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ドラマ新シリーズがスタート 『時をかける少女』から羽ばたいた女優たち

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不朽の名作『時をかける少女』が、女優・黒島結菜さんの主演で連続ドラマとしてスタートします(7月9日スタート・日本テレビ系)。これまで何度も映像化され、ヒロインをはじめ多くの人気女優を輩出してきた本作。改めて、これまで映画、ドラマとして製作された『時をかける少女』、そしてどんな女優を輩出してきたかを振り返ってみましょう。

透明感あふれるショートカット美少女・原田知世を一躍スターにした映画第一作

『時をかける少女』は筒井康隆さんによるSFファンタジー小説。主人公・和子が理科室で同級生とラベンダーの香りをかいだことをきっかけに、夢の中で未来に起こる出来事を知ることができるようになる…。

本作が最初に映像化されたのは1972年。『NHK少年ドラマシリーズ』で『タイム・トラベラー』のタイトルでドラマ化されました。ヒロインは島田淳子さんでした。

そして本作が一躍脚光を浴びたのが1983年。大林宣彦監督がメガホンをとり、原田知世さんが主演を務めた初めての映画化の時でした。原田さんは角川映画主催のオーディションで特別賞を受賞し、本作が映画初主演。ショートカットの初々しいルックスと、透明感いっぱいのたたずまいで注目され、一躍ブレイク。以後、薬師丸ひろ子さんとともに80年代の角川映画の隆盛を支えました。

ヤングドラマ枠で南野陽子、内田有紀がヒロインに!安室奈美恵も出演!?

1985年11月にはフジテレビの『月曜ドラマランド』枠で南野陽子さんの主演でテレビドラマ化されました。当時、南野さんは連続ドラマ『スケバン刑事』に出演中。人気上昇中のタイミングでした。

1994年には、土曜8時のドラマ枠『ボクたちのドラマシリーズ』にて、内田有紀さんの主演でドラマ化。1994年は内田さんが女優として大ブレイクした年。この頃の彼女は“初代”原田知世さんを彷彿とさせるようなショートカット美少女として人気を博しました。

また内田さん演じた和子の妹・美代子役で、ブレイク直前の安室奈美恵さんが、バスケットボール部のチームメイト役で菅野美穂さんが出演していました。今思うととても豪華な顔ぶれですね。

14年の時を経て2度目の映画化では個性派の新人をヒロインに抜擢

1997年には新人の中本奈奈さんの主演で二度目の映画化。80年代の角川映画ブームを仕掛けた角川春樹氏が自ら監督を務めました。中本さんは、アイドル性の高い歴代のヒロインの中では、ひときわ異彩を放つ独特な雰囲気を持っていました。また本作では相手役として俳優の中村俊介さんが映画デビュー。そして“先代”の原田知世さんがナレーションを担当しました。

2002年には特別番組『モーニング娘。新春!LOVEストーリーズ』の中で、3本の物語の中の一本として『時をかける少女』を放送。当時、モーニング娘。の中心メンバーだった安倍なつみさんが主人公・和子を演じています。

仲里依紗がアニメと実写、2作品でヒロイン役を担当

2006年には初めてアニメ化されました。こちらは原作とは異なり、約20年後を舞台にした新しい物語に。ヒロインの紺野真琴役の声優を仲里依紗さんが担当。谷村美月さんも声の出演をしています。監督は『おおかみこどもの雨と雪』や『サマーウォーズ』で知られる細田守さんが務めました。

2010年はその仲さんの主演で実写版映画が公開。相手役にはその後結婚相手となる俳優・中尾明慶さんが出演しています。この物語では和子の娘・あかりが主人公。交通事故に遭った母・和子の願いを叶えるため、あかりはタイム・リープします。

歴代のヒロインに勝るとも劣らないみずみずしさ、透明感がある黒島結菜に注目

そして今年7月から放送の新連続ドラマとして放送。主演は黒島結菜さん。原作にはない未来人“ゾーイ”役に全日本国民的美少女コンテストのグランプリ女優・吉本美憂さんが出演します。友人の“おじょう”役にSeventeenモデルの古畑星夏さん、“えりちん”役に三浦透子さんも出演します。黒島さんは、黒髪のショートカットで、原田知世さんから続くヒロインのイメージにぴったりです。これまでNHKドラマ『一番電車が走った』で主演、舞台『虹とマーブル』でヒロインを務めており、次世代ブレイクが大いに期待されている女優です。

清純派の新人女優を輝かせる要素が満載の作品

『時をかける少女』という作品には清純派の新人女優を輝かせる要素が満載です。素朴で、かつ意志の強いキャラクター、淡い恋心を演じる初々しさ、そしてファンタジーの世界を経験するなかで感情の幅を表現していくところなど…。今回の連ドラのあとも、新人、若手女優の登竜門的な作品として残っていくことでしょう。

今年、同じく80年代の角川映画の大ヒット作『セーラー服と機関銃』が橋本環奈さんの主演で改めて映画化されました。『時をかける少女』も同様ですが、当時の角川映画作品には初公開から30年以上たっても色褪せない作品の力があります。同時期に公開された『ねらわれた学園』や、『探偵物語』(薬師丸ひろ子版)なども、今の時代に改めてドラマ化、映画化しても面白いかもしれません。その際は誰がヒロインに? たとえば『ねらわれた学園』は広瀬すずさん、生駒里奈さん、武田玲奈さん…など、『探偵物語』は二階堂ふみさん、前田敦子さん、土屋太鳳さん…など、さまざまなヒロイン像が思い浮かびます。ぜひ実現してもらいたいものです。

文/田中裕幸

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