Xiaomi、カスタムUIの新バージョン「MIUI 8」を正式発表、6月1日にオープンベータ版を公開

Xiaomi は 5 月 10 日、中国・北京で行われた夏季新製品発表イベントで、Android 向けのカスタム UI「MIUI」のメジャーアップデート版となる「MIUI 8」を発表しました。MIUI 8 は Android 6.0 用のカスタム UI で、まずは同日発表された Mi Max に搭載されます。6 月 1 日からは他の機種向けにオープンベータ版がリリースされ、6 月 17 日には Developer Edition に安定版がリリースされる予定です。MIUI 8 の対応機種は、Mi 2 / 2S / 3 / 4 / 4S / 5 / Note / Max と Redmi / Redmi Note シリーズです。MIUI 8 では、UI 全体にわたるカラーリングの刷新、アプリへの新機能の追加、大画面スマートフォンでの利便性を高めるための機能拡充、バッテリー消費の改善が主な変更点となっています。Mi Max などの大画面モデル向けの変更については、UI を縮小して片手で操作できるようにした「ワンハンドモード」や画面上に 2 つのアプリを表示する「マルチウィンドウ」機能が追加され、従来よりもさらに大きなフォントも選択できるようになりました。節電機能については、バックグラウンドプロセスのアクティビティやデータ同期を制限してバッテリーの持ちをよくする「バッテリーセーバー」や、ブート時に不要なプロセス(アプリ)の自動起動を停止する機能が追加されました。他の変更点については、スパムや詐欺メールを自動的に検出してユーザーに警告を発する機能、「Notes」アプリにはパスコードや指紋認証でコンテンツの表示を防止する機能やテンプレートから特定フォーマットのメモを作成できるようになりました。また、「電卓」アプリでは通貨の換算機能が追加。「スキャナー」と呼ばれるアプリを利用すると、WeChat でのフレンド申請や Wallet / Alipay アプリの決済に利用される QR コードを生成できます。新たに追加されたバーコードリーダー機能を利用すると、読み取ったバーコードを基に商品をネットで検索して注文できるほか、カメラで撮影したものに類似した商品を提案してくれます。さらに、数式の計算も可能になりました。このほか、「ギャラリー」アプリでは、複数アイテムの同時選択やスワイプアップによる共有、動画の編集(エフェクトを適用するなど)が可能になりました。Source : MIUI

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