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KOTO、“てんこ盛り”リリパでライヴにトークにDJ披露も! 夏には新作発表 ーーライヴ・レポート

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ソロ・アイドルのKOTOがライヴ・イベント〈『てんこ盛りミニ・アルバム』リリースパーティー〉を3月26日に下北沢THREEにて開催した。

この日はライヴ・パフォーマンスはもちろん、音楽ライター南波一海を迎えたトークショー、KOTOによるDJ披露などが企画。またライヴ終盤では新作のリリースが明らかにされるなど、様々なトピックが溢れるイベントになった。

まずKOTOのライヴの模様に触れる前に『てんこ盛りミニ・アルバム』について説明しておこう。これは2015年9月から行われた、KOTOの6ヶ月連続リリース企画で発表された楽曲をまとめたもの。全曲の作詞/作曲をつとめているのは、ニューウェーヴ・バンド「レコライド」でも活躍する佐々木喫茶だ。KOTOのデビュー曲「ことりっぷ」を始め、彼はこれまで彼女の楽曲を多く手がけており、この連続リリース企画も今回で2度目となる。『てんこ盛りミニ・アルバム』は配信限定作となっており、6つの楽曲のほか、KOTO×佐々木喫茶の2人によるラジオ風トーク音源、南波一海が執筆するライナーノーツなどが収められている。

まさにタイトル通りの充実した内容の同作だが、KOTOの魅力を語るうえで、そこに唯一欠けているものがある。それはダンスだ。KOTOは現在の活動をスタートさせる以前にダンサーとして活躍しており、彼女のパフォーマンスにダンスは必要不可欠な要素となっている。この日もKOTOはライヴ全編にわたって隙のない踊りを見せつけた。

当日はまずステージに4人組アイドル・ユニットULTRAGIRLが登場。「あなたの心を幸せで満たすために立ち上がった可愛い正義の味方」というコンセプトの彼女たちが全力のパフォーマンスを終えると、KOTOがステージに姿を見せる。

この日は佐々木喫茶と共にパフォーマンスを行う“KOTO(喫茶SET)”という形態での出演に。ライヴは1曲目「おとこのこちゃん」から幕を開ける。同曲は「ぴっぴぴっぴっぴぴっぴぴっ〜」というサビが印象的なナンバー。それに合わせて指差しをする彼女の踊りに合わせて、会場も一緒に振り付けをカバー。この曲では終盤に長めの間奏が取られており、そこでは彼女が高速でパラパラ風のダンスを披露する。ピシっという文字が彼女のバックに浮かんできそうなほど、細かな指先の動きまでにも意識が行き届いており、長い髪を振り乱しながらダンスを終えると、フロアから歓声が上がった。

ライヴはミニ・アルバムの曲順通りに進行していき、続いて「きらいリターンズ」。ここでは〈金曜くらいに電話するね、多分。雨じゃなきゃ〉〈そうそう、こないだかみの毛を切ったよ!少しだけ〉という歌詞に合わせた振り付けも披露される。名前にちなみ琴の音色を取り入れた切なさ漂う楽曲「あのコと」を終えると、MCタイムへ。この日は早い時間からのライヴとあって気合を入れるために、KOTOはエナジードリンク「モンスター」を飲んでから来たことを明かし、佐々木喫茶にツッコまれながらも2人でゆるやかなトークを繰り広げた。

4曲目は和の要素を感じる「お祭りGALAXY」。曲の合間では観客が「ワッショイ」「よいよいよい」と合いの手を入れ、KOTOもそれを煽るなど一体感を感じられる場面であった。続く「たまにきみにまるまって」を終えると、事前にアナウンスがあったようにKOTOの口から重大発表。8月9日にシングルがタワーレコードのアイドル・レーベル〈箱レコォズ〉からリリースされることが発表された。

まだタイトルなどは未定ながらも制作を佐々木喫茶が担当することは決定しているようで、喫茶は「夏なんで水着の曲にしようかな」と冗談めかすと、KOTOは「喫茶さんが水着着るって(笑)。私はダウンジャケットとか着ようかな」とはぐらかす。また新作に関して「KOTOはめっちゃ賭けたいんで頑張ります!」と決意を語った。その後、アルバムと同じく「ゆかいなぼくら」でこの日のライヴを締めくくると、続いてKOTO×佐々木喫茶のトーク・コーナーへ。ここでは南波一海を司会に迎え、2人が初めてあったときの印象や互いへの要望、新曲に関する話などが約40分間繰り広げられる。

喫茶によると「ことりっぷ」レコーディング時のKOTOは「小さくて“小学5年生”みたいな感じ。目を合わせない、返事をしない。」とかなりの人見知りであった様子。KOTOは喫茶について「目でかっ」「怖かった」と感じていたそう。またKOTOは今回のトークの場を通して喫茶に言いたいことがあるようで、深く関わりあうがゆえの互いの不満へと話は及ぶ。

まずはKOTOが「そこは目玉だからKOTOに話させてってことも、その場のノリでKOTOより先に告知する」「物販の手伝いをするときは支える立場であってほしい。トイレは我慢してほしい」と告げると、対して喫茶は「(告知ツイートなどの文面に関して)一緒に出演するときはちゃんと名前を書いて」と発言。

続いて喫茶による楽曲の歌詞についての話となり、KOTOは喫茶の作る歌詞がどんどんネガティヴなものになっていく点を指摘。KOTOはアイドルとして基本的には明るく、ポジティブでありたいので「喫茶さんの代弁をしているわけではない(笑)」「そしたら喫茶さんが歌えばいいじゃないですか」と鋭い言葉を投げかける。すると喫茶は「今年1ショック! でも確かにそうだね」とその点については反省を示した。

最後に次のシングルについての話へ。新作のヴィジュアル・イメージについて、KOTOは鼓笛隊みたいな衣装を一から作ってもらい「音楽観+ジャパニーズ」な感じを出してもらったと話す。「曲はどんなのを希望する?」という南波からの質問に、KOTOは「インパクトがあって、可愛くって、クセになる曲」さらには「唯一感を出してほしい」と、これまで喫茶が制作してきたKOTOの楽曲とはまた異なるタイプのものを要求。最後にKOTOは喫茶に向け「明日から寝込んじゃいそうですね」と笑ってコーナーは幕を閉じた。

イベントの最後はKOTOによるDJタイム。大好きな曲だと言うじゅじゅの「idoll」からスタート。サンプリング音を挿入したり、ループを決めるなどの小技を決めながら楽曲をしっかりと繋げた。ラストにはライヴでも披露した「おとこのこちゃん」を卓の前に出て踊りながら披露。様々な企画が盛りだくさんのイベントを終えた。

今後KOTOは夏にシングルをリリースするほか、〈春のKOTO祭り〉を4月30日(土)に渋谷Gladで、5月3日(火・祝)には味園ユニバースと東西2ヶ所での開催を予定している。ぜひ一度そのライヴ・パフォーマンスを目撃してみてほしい。(鶯巣大介)

・KOTO 『てんこ盛りミニ・アルバム』特集ページ
http://ototoy.jp/feature/20160309009

・KOTO オフィシャル・サイト
http://kotora.tokyo

撮影 : 畑江 彩美

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