【米ビルボード】ザ・チェインスモーカーズが8週目1位、gnashがトップ10入り

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【米ビルボード】ザ・チェインスモーカーズが8週目1位、gnashがトップ10入り

 10月22日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”では、ホールジーをフィーチャーしたザ・チェインスモーカーズの「クローサー」が8週目の1位をマークすることが明らかになった。一方、ダフト・パンクをフィーチャーしたザ・ウィークエンドの「スターボーイ」が2位に浮上、Olivia O’Brienをフィーチャーしたgnashの「I Hate U I Love You」がトップ10入りを果たした。

 ザ・チェインスモーカーズおよびホールジーにとって初の“Hot 100”No.1ソングである「クローサー」は、今週も楽曲セールス、ストリーミング、ラジオ・エアプレイにおいて首位をキープ。“Hot 100”の主要構成チャートである“Digital Song Sales”、“Streaming Songs”、“Radio Songs”全てを制すとともに、“On-Demand Songs”チャートでも同時に2週目の1位となっている。複数週での同時1位獲得は、ブルーノ・マーズをフィーチャーしたマーク・ロンソンの「アップタウン・ファンク」が2015年2月から4月に8週間にわたり同じく全チャートを制して以来の快挙だ。

 2位のダフト・パンクをフィーチャーしたザ・ウィークエンドの「スターボーイ」は、先週3位からの浮上。9月28日のオフィシャル・ビデオ公開に加え、10月1日放送の『サタデー・ナイト・ライブ』でのパフォーマンスの影響もあるだろう。「スターボーイ」は11月25日リリース予定の同名アルバムからのリード・シングルだ。

 続く3位はトゥエンティ・ワン・パイロッツの「ヒーサンズ」が、4週キープした最高位2位からダウン。しかし“Radio Songs”チャートでは先週5位から2位へ上昇、“Digital Song Sales”チャートでは3位をキープ、“Hot Rock Songs”チャートでは9週目の1位をマークしている。

 “Hot 100”トップ5を締めくくるのはジャスティン・ビーバーをフィーチャーした2曲で、両曲とも3週連続で同圏内に留まっている。4位はビーバーとムーをフィーチャーしたメジャー・レイザーの「コールド・ウォーター」、5位はDJスネークの「レット・ミー・ラヴ・ユー」だ。

 続く6位は、D.R.A.M.初の“Hot 100”トップ10ソング「Broccoli」(feat. Lil Yachty)で、先週8位から新たな最高位の6位へ上昇。7位はショーン・メンデスの「トリート・ユー・ベター」が先週6位からのダウン。8位はショーン・ポールをフィーチャーしたシーアの「チープ・スリルズ」が先週7位からのダウン。9位は再びザ・チェインスモーカーズのもう1曲で、「ドント・レット・ミー・ダウン」(feat. ダヤ)となっている。

 米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”のトップ10を締めくくるのは、Olivia O’Brienをフィーチャーしたgnashの「I Hate U I Love You」だ。先週13位からの上昇で、両アーティストにとって同チャート初登場曲にして初のトップ10入りとなった。“Digital Song Sales”チャートでは先週5位からダウンの6位だったものの、“Radio Songs”チャートでは先週30位から23位へ大きく上昇している。なお、注目すべきは「I Hate~」が25週目でのトップ10入りだということ。ここまで長い時間かけての10位圏内入りは、イマジン・ドラゴンズの「ディーモンズ」が2013年11月9日付チャートで27週目にしてトップ10入りして以来、3年ぶりとなる。

 gnash(本名Garrett Nash)は「I Hate U I Love You」をO’Brienと共作しており、今年6月、米ビルボードに対し「Oliviaがコードやフック、骨組みなんかと一緒にボイスメールを送ってくれて、俺は“この曲は素晴らしい。絶対にやりたい”って思った。だから彼女とレコーディングしたんだけど……出来上がってみると“なんて心地良いんだ。ある種のカタルシスで、何か胸のつかえが取れたようだ”ってな具合だった。思うに、それがヒット曲ってものなんだろう。何というか、“人々に一種の信頼を感じさせる何かがこの曲にあり、俺が言っていることに人々が共感させられる”って感じなんだと思うね」と語っていた。

 また、gnashは自身プロデュースによるこの曲の成功に驚いているとも加えていた。レコーディング後、自身の母親に「ママ、過去最高の曲が出来上がったよ」と冗談めいて言うと、母親から「ベッドに戻りなさいハニー。その曲がそうなるのは想定内よ」と返って来たというのだ。

 なお、今週の“Hot 100”トップ10以下の動きでは、ニッキー・ミナージュをフィーチャーしたアリアナ・グランデの「サイド・トゥ・サイド」が先週19位から12位へ、Kiiaraの「Gold」が先週15位から13位へそれぞれ浮上。一方、フィービー・ライアンをフィーチャーしたザ・チェインスモーカーズの新曲「オール・ウィ・ノウ」が18位に初登場、ゼッドをフィーチャーしたヘイリー・スタインフェルド&グレイの「スターヴィング」が先週24位から20位へとトップ20入り。また、ワン・ダイレクションのナイル・ホーラン初のソロシングル「This Town」が、先週63位から25位へと大きく浮上している。

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