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大倉眞一郎&杏 「双子」について語る

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J-WAVE土曜深夜の番組「BOOK BAR」(ナビゲーター:大倉眞一郎・杏)。杏と大倉眞一郎がそれぞれの「今週の一冊」を持ち寄って、語り合います。

4月9日のオンエアでは、杏が紹介した一冊は、赤川次郎作『一日だけの殺し屋』です。今期9年目に突入した「BOOK BAR」では、何と初めての紹介となる赤川次郎の作品。赤川次郎は、「三毛猫ホームズシリーズ」や『セーラー服と機関銃』など数々の名作を世に残す、エンターテインメント小説の第一人者。杏が持ってきた徳間文庫の作品だけでも、何十冊という種類の作品が本屋に並んでいるそう。その中の一冊が短編集「一日だけの殺し屋」です。表題作の『一日だけの殺し屋』は、瓜二つのサラリーマンと殺し屋がうっかり間違えられて、お互いを入れ替えたままちょっと過ごす物語だとか。「この時代のすれ違い感がいい」と杏。

「やっぱり殺し屋を取り違えるとか、奥さんも勘違いしちゃうんですよ。最近たくましくなったわね、みたいな(笑)。でも、携帯電話を持ってたらあんた『何やってんの?』ってなる。そういうとこで、あれ? 違う物を持ってるとか、ラインがつながらないとか、そういうのがないんですよ、時代的に。これはこの時代じゃないとって、すごく私は興味深く読んだんですけど」(杏)

本作は、1981年に刊行された文庫版をさらにまとめたもの。作品自体が書かれたのは、文庫化の2〜3年前、70年代後半ではないかと杏。70年代後半といえば、携帯電話のない時代。スマートフォンやラインが当たり前に存在する現在、小中学生がこの小説を読んだらどんな反応をするのか、ぜひ読んでほしい、と杏は興味津々な様子。

続いて、大倉が紹介した一冊は、アナイス・ボルディエ、サマンサ・ファターマン著『他人のふたご』です。フランス人のアナイスとアメリカ人のサマンサは、全く違う土地で一人っ子として養子に出されていました。SNSを通じて、実は双子であったことをお互いに知り、25年ぶりに奇跡の再会を果たすというノンフィクション作品。ドキュメンタリーとして映画化もされており、日本ではNHKも取り上げたとか。本作中の双子は、全く違う土地、全く違う文化で生活してきたにも関わらず、共通する部分がどんどん出てくるそうです。

「一番面白いのは、両方の養父母は、ものすごい愛情を2人に注いでいるわけですよ。それをね、例えばアメリカ人のサマンサはフランス人のアナイスのご両親に対しても、自分にも愛情を注いでいるように感じるわけですよ。同様のことが起きているんですね。すごく不思議な感じ」(大倉)

この双子は、外見も容姿もそっくりな一卵性双生児。普通の兄弟姉妹にはない、特別な感覚があるのかもしれません。その後、杏と大倉の小学校時代の双子の話に。

大倉:僕が小学生の頃って結構大きな学校だったんで、一学年に4〜5組くらいは双子がいたんですよ。学校の生徒は全部で200人ちょっとかな? 結構大きい方で。

杏:私、通ってた小学校は120人くらいで、2組だったんで。それくらいですね、やっぱり。

杏の話では、年代によって出生率は違うそうですが、日本人の場合250人に1人の確率で双子が生まれるそう。

大倉:二卵性双生児の場合は、僕の友人にもいるんですけども、全く違いますよね。容姿も違いますし、性格も違ったり。兄弟が同時に生まれてきたような印象が強いんですけれども、双子の場合は見分けがつかないことがよくありましたね。

一卵性双生児の場合、一緒に住む双子は違うものをあえて選択するそうですが、バラバラに住んだ場合には、比べる対象がなくなることで、共通部分が多くなるとのこと。育った環境の影響以上に遺伝子的な何かでつながっているのかもしれませんね。

ちなみに、この双子のアナイスとサマンサ、食ベものの趣味は合わなかったそうです。育った環境も重要ということでしょうか。今宵、あなたの読みたい本は見つかりましたか?

【関連サイト】
「BOOK BAR」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/bookbar/

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