ウェス・クレイヴンが最後に遺したショック・ホラー! 『スクリーム・ガールズ~最後の絶叫~』日本公開[ホラー通信]

スクリーム・ガールズ_ポスター

『エルム街の悪夢』『サランドラ』『壁の中にだれかがいる』『スクリーム』など、ホラーファンならずとも惹きつけられるホラーエンターテイメントを手掛けてきたウェス・クレイヴン。2015年8月に惜しくも亡くなった彼が、最後に製作に携わったミステリアスでショッキングなホラー映画『THE GIRL IN THE PHOTOGRAPHS』が、邦題『スクリーム・ガールズ~最後の絶叫~』として劇場公開決定。繰り返します、劇場公開です。DVDスルーではございません‼

職場に貼られた惨殺死体の写真を見つけた主人公・コリーンと、”女性が死体のように見える写真”を撮り続けるファッション写真家・ピーター、女性を誘拐しその姿を撮影する殺人鬼二人組をめぐるこの物語は、謎を呼ぶストーリー展開とエンタメ的なショック要素を兼ね備えた、予測不可能なジェットコースター・ホラーになっているとのこと。ホラーメディア『ファンゴリア』はこの作品を「あまりにも本能的で危険!ウェス・クレイブンも誇りに思っているに違いない、 彼の最後のプロジェクトに相応しい残忍なホラー映画。」と絶賛。否が応でも期待が高まります。

スクリーム・ガールズ_メイン

監督はアレクサンドル・アジャ製作のホラー『ピラミッドの呪い(原題:THE PYRAMID)』で脚本を手掛けたニック・サイモン。ウェス・クレイヴンは今作の製作総指揮を務めています。ウェスが認めたニック・サイモン監督の手腕も大変気になるところです。

<ウェス・クレイヴンのコメント>
脚本を読んだ段階で作品の成功を知ることがある。この作品がそうだった。脚本の第一稿から最終編集に至るまで、今作の監督ニック・サイモンは観客に問いかける。“いつストーリーの真実を明かそうか?”とね。
ニックがWGA(全米脚本家組合)で私のコースを受講してから彼の才能に注目していた。彼と一緒にプロジェクトを進めることができて光栄だったよ。

映画『スクリーム・ガールズ~最後の絶叫~』は7月9日(土)より、シネマート新宿にて公開です。どうぞ、お楽しみに!

作品概要

<ストーリー>
スピアフィッシュという田舎街にあるスーパーで働く若く美 しい女性コリーン。職場の掲示板に女性の惨殺死体の写真が貼られてい るのを発見し、警察に届け出るが、確証がないと取り合ってもらえない。 LA 在住のファッション写真家、ピーターはブログで同じ写真を見る。“女性が死体のように見えるアート写真を撮影することに執着する彼は、その写真にインスピレーションを受け、スピアフィッシュに向かう。その道中にコリーンと出会い、彼女の影のある佇まいに才能を見出したピーターはLAで自分のモデルになるように誘う。そんな中、コリーンの親友ジルが誘拐され、その惨殺写真がコリーンの車に貼られる。それは恐ろしい連続猟奇殺人事件の始まりに過ぎなかった・・・。不気味なマスクを被った二人組の殺人鬼。彼らは若い女性を次々と誘拐・監禁し、その死に怯える表情を撮り続ける異常な殺人鬼だった。彼らはなぜ執拗にコリーンをつけ狙うのか?次第に現実と虚実の境目が曖昧になる中、この“危険な”創造活動はどのような結末を迎えるのか!?

出演:カル・ペン (『スーパーマン リターンズ』)、クローディア・リー (『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』)/ケニー・ウォーマルド (『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』)、トビー・ヘミングウェイ (『ブラック・スワン』)
製作総指揮:ウェス・クレイヴン 監督・脚本:ニック・サイモン (『ピラミッドの呪い』脚本)
2015 年/アメリカ・カナダ/英語/スコープサイズ/95 分/原題:THE GIRL IN THE PHOTOGRAPHS
配給:ブロードメディア・スタジオ (C) 2014 HIGHLAND FILM GROUP, All rights reserved.

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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