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日本に好感をもっている国ってどこ?世界の親日国10選

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世界には日本人が思っている以上に、日本や日本人に対して好感をもってくれている人々がたくさんいます。「親日」といわれる代表的な10か国をご紹介しましょう。

台湾


日本人にとって最も身近な親日国が台湾。実は日本と台湾は正式な国交を結んでいませんが、台湾の街には日本のファッションや食文化があふれ、一方の日本でも台湾旅行が大人気と、民間レベルでは緊密な関係にある両国。

台湾の親日の背景には日本による統治があります。1895年から第二次世界大戦の終結までのおよそ50年間、台湾は日本によって統治されました。日本人の高慢な態度に対する批判もありましたが、後になって、現地の教育やインフラ整備などに多額の予算を費やした日本の統治のあり方に対する評価が高まったのです。

モンゴル


日本ではあまり知られていないのがモンゴルの親日ぶり。東日本大震災に際しては、モンゴルの国家公務員全員が給与1日分を義援金として寄付したほどです。

モンゴルが共産主義から脱却する際に日本が援助を行ったことや、その後も日本のODAによって経済発展したことが大きく報道されていることもあって、日本に恩を感じている国民は少なくありません。また、近年ではモンゴル出身の力士が日本で活躍していることも、モンゴルの人々が日本に親近感を抱く要因のひとつになっています。

インドネシア


インドネシアが親日国と言われるようになった最大の理由は、日本人がオランダによるインドネシアの再植民地化を防ぐ手助けをしたこと。

インドネシアは約340年間にわたるオランダによる植民地支配と、日本による1945年までの3年間の統治の後、独立を宣言します。しかし、オランダが再度インドネシアを植民地化しようとしたため、再び独立戦争が勃発しました。そこでインドネシアとともに戦ったのが軍籍を離脱した日本人約3000人。その甲斐あって、1947年にインドネシアは悲願の独立を果たしたのです。

また、「インドネシア建国の父」として国民に慕われているスカルノ元大統領が大の親日家であったことも影響しているのではないかといわれています。

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パキスタン


紛争やテロといった危険なイメージばかりが先行しがちなパキスタンですが、実は大のつく親日国。パキスタンを走る車の9割が日本車で、「日本が大好きだから」と、車体に日本語で文字を書く人もいるほど。

パキスタンの人々が日本に好意をもつようになった背景は、第二次世界大戦後の両国の関係にあります。1950年代、パキスタンが特産の綿花を日本に輸出していたために、日本の商社マンが頻繁にパキスタンを訪れたり、パキスタンへの投資が行われたりするようになりました。人々は、それがパキスタンの発展につながったことを今でも心にとめているのです。

パラオ


世界遺産のロックラグーンを擁する太平洋の楽園、パラオ。「ダイジョウブ」、「オカネ」といった日本語がパラオ語となって日常的に飛び交っており、独立記念日のパレードには日本の神輿が登場するほど日本とのつながりの深い国です。

パラオは1914年からおよそ30年にわたって日本の委任統治領でした。パラオはスペインやドイツによる苛烈な支配も経験しており、それら西欧諸国の統治とは違って、教育やインフラ整備に力を入れた日本統治時代は、パラオの発展に貢献したと考えられているのです。

パラオの親日ぶりがうかがえるのがその国旗。「月章旗」と呼ばれる国旗は、日本の日の丸にちなんだものとされています。

ポーランド


ポーランド人が日本に親近感を抱くようになったのは、日本がポーランドの孤児を支援したことがきっかけです。

ポーランドが長くつらい分割時代から独立を果たした1919年、当時のシベリアでは親を失った子どもたちが劣悪な環境のなか苦しい生活を余儀なくされていました。孤児たちの支援のために結成されたポーランド救済委員会は欧米諸国に援助を求めましたが、芳しい結果は得られず、最後の頼みの綱が日本でした。日本政府は援助の要請からわずか17日後に孤児の支援を決定、1920~1922年のあいだに計765名の孤児たちが日本に渡り手厚い保護を受けたのち、祖国に帰っていきました。

