水曜日のカンパネラ MVに大事なモノが映ってない?

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水曜日のカンパネラ MVに大事なモノが映ってない?
J-WAVEで放送中の番組「SPARK」(水曜ナビゲーター:水曜日のカンパネラ)。10月5日のオンエアはコムアイとケンモチヒデフミが登場。さらに「必殺! 仕事人の館」のコーナーに、「ラー」のミュージックビデオを一緒に作り上げたHAKUHODO THE DAYのクリエイティブディレクター、瀧澤慎一さんが登場しました。

最近はフェスなどで、水曜日のカンパネラと行動を共にすることも多いという瀧澤さん。水曜日のカンパネラは日清食品「カレーメシ」とコラボをしてミュージックビデオを作りましたが、両者の橋渡し役をしたのが瀧澤さんです。「カレーメシ」のリニューアルに合わせて、新しいコラボの相手を探しているうちに、水曜日のカンパネラに白羽の矢が刺さったというわけです。

瀧澤:「カレーメシ」は、ルーでもレトルトでもない、新しいジャンルのカレーなんですけど、それをそのまま説明してしまったら面白くない。理解不能ということにしてしまえば、新しいものとして捉えてくれるのではないか…というコンセプトだったんです。
コムアイ:普通の雰囲気で「この新しさを説明しますね」って言われても、新しくなさそうですもんね。
瀧澤:そうなんです。水曜日のカンパネラの楽曲や、コムアイさんの振る舞いなどの感覚が、僕らがやろうとしていることと近いんじゃないかということで、一緒にやろうということになったんです。

水曜日のカンパネラのミュージックビデオを制作するにあたって、「水曜日のカンパネラだけでは実現できないことを一緒にやりましょう」という話になったそうです。

コムアイ:CMのオファーって、アーティストの力を借りようとされると興味が湧かなくて…。両者共にやったことがないことをできるんだったらやりたい、というスタンスなんです。瀧澤さんは始めからそういう提案できてくれたから、「カレーメシ」の企画の話は早かったです。日清食品も水曜日のカンパネラも両方うまくいくように、今までにないような企画を考えてくれて…。そうすると、あとは勝手にうまく進んでいくんです。
瀧澤:アーティストと組むときは、アーティストがどういうステージにいるか、何をしたいと思っているのか、ということをこちらが理解していることが、仕事を進める上で非常に大事なんです。それが企業のマーケティング活動に、どう掛け算できるか…その交点を見つけるのが、クリエイティブディレクターの仕事なんです。
コムアイ:なるほど。

実は「ラー」のミュージックビデオには、「カレーメシ」だとわかる場面が出てきません。コムアイはそのことに感心したそうです。

瀧澤:アーティストが企業とミュージックビデオを作ると、企業側の商品が申しわけ程度に入っていて、これは入れざると得なかったんだろうな…と。
コムアイ:見てる人はわかるよね。
瀧澤:やらされてる感じが出ると嫌だと思ったんです。ミュージックビデオ一本の中だけで企業側のメリットを作り出すのではなくて、プロジェクト全体で、長い時間をかけて投資対効果が出てくるようにしたいと考えました。

瀧澤さんの話から、非常に細かいところまで考えられていることがわかりました。ちなみに、水曜日のカンパネラと日清食品がコラボしたスペシャルグッズも製作中だそうです。そちらも楽しみですね!

【番組情報】
番組名:「SPARK」
放送日時:月・火・水・木曜 深夜1時〜2時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/spark/

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