『Google+』に“サークル”を友人とシェアする機能が追加されました

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『Google+』に“サークル”を友人とシェアする機能が追加されました

『Google+』の開発チームは、『Google+』上で作成するユーザーグループ“サークル”を友人と共有(シェア)する機能を追加したことを発表しました。これまでは、『Google+』のサークルは、作成した本人にしか見ることができませんでしたが、今後は用途に合わせて友人とシェア/非公開を選択できるようになります。

『Google+』サークル共有(1)

『Google+』では、「家族」「友人」「同窓生」など、実生活でのソーシャルなつながりをもとにサークルを作成。それぞれのサークルのメンバーに適した関連コンテンツを共有できることが特徴ですが、「自分はどのサークルに入れられているのか」はわからず、またそのリストを共有することもできませんでした。

『Google+』サークル共有(2)

今回の機能変更で、『Google+』のサークルは『Twitter』や『Facebook』のリスト機能に近づいたと言えそうです。たとえば、『Twitter』のリストは「公開」「非公開」を設定でき、「公開」リストは他のユーザーにもフォローできます。同じように、『Google+』のサークルも、「非公開(デフォルト)」と「共有」が可能になったというわけです。共有の相手は、特定のユーザーあるいはサークルメンバーから一般公開までを選べます。

『Google+』サークル共有(3)

サークルを共有することで、特定のテーマで作成されたサークル(たとえば、写真家やウェブ開発者など)メンバーが発信する情報を共有すると同時に、新たな人間関係が作られるきっかけが生まれることも期待できます。サークルを共有するには、共有したいサークルを選択して「共有」をクリックし、共有メンバーを選択するだけで完了。「他のユーザーが各自のサークルに追加できるように、このサークルのコピーを共有します」というメッセージが表示されますので、必要に応じて共有前のオリジナルを残しておくこともできます。

Facebookは先週、新たなプロフィール機能『タイムライン』を発表しましたが、『Google+』のほうも負けていません。リリースから現在までの追加機能数は100を超え、ついに先週には招待制から一般公開に踏み切りました。私の周囲の人たちは『Google+』より『Facebook』を利用する人が多く、『Google+』のストリームはいまいち盛り上がらないのですが、面白そうな機能はどんどん増えています。たまには『Google+』の方も、覗いてみると楽しいかもしれませんよ?


 


 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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