ポーランドの人々はそんな日本の善意を忘れることはなく、阪神大震災の後には被災児60名がポーランドに招かれ歓待されたというエピソードが残っています。

フィンランド


「ヨーロッパ一の親日国」といわれることもあるフィンランド。その理由は旧5千円札の肖像に使われた偉人、新渡戸稲造にありました。当時国際連盟の事務次長だった新渡戸稲造は、フィンランドとスウェーデンのあいだで起こっていたオーランド諸島の領有権争いを画期的な方法で解決したのです。住民は「この島に平和をもたらしてくれた」と彼を尊敬しているのだとか。

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マケドニア


「マケドニア」という国名を聞いても、それがどこにあるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。マケドニアはバルカン半島の内陸に位置する小国で、周囲をセルビア、ブルガリア、ギリシャ、アルバニア、コソボに囲まれています。

1963年、マケドニアの首都スコピエを大地震が襲います。市内の建物の75パーセントが倒壊するという甚大な被害を被った街の再建を請け負ったのが、建築家の故・丹下健三氏を中心とする日本チームでした。それを学校で習うこともあって、多くのマケドニア人は日本人がスコピエの復興に尽力したことを知っているのです。

なかでも中央駅は復興のシンボルで、再開発が進むなかでも「タンゲが造った」姿のまま残されることが決まったのだとか。

ブラジル


およそ150万人という、世界でも最大規模の日系人居住地となっているブラジル。ブラジルが親日といわれるようになったのは、日本がまだ貧しかった1900年代初頭にブラジルに移住した日本人が、規律正しさや勤勉さによってブラジル社会で信頼を勝ち取ったおかげです。

国内に日系人が多いことから、日系人と接する機会があり、日本や日本に対し親近感を抱くようになる人も少なくないようです。

トルコ


トルコが日本に好意を寄せるようになった原点が、1889年に起きたエルトゥールル号事件。トルコが明治政府に派遣した親善使節を乗せた船、エルトゥールル号が和歌山沖で台風に遭遇して沈没してしまいます。和歌山住民の必死の救援活動により69名の乗員が救助され、明治政府は彼らを祖国まで送り届けました。この一連の対応によりトルコにおける日本の評価は一気に高まったのです。

イラン・イラク戦争中の1985年には、トルコ航空が危険を顧みずテヘランに残された200名以上の在留邦人の救出に動きました。この特別な計らいに対し、当時の駐日トルコ大使は「エルトゥールル号の借りを返しただけです」とコメントしました。およそ100年も前の恩を忘れないトルコの人々の義理堅さには胸が熱くなりますね。

2015年には、日本とトルコの友好125周年を記念して、日本とトルコの絆をテーマにした日本・トルコ合作映画「海難1890」が公開されるなど、両国の友好の歴史は今も続いています。


今回ご紹介した以外にも、日本人の礼儀正しさや勤勉さ、日本製品の質の高さなどを理由に、日本や日本人に対して好感をもつ人々が多い国は少なくありません。ひとたび海外に行けば、私たち一人ひとりの印象が、ひいては日本全体のイメージにつながることを忘れずに行動したいものですね。

[モンゴル ノモンハン事件や元寇もあったが超のつく親日国家|楽天]
[インドネシアが世界最大の親日国家なワケ|アセナビ]
[あの国が親日国家の理由|マイナビニュース]
[知られざる親日国、パキスタン|キャラバントラベル]
[親日国パラオの感動の歴史 ―天皇皇后両陛下ご訪問の地|PHPオンライン シュウチ]
[TV TOKYO]
[心強い味方、それは“親日”ブラジルサポーター|産経ニュース]
[<日本・トルコ合作映画>海難1890|東映]
[All photos by Shutterstock.com]

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