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【ライヴ・レポ】四万十川友美、マンスリー・ワンマン〈三鷹のぼくのへや〉、記念すべき第1回

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シンガー・ソングライター、四万十川友美が、1月25日、三鷹・おんがくのじかんにて、マンスリー・ワンマン・ライヴ〈三鷹のぼくのへや〉を開催した。

本ページでは、同イベントのライヴ・レポートを掲載。次回は2月22日、同会場で開催予定のため、気になる人はぜひ足を運んでみよう。

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過去に柴田聡子、豊田道倫など個性的なシンガー・ソングライターが数多く出演し、今では若手の登竜門的な存在ともいえる三鷹はおんがくのじかん。東京の音楽シーンにじんわりと影響を与え続けるライヴハウスで四万十川友美は2016年1月からマンスリーでワンマン・ライヴを行うという。タイトルは〈三鷹のぼくのへや〉。なんと四万十川は2015年末に大阪から三鷹に移り住んでいた。なるほど三鷹は彼の“へや”ってわけか。

入口からモッズコートにギター・ケースを背負って「ただいま」と言わんばかりに現れた長身痩躯の男が四万十川その人だった。そのままステージに上がりコートを脱ぎギターを取り出す。なんだか家に帰ってきてそのままギターの練習でもはじめるかのように歌い始めた。まずは感触をたしかめるようにゆるやかに「嘘」から始まる。〈ぼくの歌はどこまで届くのかな〉なんて歌詞をライヴの一曲目にもってくるなんてキザで格好いいじゃないか。一転「悲しい話はやめよう」では体を大きく揺らしギターは力強く、声を叩きつけるように歌う。冒頭2曲で会場の空気を作り上げるんだから、確かな腕を持っている証拠。

MCでは大阪出身の彼らしく、軽妙かつ人懐こい語り口でおどけてみせる。そんな彼のユーモアの結晶というべきバナナについて歌ったそのものずばり「バナナ」が演奏された。バナナは何かのメタファーかと思わせておいて、〈バナナはやっぱりデルモンテ〉と純粋にバナナの素晴しさについて歌う。四万十川という男、謎すぎる。それにしてもバナナは不思議な曲だ。童謡のような平易なメロディが頭から離れなくなるんだから。これは曽我部恵一が褒めるわけである。

終盤では彼が敬愛する忌野清志郎RCサクセション時代の名曲「いい事ばかりはありゃしない」が演奏された。細身でどこか中性的な四万十川を見ていると、なんだか清志郎に見えてこなくもない。清志郎風のメイクを施した四万十川をぜひ一度見てみたいものだ。そしてラストでは「変な人」を変な格好で歌い始めた。さすがは“ぼくのへや”。リラックスしすぎである。そんな四万十川の姿を見て最初こそ笑っていたが、そのメロディの美しさに不覚にも感動してしまった。純粋に良い曲を書くシンガーだなあとしみじみ感じ入っていたら、歌い終わった後に変な格好のまま真面目な顔をしてMCを始めるもんだからやっぱり笑ってしまった。

2月も彼の“へや”にみんなで遊びに行こうよ。
彼の大好きなバナナをご馳走してくれるかも?(堀内亮佐)

・四万十川友美の作品はOTOTOYでも配信中
http://ototoy.jp/_/default/a/94088

〈三鷹のぼくのへや〉
2016年2月22日(月)おんがくのじかん(東京・三鷹)
時間 : open 19:30 start 20:00
料金 : 2,000円 + 1order
出演 : 四万十川友美
※毎月開催ワンマン・ライヴ

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