料理にピリッと刺激をくれるマスタードの使いこなしテク

access_time create folder生活・趣味
https://lh3.googleusercontent.com/-qsnT99qWVIM/VsRIjFVF9TI/AAAAAAAAC_U/AegJqSW-bhM/s640-Ic42/160227.jpg

数多くあるスパイスの中でも、マスタードはとりわけ古い歴史を持つ調味料です。語源はラテン語。「燃えるマスト(発行前のブドウ果汁)」という意味の“mustum ardens”からマスタードという名で呼ばれるようになりました。興奮、利尿といった作用などが着目され、薬として用いられていたのだとか。すでに紀元1世紀には、ローマ人の作家プリニーによって「ピリッと火のように燃える」マスタードを使った40の治療法が紹介されています。

肉料理との相性は最高!

辛子をベースに酢などを混ぜたマスタードは、ほどよい酸味が素材の油っぽさを緩和する働きがあります。肉料理と相性がいいのはこのため。ポークソテーやチキンソテー、ソーセージに添えるとほどよい酸味とピリッとした辛みがプラスされ、料理のコクが増して一層おいしく味わえます。

野菜の甘みをグッと強調

マスタードはポトフに添えるという人も多いのでは? 野菜をたっぷり煮込んだポトフもマスタードと相性抜群。マスタードの鋭角的な辛みが、じゃがいもやにんじんなど根菜類のやさしい甘みを引き立て、味の輪郭をくっきりさせてくれます。最後はスープに溶かしていただくと体もぽかぽかに!

乳製品やハチミツと組み合わせても

マスタードは乳製品とも好相性。生クリームにマスタードを加えて、塩・こしょうで味を整えるだけで簡単で味わい深いパスタソースが完成します。また、ハチミツと相性がいいことも有名。ハチミツとマスタードをお好みで混ぜ合わせれば、簡単ハニーマスタードソースのできあがり。フライドポテトのディップソースにしてもよし、肉の下味にしてピカタにアレンジするもよし。マスタードの辛みと酸味、ハチミツの甘みが複雑に絡み合って、クセになるおいしさです。

アレンジ次第で料理を見違えさせてくれるマスタード。いつもの料理にちょっと刺激がほしいときは、ぜひマスタードでアレンジしてみては?

参考文献:『調味料 オドロキの使いこなし術』 青木敦子 PHP/『スパイス完全ガイド最新版』 山と渓谷社

おすすめのレシピ

チキンのマスタード焼きのレシピ | 料理サプリ

豚バラのハニ−マスタードソースのレシピ | 料理サプリ

きのことたこのマスタードマリネのレシピ | 料理サプリ

ミニトマトとオレンジの粒マスタード和えのレシピ | 料理サプリ

昔懐かしポテトサラダのレシピ | 料理サプリ

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 料理にピリッと刺激をくれるマスタードの使いこなしテク
access_time create folder生活・趣味
ゼクシィキッチンコラム

ゼクシィキッチンコラム

【美味しいレシピと出会うなら】のゼクシィキッチンがお届けする公式チャンネル。食材や料理に関する豆知識や情報を毎日配信!

ウェブサイト: https://zexy-kitchen.net/columns

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。