Do As Infinity 解散に復活……その歴史に翻弄されながらも逞しく育ってきた「For the future」の今を公開

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Do As Infinity 解散に復活……その歴史に翻弄されながらも逞しく育ってきた「For the future」の今を公開

 2015年9月29日に16周年を迎えたDo As Infinity。今までリリースしたシングル作品の中から厳選した16曲をメンバー2人だけでリアレンジ、再録音し、16週連続配信するプロジェクトを進行中だが、その第12弾「For the future [2 of Us]」が1月6日にリリースされた。

Do As Infinity レコーディング写真一覧

 同曲のオリジナルは、2005年1月19日にリリースした19thシングル(日本テレビ系『スポーツうるぐす』テーマソング)。大渡 亮(g)は当時のインタビューで「かなりポジティブなメッセージが合いそうだっていうイメージをレコーディングの時から持っていて、お客さんにライブで、さらに楽しんでもらえるようなメッセージを書きたいなと思った歌なんですよね」と語っていたが、前向きなフレーズを突き抜けたアッパーチューンで叩き付けるという、Do As Infinityの王道とも言えるナンバーだ。

 なお、Do As Infinityは、これだけのポジティブナンバーを発売した同年の秋に解散してしまったが、2009年に復活。これによって説得力の増した For the future」を近年のライブでは堪能できたが、今回の「For the future [2 of Us]」ではアコースティックアレンジでありながら歌もギターもより開放感に溢れており、「誰だって一度は大空を飛べるさ 今日から君の限界目指せ For the future」といったポジティブなメッセージもダイレクトに突き刺さってくる。

 Do As Infinityの歴史に翻弄されながらも、その名の通り未来に向かって逞しく育ってきた「For the future」の今がここに収められている。

◎伴 都美子(vo)コメント
今回初めてアコースティックで歌ってみて、このさきアコースティックライブをやるときに「あ、この曲も出来るな」って思いました。逆に「なんで今までやってこなかったんだろう?」って思うぐらいよくハマってて。やっぱりアコースティックってなるとバラード曲を選ぶ事が多いんですけど、今後は「For the future」のアッパーな感じも積極的にアコースティックで歌えたらなと思います。

◎大渡 亮(g)コメント
「タンタンタタタン」っていう三三七拍子みたいなものがずっと鳴ってたら、非常にこの曲をサポートするんじゃないかなと思い、サビもハンドクラップを入れたいぐらいだったんですけど、「タンタンタタタン」を軸に作ろうと決めて。やっぱり曲にひとつの土台を盛り込むときに、そこに強い想いがあれば大体間違わないんですけど、これはおぼろげながらも「成立するだろう」と思って臨んだら正解だったパターン。「タンタンタタタン」をこれでもかってぐらい強調した結果、AメロとBメロとサビのコントラストが凄くついて、アコースティックギターだけだけど、場面展開が出来てる。あと、これも「遠くまで」と同じような転調のリズムソロみたいなギターソロだったのですが、アコギだけでやるとなると間が持たないと思って、コード進行のアプローチを変えております。ちょっとメロウな感じなんですけど、良いものになったなと感じてます。

TEXT&Interviewer:平賀哲雄

◎配信「For the future [2 of Us]」
2016/01/06 RELEASE
※iTunes、mora、レコチョク、ドワンゴ、mu-moなど各配信サイトにて配信

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