『ショコラトル・デュ・デイビット』&『ピッチダークチョコレート』カカオを楽しむ大人向けブランド!

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バレンタイン間近と言うことで、昨年日本に上陸したばかりのチョコレートブランド『ショコラトル・デュ・デイビット』『ピッチダークチョコレート』をご紹介しよう。どちらもカカオを楽しむための大人なチョコレートだ。バレンタインにあげるにしても、事前にその美味しさは確かめておきたくなる特別なチョコなので、しっかりと味わってみた。

デイビッド・ブリッグス『ショコラトル・デュ・デイビット』の未体験な味わいに驚く

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まずは2015年12月に日本初上陸をしたアメリカはポートランドの『ショコラトル・デュ・デイビット』。異色のショコラティエ「デイビッド・ブリッグス」によるブランドだ。トリュフやスモークパプリカパウダーなどのグルメ素材を合わせたユニークな未体験の味わいが楽しめる。甘さ控えめで塩気の効いたチョコレートが特徴的。世界一のチョコレートを決める大会・インターナショナルチョコレートアワードなど数々の賞も受賞している実力派だ。

1番人気!「Salted Caramel」ソルテッドキャラメルは”塩味”が特徴!

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1番人気のフレーバーは「Salted Caramel(ソルテッドキャラメル)」。エクアドル産素材を 72%使用。 塩気の効いたキャラメルが、ドット状にチョコレートに混ぜ込まれている。 ほろ苦いダークチョコレートとキャラメルの甘塩っぱさのバランスがパーフェクト! チョコレートの原材料は、エクアドル産のカカオ、バター、砂糖、バニラなど。

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1枚の板チョコとなっていて、割ると中にキャラメルが入っているのが分かる。表面には白いブルームが出ていたが、もちろん味には問題はない。新しい古いに関係なく、温度変化に対して起こる現象だ。

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パキッとした固さのあるチョコレート。口の中にいれてゆっくりと味わっていくと、 ダークなチョコレートの味わいの中に感じる塩気のあるキャラメル。甘ったるさがなく、大人なチョコレートだ。時々、感じる塩がまたたまらない。相性の良いお酒は香ばしいポータービール(濃い色合いと味わいを持つエールビールの一種)とのことだが、フルボディの赤ワインにも合いそうだ。

「Orangette(オランジェット)」はテキーラと一緒に召し上がれ!?

もう1枚同じブランドより、「Orangette(オランジェット)」をご紹介しよう。こちらは74%ドミニカ共和国カカオ使用。従来のオレンジピールをチョコレートにディップした オランジェットとはひと味違い、細かく刻んだオレンジピールがビターチョコレートにたっぷりと混ぜ込まれている。

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チョコレートのほろ苦さとオレンジピールの甘酸っぱさ。こちらにも塩が使われていて、この時々感じる塩がクセになる味わいなのだ。相性のよいお酒は、ウィスキーやテキーラ。

 

また、どちらにも原材料に「Fleur de sel」と書かれていた。これは「塩の精華」を意味するフランス語で良質の塩田から取れる大粒の天日塩のこと。ほろ苦いカカオの風味としっかりと感じる塩。それがこのブランドのベースとなっている。その他にも、ブラウンバター、サワードゥ&オリーブオイル、ヘイゼルナッツ&ブラックトリュフ、アーモンドピメントンの 計6種類のフレーバーが各2,400円(税抜)で発売中だ。

 

さらに次のページでは最近のチョコレートシーンで大注目を集めている「Bean to bar(ビーントゥバー)」チョコも紹介しよう。

チョコレート界のキーワード”Bean to bar”を知ろう!

