿いただきました。

仕事が遅い人の共通項

ある日のお昼ごはんの時、ひょんなことから“仕事が遅い人”についてのこれまでの経験を元に雑談をしました。

素直さがない人間

トップ項目に挙げたのが、“素直さ”を欠いている人間でした。

これはどういうことかというと、“まずは言われたことを、即座に、言われたとおりにやってみる”という基本動作ができるかどうかというポイントをクリアできるかできないか、という“素直さ”が前提条件として必要ということなのです。なぜならば、誰しも最初から“仕事ができる”わけではないのです。最初は、“どうやったらいいのかなんて全然分からない”状態なのです。従って、“教えてもらう”ことになります。その“教え”を丸のみして、丸ごと真似できるだけの“素直さ”が、“教えてもらう”には必要なのです。

“学ぶ”という言葉は、“真似る”が“まねぶ”に変化し、“まなぶ”に変わっていくことで生まれた言葉だと、教わった記憶があります。全ては、師匠のやりようを自分で“真似て”、少しずつ自分のものにしていくのが、“学び”というものの本質だというのです。短期的に、“自分”を捨てて、“他人のやり方”を受け入れられるかどうか、そこんところの“素直さ”が重要になるのです。

大体において、“仕事が遅い人”というのは、“言われたとおりにやる”ということができません。“考えなくてもいいところ”で、うじうじと考え込んでしまって、手元がおろそかになっています。それは、“教えてもらったこと”を素直に実行するという行動が取れないで、あくまで“自分自身のやり方”を模索したがる、自己本位で、意固地で、傲慢で、不遜な態度が、「素直」に言われたとおりにやることを邪魔しているのです。

今、すぐ、ができない人間

仕事が遅い人間は、“今、何をすべきか”ということに対するセンスが全くありません。

センスがないので、全く今やる必要の無いことをせっせとやっています。全く事情の分からない第三者から見れば“まじめに仕事している”ように見えてしまいます。ひょっとしたら、仕事が遅い人その人自身も、これだけの仕事をやっているという“自己陶酔”に陥っているかもしれませんね。本当は、“大馬鹿もの”の給料ドロボーなのですが。

そもそも“素直さ”がないのですから、いくら他人が「これ今すぐにやってね」とか、「急ぎでお願い」といっても、言葉を額面通りに受け取ることができないのです。冗談みたいな話になりますが、明確な理由をつけて「何時何分までに」と言っても、どこまで通じるか分かったものではありません。大体において、自分の事情を優先してしまうのです。だから、こちらが「何ですぐにやらなかったの?」と問いただすと、延々と自己弁護の言いわけを始めるだけなのです。

“今、何をすべきか”が分からないのですから、当然“段取り”なんてできません。あまつさえ、“前倒しで仕事をする”なんてことは不可能です。全て仕事は、“先送り”になります。というよりも、全てが“遅延状態”に陥り、無駄な忙しさにかまけています。全てが、緊急事態! 赤ランプが点滅する中を、わらわらと右往左往しているだけ。周りに迷惑をかけても、さも当然と思っている。
そんな人間を見ていると、「仕事による充実」だとか、「俺って忙しい」なんて、思ってんじゃないよ、このボケ! と、後ろから延髄蹴りを見舞わせたくなる衝動が湧いてきます。

問題の原因は明確です。「今すぐにやれ!」といったことを、そのときにすぐにやっていればそういった緊急事態は避けることができたのです。それが判断できない原因に、前述の“素直さ”の問題は影響していますが、それだけではなく、“状況を理解する”ことができないほど“稚拙”なくせに、自分の考えを最優先しようとする“浅ましさ”があるのだろうと思います。

コミュニケーション不足

仕事が遅い人間は、えてして“コミュニケーション不足”の人間が多いものです。しかし、当の本人は“コミュニケーションの達人”と思い込んでいるものです。この、馬鹿馬鹿しいほどのギャップが、本人には分からないのです。こういうのは、“本当に痛いもの”です。

分からないことがあったら、教えてもらえばいいのに、人に聞こうとしない。で、自分一人でもんもんと考え、堂々巡りをしてしまいます。ちょっと聞けばいいだけのことです。こちらから、「どうしたの?」と聞くまで、一人で解決しようとしているのです。それって、根本的に考え方が間違っているよね、と思うのですが、当の本人はそうは思っていないのです。まじめに悩んでいるのです。そう、まじめにやっているから始末が悪いんです。

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