○○を譲ってもらうための作戦のはずが…?

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○○を譲ってもらうための作戦のはずが…?
J-WAVEで放送中の番組「JAM THE WORLD」のワンコーナー「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。10月3日(月)から5日間、写真家・アンティーク収集家のオオタマサオさんをお迎えします。

オオタさんは1949年、静岡県生まれ。早稲田大学卒業後、36歳より写真家として活動する一方、“ホーロー看板”や“前掛け”などアンティーク収集家としても活動されています。

初日のオンエアでは、オオタさんの経歴で、「36歳から写真家」という点が気になった小黒がそれについて尋ねると、それ以前はオオタさんは放浪の旅を続けていたそうなのですが、「“ホーロー看板”との出会いで立ち直り」、写真家に。

オオタさんの著書『琺瑯看板−懐かしき昭和30年代を訪ねて』は、雑誌『ラピタ』にて創刊号から3年半連載されていたものをまとめた内容となっているそう。

ホーロー(琺瑯)看板とは明治時代から昭和中期まで宣伝の主流だった、金属製の商品看板のことですが、オオタさんは現在そのホーロー看板を約1700枚も所有しているのだとか。

「これ以上持っている方もいると思いますが、僕ほどディープに色々ホーロー看板を考察している人間はいないと自負しております」(オオタさん)

実際に田舎などに出かけてホーロー看板の写真を撮り、譲ってもらえるまでの交渉をその持ち主と直々にされるそうです。

「汗と涙の記録ですね…。田舎に行くと変な人に思われちゃって。1時間粘っても譲ってくれないんですよね。『30年前から貼ってあるんですけどメーカーの人に悪い』と言って譲ってくれなかったり」と、交渉の苦労を明かしてくれたオオタさんですが、そこでスムーズに譲ってもらえるため「ホーロー学会」というものを作り、「ホーロー研究家」という名刺を作ったのだそうです! しかし…

「かえって警戒されちゃってダメでした(笑)」

とうまくいかなかったそうです(笑)。

「いただける確率っていうのは、10枚に1枚くらいですね。お金を払うこともありますし、『こんなもの持ってけ』ということもあって、それは嬉しいですね」と苦労と喜びを明かしながら、「いろいろ大変な思いをしました…」と自らの活動をしみじみと振り返るオオタさんでした。

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【番組情報】
番組名:「LOHAS TALK」
放送日時:平日 20時40分−20時50分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

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