チョコレートは、ワインやコーヒーと同じく産地や品種、作り手によって酸味や香り、甘みが全く異なるもの。ここでぜひ知っておきたいチョコレートのワードが「Bean to bar」(ビーントゥバー)。 Bean to Barとは、カカオ豆の選定、調達、ローストから チョコレートになるまでの全ての行程を一つの工房で手がけること。

 

それが普通のように思えるかもしれないが、一般的なチョコレートは 製菓原料用のチョコレートを仕入れて、それに食材をプラスして加工しているものが多い。それとは違い、全ての行程を一つの工房で手がけるというのは、大変な手間と労力が必要。その分、カカオ豆ごとの最大の風味・味わいを自らの手によって表現することが出来る。なのでチョコレートのパッケージに「Bean to bar」という文字を見かけたら大注目すべきなのだ。

 

ちなみに「Bean to bar」のチョコレートに関しては以下の記事も参考にしてほしい。

『Bean to Barチョコレート』は高品質サードウェーブチョコの代表格/バレンタイン目前に5種食べ比べ!

 

究極のBean to barブランド「ピッチダークチョコレート」

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アメリカはポートランドより2015年11月に 日本初上陸したブランドが「ピッチダークチョコレート」。貴重な単一品種のカカオ豆だけを使用し、豆本来の個性を最大限に引き出すことにこだわった、ビーントゥバーチョコレートブランド。カカオマスをマイクロ単位にまで粒子化させるこだわりで 「その品種のカカオ豆」でしか味わえない、極上の食体験が楽しめる。

 

ピッチダークチョコレート80%Johe ヨヘ」は幻のホワイトカカオを使用!

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ニカラグアのマタガルパで収穫された幻のホワイトカカオと呼ばれる アクリオラードをたっぷり使用した贅沢な一枚がピッチダークチョコレート「80%Johe ヨヘ」。原材料は、カカオと砂糖のみというシンプルさ。だからこそ、カカオの美味しさをより感じることが出来る。パッケージからチョコレートをスライドさせて取り出す。

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こちらもパキッとした固さのあるタイプ。思ったより渋みや苦みが少なく、まろやか。香ばしいナッツの香りと青リンゴのような甘酸っぱさと共に、緑茶のアロマが口いっぱいに広がる。

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アロマや香水で、はじめとおわりの香りの感じ方が違うように、このチョコレートは口に入れた時と、溶けていく時の感じ方・味わいが違うのだ。また、パッケージにもその感じ方を「NOTES」という記載で表現してある。 Noteとは、調子や様子を表す英語。アロマオイルなどでトップノート、ミドルノート、ラストノートなど、香りの変化を表す時によく使われる。それと同じように、このチョコレートにはNOTESの表記があるのだ。

 

「80%JOHE」のパッケージには”NUTTY/GREEN APPLE”と書かれている。記者も色々なチョコレートを食べてきたはずなのだが、こういった味の変化を感じるというチョコレートは初めてかもしれない。 ひとかけらをゆっくりと舌で溶かしながら、口の中に広がっていくカカオの風味と鼻に抜けていく香りをぜひ堪能したい1枚だ。

「80%Chuno(チュノ)」が生み出すスパイシーな味わい!

もうひとつ同じブランド「ピッチダークチョコレート」の「80%Chuno(チュノ)」を食べてみる。こちらは、ニカラグアのノーザンハイランド産トリニタリオ種カカオ使用。NOTESには”OLIVE、SPICY”と書かれている。フレッシュなオリーブの香りと、スパイシーな後味はかなりなインパクトがあり、新鮮な体験だ。原材料は、カカオ、砂糖、ココアバター。ココアバターはカカオ豆の脂肪分のこと。

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その他に「80%Rugoso」「73%Jacobsen Pinot Noir」「62%Jasmine Pearl Matcha and Nib」もあり、全部で5種類。日本の食材“抹茶”が使われているものもある。気になるお値段は各2,000円(税抜)だ。

コーヒー・紅茶だけでなく大人のアルコールタイムにもうってつけ!

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どちらのブランドも、舌の肥えた大人にオススメしたいチョコレートだ。もちろんお酒だけでなく、コーヒーや紅茶にも合う。また、「チョコレートってこういうもの」という固定観念を抱いてた人には、奥深いチョコレートの魅力に再発見できるきっかけの一枚になるかもしれない。オンラインショップORIGAMIでは、今回ご紹介した各種チョコレートがそれぞれ購入可能だ。

 

もちろんバレンタイン時期なのでそうした用途にも最適。特別感を出したい時にはぜひ!

 

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