「ご主人さまを探しています!」 韓国の少年少女たちの間で危険な“リアル”ペット文化が蔓延

「何でもしてくれる女性のご主人さまいますか!」「私のご主人さまを探しています」

こんな過激な書き込みが、韓国のインターネットのコミュニティーサイトで増えている。風俗サイトに誘導する書き込みのようだが、韓国メディアの報道によると書き込んでいるのは主に10代の少年少女たちだという。

彼らは、相手とペットのような従属関係を望む「ペット男」「ペット女」たち。韓国では「ペット文化」という言葉まで生まれ、このところネット上では10代の間で「ペット男」「ペット女」が増えている。中には売春を目的とするように、自分のヌード写真を掲載する人も出始め、韓国の“リアル”ペット文化はかなり危険な雰囲気を漂わせている。

韓国メディア『ノーカットニュース』によると、某コミュニティーサイトの掲示板には最近、17歳を自称する女子学生がペットを募集する書き込みをした。タイトルとクリックすると、モザイク処理された上半身裸の写真が添付されていた。この書き込みは爆発的な照会数を記録し、書き込んだ女子学生は「ご主人さまが与える第一の課題」としてモザイク写真をもう1枚追加で掲載した。

自称高校2年生の男子学生は「ペット」になることを希望し、今も自分のご主人さまになってくれる人を待っている。この学生はメディアの電話インタビューに答えており、「“ペット文化を偶然知って興味が湧いた。今は積極的にご主人さまを探している」「(ご主人様が要求する)程度については深く考えたことはないけれど性的関係も可能」と答えている。

このようなペット文化は、学校生活で友達が少なかったり、友達の輪に入れない子どもたちが、「手軽に友達を作る手段」として利用したことがきっかけとみられている。だが、当然のことながらサイトは大人も見ているため、援助交際のような関係に発展してしまうケースもあるという。

人気ドラマ『きみはペット』を地で行く韓国の“リアル”ペット文化。同ドラマは最近韓国で映画化され、チャン・グンソクが出演したことで話題を集めているが、韓国のネット上ではこんな問題も発生しているようだ。

※画像:ノーカットニュースより引用

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。[リンク]

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 「ご主人さまを探しています!」 韓国の少年少女たちの間で危険な“リアル”ペット文化が蔓延
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

記事ランキング