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速報! 『氣志團万博2016』の素晴らしかったアクト&楽曲5選

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9月17日(土)、18日(日)に千葉県・袖ケ浦海浜公園にて開催された、『氣志團万博2016 ~房総ロックンロール★チャンピオン★カーニバル』。フェス形式になって5年目、過去最大となる全33組のアーティストを迎え、ここでしか起きない奇跡の連続だった今年。ジャンルを超えた本物が集う、まさに各界のチャンピオンたちの中から、ほぼ全てのアクトを網羅した僕が個人的に印象的だったアクト&楽曲を紹介。あ~~、ずっと楽しかった!

「RALLY-HO!」(’11)/SA
今年から新設されたサブステージ“MOSSAI STAGE”にて、2日目のウェルカムアクトを務めた、初登場のSA。早朝から痛快なパンクロックを鳴らすSAに、氣志團やももクロ、10-FEETや矢沢永吉のファンが続々と集まり、ライヴが後半を迎える頃にはフィールドからあふれるほどの観客が熱狂! 「RALLY-HO!」に拳突き上げて声を合わせ、終演後に自然とSAコールが起きる光景に胸を熱くしながら、「これぞ『氣志團万博』の醍醐味!」と思った。同じく、初登場で事件を起こしていたのは、1日目のクロージングアクトを務めた岡崎体育。初めて名前を聞くであろう人も巻き込んで大爆笑を生み、鳴り止まないアンコールに「続きは来年、メインステージでやるので待っててください」と宣言する彼に思わず涙してしまった。

「親友よ」(’09)/湘南乃風
1日目に“YASSAI STAGE”に登場。2012年に開催された初の『氣志團万博』に出演し、2014年には氣志團のステージに友情出演。“氣志團の公式ライバル”として紹介された湘南乃風。ライバルって氣志團と湘南乃風なんて、全然違うじゃん! と思う人もいるかも知れないが、熱すぎるステージを見ながら、その侠気や熱いメッセージに音楽性や表現方法は違えど、伝えたい想いは何も変わらないんだと改めて確信。ラストに歌った「親友よ」で隣同士が肩を組んで会場中がひとつになる光景を見て、ジャンルなど関係ナシに音楽が人と人をつなぐという、「氣志團万博」の根幹にあるテーマもかたちになって見えた気がした。1日目では満を持しての初登場のステージで、各界のチャンピオンたちに牙を剥く攻撃的なアクトを見せて観客を熱狂させたUVERworldのステージも印象的だった。

「ザ・ゴールデン・ヒストリー」(’16)/ももいろクローバーZ
『氣志團万博』皆勤賞、5回連続出演となったももクロ。“氣志團万博”を“ももクロ万博”と呼び、綾小路も「ももクロがいなかったら、今の『氣志團万博』はない」と語るほど、『氣志團万博』の歴史をともに紡いできた2組。毎年、万博だけの特別な演出を入れたり、この日も氣志團のステージでコラボを見せた「SECRET LOVE STORY」や「愛 羅 武 勇」と氣志團のカバーを披露したりと、スペシャルなステージで魅了してくれる彼女ら。この日披露した、ももクロの歴史を歌う新曲「ザ・ゴールデン・ヒストリー」を見ながら、僕は彼女らが『氣志團万博』で紡いできた物語も思い返していた。また、2013年の初登場時に豪雨の中でライヴが始まるも、その熱演で太陽を呼びこむという伝説を生み出した私立恵比寿中学も4年連続出場。今年もライヴ中、空を覆っていた雨雲が早足で逃げていき、青空を呼ぶという奇跡を生み、ももクロ同様に『氣志團万博』の物語を紡ぐ立役者となっている。

「いつの日か」(’94)/矢沢永吉
『氣志團万博』についに降臨したロックの神様、矢沢永吉。陽も落ちて暗くなった袖ケ浦で、「黒く塗りつぶせ」のイントロに乗せて真っ白なスーツ姿で登場。大歓声の中ステージに立つと、「フォ~~!」の一声で会場の空気が一気に変わる。矢沢の圧巻のロックンロールショーに、全ての人が大感動&大興奮。「とまらないHa~Ha~」のタオルを投げで会場がひとつになり、ラスト「いつの日か」の甘い声に魅了されていると、アウトロが鳴る中でステージを去る矢沢。ステージ袖でE・YAZAWAのタオルを掛けられる背中がスクリーンに映り、「キャーー!」と女性客から悲鳴に近い歓声が上がるのを見て、全ての世代、どんな人にもカッコ良さが伝わる、“本物”の凄まじさを改めて実感させられた。ちなみに2日目の開会宣言は、僕も“神様、猪木様”と仰ぐアントニオ猪木。プロレスの神様とロックの神様のふたりを参拝することができた、貴重な一日だった。

「落陽」(’12)/氣志團
『氣志團万博』主催者である氣志團。“日本一のホスピタリティ”と賞賛されるように、出演者や観客への過剰なほどのサービス精神もこのフェスの魅力のひとつ。今年のステージでも、きただにひろしを迎えての新曲「ウィーキャン!」の披露や、ゴールデンボンバーやももクロ、東京スカパラダイスオーケストラや横山剣とのコラボなど、観客を楽しませるための趣向や演出が盛りだくさんだったが。そんな中、印象に残った曲が「落陽」。《君にあの夕陽を見せたい》と故郷を歌ったこの曲は、“俺の街、来ないか?”と謳う『氣志團万博』のコンセプトをそのまま表したような、言わば『氣志團万博』のテーマソングと言える楽曲。生まれ育ったこの土地の美しい景色をみんなに見せたい。この街に来てくれたみんなを全力でおもてなししたい。そして、ガキだったあの頃の俺みたいなヤツに本物のステージを観せたい。そんな綾小路の想いを受け止めて、今年も最高の出演者とたくさんのお客さんたちが袖ケ浦に集うのだ。今年、会場にいた人はこれを聴いて『氣志團万博』を思い出し、行かなかった人はこれを聴いて『氣志團万博』に思いを馳せてほしい。

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