【タイ】プラネタリウムみたいな寺院。可愛すぎる「WatPaknam(ワットパクナム)」/現地特派員レポート
【TABIZINE 現地特派員による寄稿】
川の向こう側へ。ノスタルジックなトンブリー地区
バンコクの定番の観光ルートを外れてチャオプラヤー川を渡ってみると、そこはかつてトンブリー王朝の王都があった“トンブリー地区“です。
近代化されていないこの地区は、運河で人々が行き交う光景が見られ、古き良き時代のバンコクの面影が残ります。また、観光客も少なくのんびりとしています。
そんなノスタルジーを感じる場所に、まるでプラネタリウムのような寺院があります。
その名も「ワットパクナム大仏塔」。
正式名称:プラハマー チェディマハー ラッチャモンコン ワットパクナム パシーチャローン
拝観時間8:00~18:00
見所はそびえ立つ白亜の棟
敷地内に立つ大きな白い塔、これがワットパクナム大仏塔です。この塔は国王様と王妃様の72歳の誕生祝いとして建設されました。仏歴2555年(西暦2012年)に8年の歳月をかけて完成し、仏教徒の信仰を集める象徴的な場所となりました。
四角形の仏塔に、バンコクとラーンナーの美術様式を持つ9段の基壇、覆鉢部の上にはチェンマイのワットロークモーリー仏塔の建築様式で作った塔堂がのせられていて、まさにタイの巧妙な建築芸術を誇る建物となっています(パンフレット参照)。基壇の1辺の幅52メートル、高さ80メートルにも及ぶこの塔の先端には、100キロの金で作った宝珠がそびえています。芸術的な外観もさることながら、内部もとても豪華です!
金色に輝く展示品&かわいい装飾品
建物は全部で5階建て。
1階
タイ芸術、文化遺産展示2階
集会所。お坊さんの卒業式などの儀式行事や、会議、瞑想が行われる場所です。3階
博物館4階
ルアンポーソッド師の金製仏像があります(この寺院は前僧生のルアンポーソッド師と仏法僧への帰依を表す場所でもあります)。
これらの眩しい展示物を見ながら、階段で塔の最上階を目指します。
柱や壁紙などにも注目してみてください。かわいい装飾品の数々に、細部まで目が離せません! 最上階にはどんな素敵なものがあるのでしょうか??「プラネタリウムみたい」って??? ワクワクしながら最上階まで上ります!!!
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いよいよ最上階!エメラルドの仏塔
ご覧ください!5階に仏塔(プララッタナチェディシーマハーモンコン)があります。仏塔はライトアップされ、エメラルドグリーンに輝きを放ちます。天井を見上げると夜空のキャンバスにたくさんの星とお釈迦様が描かれ、思わず見とれてしまう幻想的な世界観です。宇宙のようにも見えますね。この絵は仏陀の生涯図です。私が今までに見た中で一番素敵な仏塔でした。
《ワットパクナムまでのアクセス》
BTSタラートプルー駅からタクシーで5分。運転手さんに「ワットパクナム」と言えば通じます。
※拝観時間は8:00~18:00
《注意事項・その他》
・寺院を訪れる際は、大きな声で騒ぐこと、露出度の高い服装はおやめください。(肩と膝が隠れる服が◎)
・装飾品や装飾柱に触らないこと。
・最上階までは土日・仏教の祝日のみエレベーターが利用できるようです
千葉県に別院あり。実は日本と関わりの深いお寺
お寺の所々に日本語を見かけます。実は「ワットパクナム寺院日本別院」が千葉県成田市にあります。この別院は、日本とタイの仏教信者の進行の力により日本で初めて建立されたタイのお寺です。
仏教の教えと、タイの文化(タイマッサージやタイ料理、フルーツカービングなど)を広める場所であり、レッスンも行われているそうです。なんだか日本との繋がりが深くてとても嬉しくなりました。以上、おすすめの素敵な寺院の紹介でした。
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