【米ビルボード・アルバム・チャート】2か月ぶりにドレイクが1位返り咲き!アッシャー新作は5位初登場

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【米ビルボード・アルバム・チャート】2か月ぶりにドレイクが1位返り咲き!アッシャー新作は5位初登場

 およそ2か月ぶりにドレイクの『ヴューズ』が首位に返り咲き、通算13週目のNo.1を獲得した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 8月13日付アルバム・チャートで、通算12週目のNo.1をマークした、ドレイクの『ヴューズ』が、翌週(8月20日付)にDJキャレドの新作『メジャー・キー』に首位の座を奪われ、その後は新作のリリース・ラッシュにより、なかなかその座を奪い返せないままにいたが、今週は強豪も少なく、全体的にセールスも落ち込んでいることから、『ヴューズ』が2か月ぶりとなる首位返り咲きを果たすことができた。週間セールスは53,000枚。ほとんどはストリーミング・ポイントによるものである。

 初動枚数48,000枚を獲得し、2位に初登場したのは、ラッパー、マック・ミラーの新作『ザ・ディヴァイン・フェミニン』。アリアナ・グランデとの交際が囁かれている24歳の白人系ラッパーで、そのアリアナの大ヒット曲「ザ・ウェイ」(2013年)や、新曲「イントゥ・ユー」のリミックスを担当したり、本作からの先行シングル「マイ・フェヴァリット・パート」でコラボしたりと、公私共に相性の良さをみせている。本作には、その他にもタイ・ダラー・サインやケンドリック・ラマーなど、人気ラッパーたちが参加している。

 4位には、「イッツ・ビーン・アワイル」(2001年)などのヒットで知られるロック・バンド、ステインドのリーダー、アーロン・ルイスのソロ・アルバム『シナー』が初登場。ソロ・アルバムとしては、2012年にリリースした『ザ・ロード』に続く4年ぶり、通算2作目となるスタジオ・アルバムで、前作の最高位30位から一気に飛躍した。先行シングルは「ザット・エイント・カントリー」1曲のみ、大きなプロモーション活動も行っていないが、初動枚数42,000枚という数字は異例である。

 続いて5位には、R&B界のレジェンド、アッシャーの新作『ハード・トゥ・ラヴ』が38,000枚を獲得してデビュー。1994年のデビューから、今年で22周年を迎える、もはやベテランの域に達したアッシャーだが、サウンドは最先端で、往年のファンも若いリスナーも楽しめる内容に仕上がっている。「YEAH!」などを輩出した、自身最大のヒット作『コンフェッションズ』(2004年)から続いた、5作連続の首位獲得とはならなかったが、1997年の2nd『マイ・ウェイ』から7作連続のTOP10入りを果たす快挙を成し遂げた。

 9位には、クリスチャン・バンドのキャスティング・クラウンズが初登場。本作『ザ・ベリー・ネクスト・シング』は、通算7作目のスタジオ・アルバムで、2005年の2ndアルバム『ライフソング』から、すべてのアルバムがTOP10入りを果たしたことになる。また、クリスチャン・チャートでは、6作連続の首位デビューを果たし、彼らの人気を物語った。

Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、28日22時以降となります。

◎【Hot200】トップ10
1位『ヴューズ』ドレイク
2位『ザ・ディヴァイン・フェミニン』マック・ミラー
3位『スーサイド・スクワッド』サウンドトラック
4位『シナー』アーロン・ルイス
5位『ハード・トゥ・ラヴ』アッシャー
6位『ゼイ・ドント・ノウ』ジェイソン・アルディーン
7位『バーズ・イン・ザ・トラップ・シング・マックナイト』トラヴィス・スコット
8位『ブラーリーフェイス』トウェンティ・ワン・パイロッツ
9位『ザ・ベリー・ネクスト・シング』キャスティング・クラウンズ
10位『ディグ・ユア・ルーツ』フロリダ・ジョージア・ライン

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