伊藤博文も愛した老舗。歴史が語り継がれる、本場下関のふぐの味
【旅ブログキュレーションメディアHUGLOG(ハグログ)より寄稿】
熊本帰り、下関まで足を伸ばした理由は一つ。本場下関で、ふぐが食べたかったから! 下関で有名な春帆楼さんの本店へ伺いたかったのですが、かなり前から予約がいっぱい。春帆楼さんプロデュースの三宜楼茶寮さんへ。こちらは関門海峡を渡った福岡県門司にある歴史ある「三宜楼」の建物で春帆楼の伝統のふく料理が食べれるお店。2015年の秋にオープンしたばかり。歴史ある建物の雰囲気のある個室で楽しむふく料理。
ワイングラスで出てきた日本酒で乾杯して前菜を楽しんでいると・・・
運ばれてきました!!! ふくの薄造り。天然のとらふぐ。
ふぐフルコースで使われるふぐを全て天然にすると、コース1名分で5万円もしちゃうとのことで。さすがにそれは贅沢すぎるので、薄造りだけ天然でお願いしたよ。キラキラ輝くコリコリのふく刺し。食べるのがもったいない。でも、あっという間に食べちゃった。
薄造りは終わってもまだまだコースは続きます。衣までおいしいふぐのから揚げ。
そろそろひれ酒も飲みたいね~。なんてお酒は冷酒からひれ酒に。おいしい。
このふぐのヒレのカットにこだわりがあって、おいしいひれ酒ができるんだって。ふぐちり鍋は仲居さんがきれいに作ってくれました。
グツグツ煮出さない、きれいな出汁のままの上品なふぐちり。
そして、とーっても楽しみにしていた一品。ふぐの白子蒸し。
口の中でとろーっととろけた!!! やっぱり白子、大好きです。最後はこれまた上品なふぐ雑炊を作ってくださって、濁りのないすっきりした味のふぐ雑炊。
お食事のあと、歴史的建造物である三宜楼の建物内を案内していただいて、これもまた歴史を感じる素敵な時間でした。
春帆楼さんは初代内閣総理大臣の伊藤博文さんも愛したという老舗ふぐ料理店。いつか本店もお邪魔してみたいけど、春帆楼三宜楼茶寮もとっても素敵な空間でした。とらふぐ食べて、たらふく。大満足なふぐの夜でした。
[寄稿者:megumin]
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