ドラえもんの世界の未来がきた?イヤホン型の同時翻訳機が登場!

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外国を旅行すると、「この国の人たちと自由に会話ができたらもっと楽しいのに!」と思いませんか? もし言葉の壁がなければ世界中の人と友達になれる可能性があるし、恋人だって世界中から探せますよね。

何十年も前から人々は漠然とそういう世界を夢見てきたようで、あの「ドラえもん」にも「食べると外国語でも自由に会話ができる道具」が登場します。そして実は近いうちに、そんなSFの中の夢物語が現実になるのではと話題を呼んでいます。

アプリとイヤホンで自然な会話を楽しめる

あの頃の未来がきた?イヤホン型の同時翻訳機が登場!
(C) Waverly Labs

これが、その噂の夢の道具。ドラえもんでは食べるスタイルでしたが、こちらに必要なのはスマートフォンと「Pilot」というイヤホン型の機械です。

あの頃の未来がきた?イヤホン型の同時翻訳機が登場!
(C) Waverly Labs

装着すると、こういうイメージになります。「音楽を聴いているのかな」というさりげなさですね。下の動画から、実際にどのように動作するのか確認できます。

xhttps://www.youtube.com/watch?v=ojzCYgli1t0

【YouTube】Can You Hear Me in French?

事前にスマートフォンにダウンロードしておいたアプリを通して、お互いの言葉が翻訳された状態で耳に届くのですね。動画を見る限り、音声もスムーズで機械音のような違和感がありません。しかも周囲から浮くことなく、自然に風景に溶け込んでいます。これはすごいですね!

低価格と広がる言葉のネットワーク

この画期的な自動翻訳機が一体どれくらい高級なのかと言いますと、定価はなんと2個セットで299ドル(2016年5月現在、約3万3千円弱)! しかも予約受付開始の2016年5月現在は、割引で199ドル(同、約2万2千円弱)にまでなっていました(割引終了時期不明)。ただし予約を受け付けてからの製作になるため、実際にイヤホンが手元に届くのは2017年5月の予定。注文した人は、1年間待ち遠しいでしょうね。

あの頃の未来がきた?イヤホン型の同時翻訳機が登場!
(C) Waverly Labs

色はブラック、ホワイト、レッドの3色展開。

現時点での対応言語は英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語の5か国語。けれど今後も対応言語を増やす予定があるそうで、2017年の夏から秋ごろにはゲルマン系言語、更には日本語を含む東アジア言語までの応用を計画しているそうです。つまり我々もこのPilotoで自由に会話を楽しめるようになるかもしれないということですね! ぜひ実現してほしいです。

夢の道具は、アメリカ発

こんな夢のアプリを開発しているのは、アメリカのベンチャー企業「Waverly Labs」。

あの頃の未来がきた?イヤホン型の同時翻訳機が登場!
(C) Waverly Labs

CEOであるアンドリュー・オチョア(Andrew Ochoa)氏によると、「フランス人の女性と出会った時にアイデアがひらめいた」ことが開発のきっかけだそう。「外国語の上達の近道は、その国の恋人を作ること」という冗談はよく聞きますが、異性に対する興味からこんな発明品が生まれることがあるんですね。いつの時代も、恋のチカラは偉大です。

[Waverly Labs]
[facebook/ Waverly Labs]
[In-Ear Device That Translates Foreign Languages In Real Time]

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