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『Skype』より格安と話題! 『Gmail』の電話機能『Google Voice』を使ってみた

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昨日、『Gmail』の固定電話&携帯電話への通話機能『Google Voice』が新たに38か国語に対応し「数日中に日本でも使えるようになる見通し」とお伝えしましたが、ついに私のアカウントにも“電話マーク”が現れました! 『Skype』より安いという『Google Voice』の使い心地はどんなものか、さっそく使ってみたのでレポートします。

『Google Voice』の特徴は、基本料や接続料が加算されないこと(VATは別途)。また、通話機能が他社と比較して格段に安いことです。利用するには、まず『voice and video plug-in』をインストールし、『Gmail』左メニューのチャット欄に「電話をかける」マークが現れるのを待ちます。

「電話をかける」マークをクリックすると「Gmailから電話をかける」ウィンドウが表示され、仕組みと料金、緊急電話に関する注意事項への同意を求められます。『Google Voice』は固定電話からの電話を受けることもできるようなのですが、今のところ日本国内での対応は行きわたっていません。こちらも追って対応が進むものと思われます。

「同意」をクリックすると、ダイヤルパッドが現れます。通話するには、まずクレジットを購入しなければいけません。クレジットの購入はGoogleのオンライン決済代行サービス『Google checkout』で行います。ダイヤルパッドの「$0.00」をクリックし、ドロップダウンメニューから「料金」を選択すると『Google checkout』に移動するのでログインします。

クレジットの購入は$10から。利用する通貨は、米ドルカナダドル、英ポンド、ユーロの4種類から選択可能ですが、今は円高ドル安ですので米ドルを選びました。

支払情報を入力します。国、カード番号、有効期限、住所、請求先住所、カード名義人、電話番号を入力し、利用規約に同意すると購入は完了。『Google Voice』で$10分の通話ができるようになります。$10ドルは約790円(2011年8月4日現在)、『Google Voice』から携帯電話へは$0.11/分、固定電話へは$0.02/分ですから、これで日本国内の携帯電話に約90分、固定電話へ500分も通話できる計算になります。

さっそく、友達の携帯電話に電話をかけてみます。通話音質は、携帯電話同士の通話よりやや落ちる印象ですが特に問題はないレベル。ただ、電話番号が「非通知」でかかってしまうのが残念でした。『Google Voice』への着信対応と併せて、このあたりもそのうち改善されるのではないかと期待しています。

ここで改めて『Skype』の通話料金をチェックしてみましょう。『Skype』では『プリペイド』の料金は、固定電話3.7円/分、携帯電話20.1円/分。『月額プラン』の場合はもう少しお得で、固定電話のみのプラン500円/月を購入すると1.25円/分、固定電話+携帯電話のプラン1600円/月を購入すると携帯電話への13.3円/分になります。ただし、『Skype』の月額プランは翌月に繰り越せないため、使用状況によっては損をしてしまうリスクがあります。

使い慣れた『Skype』から、すぐに『Google Voice』にすべて乗り換えるかと言われると微妙なところもありますが、この通話料金の安さはやはり魅力です。『Gmail』を常時立ちあげている人も多いでしょうし、ここで電話もできるとなると正直言って便利ですよね。しかも、クレジット購入の際に『Google checkout』を利用することになり、ますますGoogleサービスに深入り(?)してしまうというわけです。電話というリアルなツールを取り込むことで、ソーシャルネットワーク界の競争でGoogleは一歩前に出るのかもしれません。
 

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記者:

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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