【ピポトレ】2分でO脚を治す! 脂肪が燃焼しやすい身体を作るヒミツのトレーニング
デスクワーカーの身体をメンテナンスする『ピポトレ』です! 今回のテーマは「O脚を治し脂肪が燃焼しやすい身体を作る」トレーニング。たった2分間で、本当に膝の間が狭まりO脚が改善する即効性の高さで、多くの人を驚かせてきたピポトレの秘技(?)です。実際、続けているうちにひどいO脚が治り、キレイなまっすぐ脚になった人もいるんですよ。トレーニングの前と後に、自分のO脚度をチェックして効果を確かめてみてください。
腰痛・肩コリの原因になるO脚を治す!
日本人の歩き方や生活習慣では、脚の外側の筋肉を鍛える動きが多いわりに内側の筋肉はあまり使われないため年齢とともにO脚になりがち。O脚はひどくなると骨盤の歪みを生じさせ、ついには腰痛や肩コリの原因になります。今回の『ピポトレ』は、たった2~3分で自力でO脚を治せるという非常に即効性の高いトレーニング。1回やるだけで、O脚の改善を確認できますし腰周りがスッキリするのを感じられます。
1. つま先を“八の字”にして立つ
まず、両腕を肩の高さまで持ち上げて両手の指先をかるくつけ、脚を肩幅の1.5倍に開きつま先をグッと内側に入れて“八の字”にします。次に、胸を張るようにして姿勢を整えて、骨盤を内側にクッと入れて十分に右膝を巻き込んでいきます(姿勢が右に傾かないように注意)。右足裏の内側に体重を乗せて、太股の内側の内転筋に効いてくるのを意識してみましょう。
2. 体重の乗っているポイントを確認
胸をしっかり張って姿勢を整えてから、左膝をまっすぐに伸ばして左足裏の外側に体重をかけます。この段階で、左ふくらはぎの側面から後ろ側がグッと伸びているのがわかると思います。つま先の八の字が崩れていないかをチェックし、右足裏の内側、左足裏の外側それぞれに体重が乗っているのを感じてみてください。
3. ゆっくりと左後方へ上体をねじり20秒静止
姿勢をキープしたまま、左側にゆっくり上体をねじっていきます。ゆっくりと視線を後ろ側に移動させながら、そこに身体がついていくイメージでやってみましょう。左ふくらはぎの側面と後ろ側が、さきほどよりもグーッと伸びていきます。「これ以上は無理!」というポイントでふーっと息を吐いて20秒静止してください。
4. 顔だけ戻して20秒姿勢をキープ
20秒経ったら、ゆっくりと視線を前に戻して「顔だけ」を戻してまた20秒静止。ドヤ顔でぐっと前を向くようなイメージでしっかり姿勢をキープ。終わったらゆっくりと姿勢を戻します(急激に動いて筋肉を痛めないように注意してください)。左右反転して同じ動きを行ってください。
骨盤への刺激はアンチエイジングにも効く!
ふくらはぎは、血流と筋肉のポンプとしての役割があります。今回のトレーニングは、ふくらはぎ側面から後ろ側の筋肉に働きかけることで、O脚を直し骨盤を矯正しながら腰痛も解消するという、非常に効率的かつ即効性の高いものです。また、骨盤を刺激することで“成長ホルモン”の分泌も促されます。成長ホルモンは、20歳を越えてからは「若さを保ち」「脂肪を燃焼させる」ために使われています。
朝の出勤前やウォーキングなどの運動をする前にこのトレーニングを行うと、脂肪の燃焼率も高まります。いつもより5分早めに起きて、このトレーニングをしてから出かければ、無理なくスリムアップできるうえに、アンチエイジングにも効果アリ! だそうですよ。
<注意すること>
膝を曲げ骨盤を内側に巻き込むイメージ(姿勢を傾かせない)
つま先を内側に向けてキープする
両足裏への体重の乗せ方を意識する
無理しない範囲でゆっくり行う
<今回のトレーニングレシピ>
トレーニング道具:なし
トレーニング費:0円
トレーニング時間:2~3分
ピポサワ博士(宮崎 要輔)プロフィール
トレーニング整体師。「ほめる、しかるではなく“感動”させる」「できる人の“できる感覚”をできない人に翻訳する学びあい」などの教育理論を13年以上かけて熟成し、独自のスポーツ科学理論によってあらゆる年齢層を対象に整体トレーニング指導を行っている。ピポサワ式トレーニングでは、ふだんの日常生活が自然とトレーニングになるオリジナルの運動メニューを約2000種類用意。「いつでもどこでも誰にでも楽しめて効果がある」と京都を中心にファン急増中である。
トレーニングに関する質問・リクエストは下記Facebookページまでどうぞ。
http://www.facebook.com/piposawa
モデル協力:にんにん(鴨川ウォーキング大学)
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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