民主党代表選挙　海江田氏と野田氏の決選投票へ

　菅直人首相の後継を決める民主党代表選挙が2011年8月29日、都内で開かれた両院議員総会で行われた。開票の結果、前原誠司氏が74票、馬淵澄夫氏が24票、海江田万里氏が143票、野田佳彦氏が102票、鹿野道彦氏が52票（届出順）をそれぞれ獲得した。

　有効投票数の過半数に届く候補がいなかったため、海江田氏と野田氏による決選投票が行われる。

　野田氏は決選投票を前に

「しがらみをこえて、人間関係をこえて、本当にだれがこの国を背負っていけるのか、曇りのない目でご判断をいただきたい」

と訴えた。

　一方、海江田氏は

「お互いを信じあう。そのような挙党体制を作りたい。政権交代をさせていただいた国民の期待に応えていきたい。そんな想いで、2回目の決選投票に臨みます」

と、決選投票への意気込みを語った。

　開票を前に、ニコニコ生放送では「みなさんは新代表、どちらを選びますか？」というアンケートを実施。結果、野田佳彦氏が70.6％、海江田万里氏が29.4％となった。

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 新代表を選出民主党両院議員総会生中継 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv61468946?po=news&ref=news

（三好尚紀）