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熱き男たちの夢実現! 格ゲーのガチ部屋つくったった!!

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減少し続けるゲーセン

いま、全国のゲームセンターが次々に閉店へと追いやられています。
その理由としていくつか考えられるのは、消費税が増税されてもプレイ料金が値上げできないこと、従量課金が続く高額な筐体、家庭用ゲーム機の性能向上、高速ネット回線の普及によるオンライン化などでしょうか。

筆者が住む富山ももちろん例外ではなく、年々ゲームセンターは減り続けています。昔はゲーセンなんてあちこちにいくらでもあったのに、現在ではいったいどれほど残っているのでしょう。小さいゲーセンなんて、今じゃもうすっかり見なくなってしまいました。

これまでゲーセンに通っていた格闘ゲーマーたちは、自然が失われて行き場をなくした動物たちのように、今現在その場所を追われ続けているのです。

「そんなもん、ネットで対戦すりゃいいじゃん」

という意見もあるでしょう。

確かに近年のネット対戦の環境の充実には目覚ましいものがあり、日本中、世界中の人たちと家にいながらいつでも好きなときに対戦ができるということは、一昔前からすると夢のような環境です。

しかし、しかし違うんです!
ゲーセンまで行ってわざわざ対戦するというのは、ただ単に対戦するということだけでなく、人と人がつながっていく交流の場でもあるのです。

行きつけの飲み屋のように

「対戦ありがとうございました」
「あの技ってどう返せばいいんですか?」
「自分も家庭用もやってるんで、そっちでも対戦しましょう」
「今度の大会組みませんか?」
「今度飲み会やるんですけど参加しませんか?」

など、ゲーセンで格ゲーを何年もやってきた人たちには、スーパーあるあるではないでしょうか。ネット対戦は確かに素晴らしいものですが、ネットだけで知らない人と黙々とやり続けていくというのは、アーケード勢からするとちょっと寂しいものなのです。

しかしそうは言っても、現実にゲーセンは減り続けています。ならいったい、どうすればいいというのか……。

じゃあ俺たちで、ガチな対戦ができる場をつくるしかないじゃないか!!

富山の格闘ゲーマーたちが、今立ち上がったのです!

ガチ部屋誕生!!

富山の格闘ゲーマーの有志たちでお金を出し合い、代表者を決めて、なんと、部屋を一室借りちゃったのです!

そこへPS2、PS3、PS4、パソコン、コントローラー、アーケードコントローラー、モニター、たくさんの格ゲーソフトなどを各自で持ち寄ったり、足りないものはお金を出し合ったりしながら対戦できる環境を整えました。

そのガチ空間に県内外から格闘ゲーマーたちが集い、日々熱いドラマが繰り広げてられているのです。

皆でつくりあげました

最初はもちろん何ひとつないガランとした部屋だったので、そこに少しずつ機材が搬入されていきました。いったいこれから、どんな部屋になっていくのでしょうか。

さあ、作業ははかどっているかな~?

さすがは現役ゲーマーたち、目を離すとすぐにゲームを始めちゃう。

人の声やコントローラーの音で周りに迷惑がかからないよう、防音パネルを壁全体に貼り付けました。これだけで数万円の費用がかかっちゃってます。

スイッチは隠れないようにしとかなきゃね。

全員の退出時は消灯のコマンド、『1245』のオフを忘れずに。

完成から一ヶ月たった結果

貧弱だったあの子が、今じゃこんな立派に育ちました。

ハードは4種以上、モニターは4台、アーケードコントローラーもあちこちに転がっているなど、既にカオス状態に。

この時は『モータルコンバットX』『ハイパーストリートファイター2』『アルカナハート』が稼働していました。

戦士には休息も必要

ガチ部屋の中心にはコタツが設置されています。

一見、戦士たちのオアシスと見せかけといて……。

安心してください。ちゃんとPS4+モーコンXが稼働していますよ。

ガチ部屋に休息などないッッ!!

これぞ孔明の罠。

そして、家族のいる自宅でプレイするのはちょっとはばかられるかもしれない、『アルカナハート』も……。

ガチ部屋だから恥ずかしくないもん!

深イイ話!?

さらに、ガチ部屋では日々熱いドラマだけでなく、名言も生まれています。

(パチスロ雑誌を読みながら)

「仕事してる奴は底辺」。

意識たけぇ……。

対戦してるとお腹もすくよね

鍋+寿司+焼き鳥+金麦とは、なかなかにゴージャスなコンボ。

このガチ部屋では持ち込み自由。
ただし、ゴミは必ず各自で持ち帰ること。これ大事。


だって格ゲーが好きだから

ガチ部屋では月に一度、人を募って対戦会を行っています。
現在このガチ部屋でも人気の『モータルコンバットX』は、日本では売っていない海外のゲームということもあり、その魅力や入手方法、そして『とりコレ』なる基本コンボの書かれた小冊子もつくられていました。

このガチ部屋はごく一部の仲間内だけで楽しんで終わりではなく、「こんな面白いゲームがあるんだよ、だから皆で一緒にやろうよ」という強いメッセージも発しています。

ガチ部屋が発足して、まだわずか一ヶ月。
これからもさらに環境は充実していくことでしょう。
けど、この先に待ち受けるのは恐らくいいことばかりではなく、さまざまな問題が出てくることも予想されます。

しかしこのガチ部屋は、いわば熱き男たちの夢の実現。
格ゲーを心から愛する彼らならば、きっと幾多の困難も乗り越えていってくれるに違いありません。

男はいくつになっても童心に返る場所や、バカなことを言い合える仲間が必要なのです。

さあ、皆でもりあがろうよ!

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: あるのん) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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